こちらのほうは本当に長らく更新してませんでした。やはり二つのブログは無理っすね。中身変えられたらいいんだろうけど、そんな暇もないしね。かといって同じ内容を書いてても仕方ないしね。更新はいまやほとんどこちら
⇒http://d.hatena.ne.jp/tetorapot/
でおこなっておりますので、こちらを見ていただきたいと思います。
この二週間で変わったことと言えば「デビルマン」の那須さんが死んだことぐらいですか。やはり皆さん、安易に氏ねとか言ってはいけませんよ。本当に死んだ時に自分がとても悪いことしたような気になりますから。私は「デビルマン」は見てません。駄目だろうなと思った映画は見ない方がいいと思います。人生は短いですし、使えるお金も限られてます。「キャシャーン」を見た時に本当にそう思いました。もう若くはありませんしね。まあ東映、無名の役者主演、監督脚本が夫婦と言う時点で見に行く気はなかったんですが、よく考えれば私は原作も嫌いだったんです。読んだあとにすごく嫌な気分になった。別に飛んだりはねたりする漫画は描けとは言いませんが読後感が最悪な漫画は嫌いだ。
それから電車男ですか。。これ、大嫌いだけど別に私のテリトリーに入ってこない限りはどうでもよかったんですが、映画化ってなんですか。で、また東宝ですか。山田孝之?イメージだとしたら佐野史朗に決まってるやんけ。で、エルメスとか言う勘違い女はオセロの中島!それでも過大評価しすぎで本当は北陽の不細工な、ぬりかべみたいな女みたいなのが実物です。中谷美紀に似てるってあんた。。当初は緒川たまきって言うてたやん。それにそれはただ2ちゃんねらーが言ってただけで本人曰くは「ムーミンに似てる」。。。どこをどう勘違いしたら、中谷美紀にたどりつくのか。
ちなみに私がぴったりと思う電車男の俳優さんは武沢宏さんだ!この人はチュンソフトの「街」というゲームに出てた俳優さんで元大人計画の人だ。青虫というオタクを演じていたその姿、俺は覚えているぞ。写真は下記のサイト、参照
↓ ↓ ↓
http://www.matsuosuzuki.com/almond/profile_a.html
それからエルメスに本当にぴったりなのは芳賀ゆいだと思います。
どうでもいいけど、あんまりつまらん映画ばっか作ってると本当に見捨てちゃうぞ、日本映画。(山口節生先生風)重松清もつまんねー嘘話の片棒かついでんじゃねーや、バカ!!
⇒http://d.hatena.ne.jp/tetorapot/
でおこなっておりますので、こちらを見ていただきたいと思います。
この二週間で変わったことと言えば「デビルマン」の那須さんが死んだことぐらいですか。やはり皆さん、安易に氏ねとか言ってはいけませんよ。本当に死んだ時に自分がとても悪いことしたような気になりますから。私は「デビルマン」は見てません。駄目だろうなと思った映画は見ない方がいいと思います。人生は短いですし、使えるお金も限られてます。「キャシャーン」を見た時に本当にそう思いました。もう若くはありませんしね。まあ東映、無名の役者主演、監督脚本が夫婦と言う時点で見に行く気はなかったんですが、よく考えれば私は原作も嫌いだったんです。読んだあとにすごく嫌な気分になった。別に飛んだりはねたりする漫画は描けとは言いませんが読後感が最悪な漫画は嫌いだ。
それから電車男ですか。。これ、大嫌いだけど別に私のテリトリーに入ってこない限りはどうでもよかったんですが、映画化ってなんですか。で、また東宝ですか。山田孝之?イメージだとしたら佐野史朗に決まってるやんけ。で、エルメスとか言う勘違い女はオセロの中島!それでも過大評価しすぎで本当は北陽の不細工な、ぬりかべみたいな女みたいなのが実物です。中谷美紀に似てるってあんた。。当初は緒川たまきって言うてたやん。それにそれはただ2ちゃんねらーが言ってただけで本人曰くは「ムーミンに似てる」。。。どこをどう勘違いしたら、中谷美紀にたどりつくのか。
ちなみに私がぴったりと思う電車男の俳優さんは武沢宏さんだ!この人はチュンソフトの「街」というゲームに出てた俳優さんで元大人計画の人だ。青虫というオタクを演じていたその姿、俺は覚えているぞ。写真は下記のサイト、参照
↓ ↓ ↓
http://www.matsuosuzuki.com/almond/profile_a.html
それからエルメスに本当にぴったりなのは芳賀ゆいだと思います。
どうでもいいけど、あんまりつまらん映画ばっか作ってると本当に見捨てちゃうぞ、日本映画。(山口節生先生風)重松清もつまんねー嘘話の片棒かついでんじゃねーや、バカ!!
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050219i104.htm
岡本喜八監督作品は私が日本映画を見始めた時によく見ていました。「大誘拐 RAINBOW KIDS」「近頃何故かチャールストン」「ジャズ大名」から始まり、「日本の一番長い日」「江分利満氏の優雅な生活」「独立愚連隊」「肉弾」とその映画手法に酔いました。特に「肉弾」は面白かった。東宝の正当派プログラムピクチャア監督としてアクションや時代劇、サスペンス、コメディと幅広い分野で傑作を残しました。、一方でATGなどでも低予算の一風変わった作品も多く撮りました。
私はどちらかというと「肉弾」や「ジャズ大名」「近頃何故かチャールストン」のような低予算作品の方が好き。2001年に遺作となった「助太刀屋助六」の公開記念でラピュタ阿佐ヶ谷で岡本喜八監督特集がありました。当時、仕事を辞めた直後で関西に帰る予定でして東京で最後に見たのが岡本喜八監督のデビュー作となった「結婚のすべて」でした。いろんな意味で感慨深い作品です。80年代以降は独立プロ方式で自分の家を抵当に入れて「大誘拐 RAINBOW KIDS」という大傑作を撮りました。その意気込みは本当に頭が下がるし監督の映画への愛も大いに感じられました。まあ。。全てが傑作であったわけではありませんが、(雑な展開でわやくちゃになった「殺人狂時代」や傑作と名高い「ああ爆弾」は私にはもうひとつだった。「助太刀屋助六」もつまんなかったなあ。。)私の最も好きな監督の一人でした。
お体も悪かったようでもしかして。。とも思ってましたが。。81歳というのは若死にではありませんがやはり惜しい。合掌。
岡本喜八監督作品は私が日本映画を見始めた時によく見ていました。「大誘拐 RAINBOW KIDS」「近頃何故かチャールストン」「ジャズ大名」から始まり、「日本の一番長い日」「江分利満氏の優雅な生活」「独立愚連隊」「肉弾」とその映画手法に酔いました。特に「肉弾」は面白かった。東宝の正当派プログラムピクチャア監督としてアクションや時代劇、サスペンス、コメディと幅広い分野で傑作を残しました。、一方でATGなどでも低予算の一風変わった作品も多く撮りました。
私はどちらかというと「肉弾」や「ジャズ大名」「近頃何故かチャールストン」のような低予算作品の方が好き。2001年に遺作となった「助太刀屋助六」の公開記念でラピュタ阿佐ヶ谷で岡本喜八監督特集がありました。当時、仕事を辞めた直後で関西に帰る予定でして東京で最後に見たのが岡本喜八監督のデビュー作となった「結婚のすべて」でした。いろんな意味で感慨深い作品です。80年代以降は独立プロ方式で自分の家を抵当に入れて「大誘拐 RAINBOW KIDS」という大傑作を撮りました。その意気込みは本当に頭が下がるし監督の映画への愛も大いに感じられました。まあ。。全てが傑作であったわけではありませんが、(雑な展開でわやくちゃになった「殺人狂時代」や傑作と名高い「ああ爆弾」は私にはもうひとつだった。「助太刀屋助六」もつまんなかったなあ。。)私の最も好きな監督の一人でした。
お体も悪かったようでもしかして。。とも思ってましたが。。81歳というのは若死にではありませんがやはり惜しい。合掌。
今日、紹介するのは森崎東監督の「ニワトリはハダシだ」。森崎東監督の6年ぶりの新作です。山田洋次と並んで松竹の喜劇映画の旗手と呼ばれ、ファンも多い監督です。
山田洋次との関係も深く「男はつらいよ」のテレビシリーズと映画版第一作は二人の共同脚本にもなっていますし、三作目の「男はつらいよ フーテンの寅」も監督しています。(「男はつらいよ」で山田洋次が監督しなかったのは三作目と四作目の「新・男はつらいよ」の二作品。ちなみに四作目はテレビシリーズで演出を担当した小林俊一が監督。両作品とも不入りだったため、打ち切りも検討されたが山田監督が再びメガホンを取った「望郷編」が大ヒットになったために山田監督でシリーズ化が決定した。)二本立てで上映されるプログラムピクチャアの監督で古巣の松竹を中心に東映、独立プロを転々として活動しています。今回の「ニワトリはハダシだ」も独立プロでの作品です。
1927年生まれで御年78歳。2月13日に第七藝術劇場でやったトークショーを見てきたが、「今回の映画は若い女性がたくさん来てくれた。実にうれしい」とはしゃいでて、真に元気な爺さんです。
海が見える町、舞鶴。少年サム(浜上竜也)は知的障害を持ちながらも元気に毎日を暮している。潜水夫のチチ(原田芳雄)と二人暮らしで施設に通っていた。チチはサムの将来を案じ、サムに潜水の仕事を覚えさせようとしていたが、サムは隙を見て逃げてしまう。逃げた先はわかっている。隣町に住むハハ(倍賞美津子)の家だ。チチとハハはサムの教育方針をめぐって妹の千春(守山玲愛)を連れて別居してしまったのだ。せっかくのサムの誕生日にも喧嘩をしてしまうチチにサムはうなり声をあげる。
ハハは在日朝鮮人。ハハの母(李麗仙)は戦後すぐに朝鮮半島に帰ろうと船に乗り込んだが船が爆発沈没してしまった。世に言う浮島丸事件である。彼女は奇跡的に助かり、舞鶴に住み続けた。人種のことを話したハハにチチは「何人だろが、かまへん。ニワトリはハダシや!」と叫んで結婚をしてしまった。「ニワトリはハダシだ」は東北の民謡にある言葉で「わかりきったことのたとえ」といいう意味である。
その頃、地元警察署では大きな事件が起こっていた。新検事長への昇任を目前とした灰原検事(岸部一徳)のベンツが盗まれたのである。このベンツは舞鶴の暴力団、重山組の重山組長(笑福亭松之助)から贈られたもので、車の中には検察の汚職事件の証拠となる帳簿が入っていたのだ。大阪府警から派遣された“もやし”刑事の立花(加瀬亮)は地元の暴力刑事の丹波(塩見三省)と車の捜索に向かう。一度見たものは何でも記憶してしまう特技を持つサムが車の絵を書きながら、盗まれたベンツのナンバーを繰り返しつぶやいているのに気づいた立花はロシア人の窃盗グループによって車を盗まれたことを突き止める。ところが困ったことにサムが覚えていたのはナンバーだけではなかった。中の帳簿の数字もばっちり覚えていたのだ。。。警察に連れて行こうとする立花の前に立ちふさがったのは施設の直子先生(肘井美佳)。実は彼女は立花の上司で今回の事件を担当している桜井(石橋蓮司)の娘だったのだ。。
自分でストーリーを書いてても混乱しそうになるぐらいに人物関連図が複雑。実は灰原を告発しようとしている検事もいて(大阪高検の三井がモデルか?)登場人物は多い。脚本の近藤昭二さんが言うようにシーンのすべてが“係り結び”になってるんで伏線がぐちゃぐちゃになるので、かなりストーリーはわかりにくい。が、そうした欠点を吹っ飛ばす勢いがこの映画にあります。片時も静かなシーンがなく、常に誰かが動き、喋っている。山根貞男氏が森崎映画を「宴会映画」と称したのは本当で画面全体からざわざわとした雰囲気が伝わってくるのだ。監督の映画にかける情熱がスクリーンを通して観客をとらえようとしている。なんか見ててすごく楽しくなってくるのだ。
サムを演じた浜上竜也がいい。天衣無縫に走りまくり、船からウンコして、大いに笑い、泣いて、うなり声もあげる。うなるときにすっごい目をしてるのだ、この子。妹役の守山玲愛ちゃんもとろけるようにかわいい。この作品がデビューになる肘井美佳。目をくるくる回してみたり、お酒を飲んで逆立ちしてみたり、派手にコケてみたり(本気でコケたみたい)と涙を目にためて怒鳴ったりとスクリーンをところ狭しと走り回る姿はとっても魅力的。それに対して受けの芝居に回った加瀬亮。ぼんやりとしているようでもどこか芯が強い新人刑事を好演。バンドエイドを貼ってくれた直子の顔をのぞきこんで「うん。俺も喜ぶ。」としれっと言ってしまうシーンも好きだ。
塩見三省の暴力的なドキュン刑事っぷりも笑えた。本気で殴ってるな、あれは。この人を年寄り扱いするのにはためらいがあるが、原田芳雄ももう65歳。そうとは思えないほどの力強い肉体と野太い声はさすが。役者の鑑か。倍賞美津子も婆さんの役柄が増えたけど、相変わらずにパワフルだ。「うちの旦那や、あんたに関係ない」と直子の頬をぶったたくシーンにはドキッとした。元気な年寄りと言えば、今年80歳になる笑福亭松之助。いつもは少しの出演が多いが珍しく今回は出ずっぱりで食えない組長を楽しげに演じていました。
少々の体制批判を味付けに基本は家族を描いた泥臭いコメディ。ちょっと感覚的に古いなと思うところもあるが、丁寧に撮っています。ラストに近づくにつれてわやくちゃになりますが、それもご愛嬌。ちなみにサムが海にするウンコですがもちろん、本物ではありません。作り物です。担当した美術の人(女性)は考えて20個近くも模造ウンコを作ったそうです。たかがウンコと言うなかれ、トークショーによるとウンコは森崎映画に必ず出てくるそうな。しかしトークショーの半分以上がウンコの話て。。なお森崎監督は次回作に向けて早くもロケハンに出かけているそうです。今度の舞台は尼崎。待ちましょう、待ちましょう。
監督:森崎東 製作総指揮:志摩敏樹 脚本:近藤昭二、森崎東 音楽:宇崎竜童、太田恵資、吉見征樹 撮影:浜田毅 美術:磯見俊裕
キャスト:肘井美佳、石橋蓮司、余貴美子、加瀬亮、浜上竜也、守山玲愛、河原さぶ、不破万作、岸部一徳、柄本明、三林京子、露の五郎、塩見三省、李麗仙、原田芳雄、倍賞美津子、笑福亭松之助
ホームページ
→http://hadasi.jp/
完全復活。ガンガン書いていきます。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
http://blog.with2.net/link.php/31960
山田洋次との関係も深く「男はつらいよ」のテレビシリーズと映画版第一作は二人の共同脚本にもなっていますし、三作目の「男はつらいよ フーテンの寅」も監督しています。(「男はつらいよ」で山田洋次が監督しなかったのは三作目と四作目の「新・男はつらいよ」の二作品。ちなみに四作目はテレビシリーズで演出を担当した小林俊一が監督。両作品とも不入りだったため、打ち切りも検討されたが山田監督が再びメガホンを取った「望郷編」が大ヒットになったために山田監督でシリーズ化が決定した。)二本立てで上映されるプログラムピクチャアの監督で古巣の松竹を中心に東映、独立プロを転々として活動しています。今回の「ニワトリはハダシだ」も独立プロでの作品です。
1927年生まれで御年78歳。2月13日に第七藝術劇場でやったトークショーを見てきたが、「今回の映画は若い女性がたくさん来てくれた。実にうれしい」とはしゃいでて、真に元気な爺さんです。
海が見える町、舞鶴。少年サム(浜上竜也)は知的障害を持ちながらも元気に毎日を暮している。潜水夫のチチ(原田芳雄)と二人暮らしで施設に通っていた。チチはサムの将来を案じ、サムに潜水の仕事を覚えさせようとしていたが、サムは隙を見て逃げてしまう。逃げた先はわかっている。隣町に住むハハ(倍賞美津子)の家だ。チチとハハはサムの教育方針をめぐって妹の千春(守山玲愛)を連れて別居してしまったのだ。せっかくのサムの誕生日にも喧嘩をしてしまうチチにサムはうなり声をあげる。
ハハは在日朝鮮人。ハハの母(李麗仙)は戦後すぐに朝鮮半島に帰ろうと船に乗り込んだが船が爆発沈没してしまった。世に言う浮島丸事件である。彼女は奇跡的に助かり、舞鶴に住み続けた。人種のことを話したハハにチチは「何人だろが、かまへん。ニワトリはハダシや!」と叫んで結婚をしてしまった。「ニワトリはハダシだ」は東北の民謡にある言葉で「わかりきったことのたとえ」といいう意味である。
その頃、地元警察署では大きな事件が起こっていた。新検事長への昇任を目前とした灰原検事(岸部一徳)のベンツが盗まれたのである。このベンツは舞鶴の暴力団、重山組の重山組長(笑福亭松之助)から贈られたもので、車の中には検察の汚職事件の証拠となる帳簿が入っていたのだ。大阪府警から派遣された“もやし”刑事の立花(加瀬亮)は地元の暴力刑事の丹波(塩見三省)と車の捜索に向かう。一度見たものは何でも記憶してしまう特技を持つサムが車の絵を書きながら、盗まれたベンツのナンバーを繰り返しつぶやいているのに気づいた立花はロシア人の窃盗グループによって車を盗まれたことを突き止める。ところが困ったことにサムが覚えていたのはナンバーだけではなかった。中の帳簿の数字もばっちり覚えていたのだ。。。警察に連れて行こうとする立花の前に立ちふさがったのは施設の直子先生(肘井美佳)。実は彼女は立花の上司で今回の事件を担当している桜井(石橋蓮司)の娘だったのだ。。
自分でストーリーを書いてても混乱しそうになるぐらいに人物関連図が複雑。実は灰原を告発しようとしている検事もいて(大阪高検の三井がモデルか?)登場人物は多い。脚本の近藤昭二さんが言うようにシーンのすべてが“係り結び”になってるんで伏線がぐちゃぐちゃになるので、かなりストーリーはわかりにくい。が、そうした欠点を吹っ飛ばす勢いがこの映画にあります。片時も静かなシーンがなく、常に誰かが動き、喋っている。山根貞男氏が森崎映画を「宴会映画」と称したのは本当で画面全体からざわざわとした雰囲気が伝わってくるのだ。監督の映画にかける情熱がスクリーンを通して観客をとらえようとしている。なんか見ててすごく楽しくなってくるのだ。
サムを演じた浜上竜也がいい。天衣無縫に走りまくり、船からウンコして、大いに笑い、泣いて、うなり声もあげる。うなるときにすっごい目をしてるのだ、この子。妹役の守山玲愛ちゃんもとろけるようにかわいい。この作品がデビューになる肘井美佳。目をくるくる回してみたり、お酒を飲んで逆立ちしてみたり、派手にコケてみたり(本気でコケたみたい)と涙を目にためて怒鳴ったりとスクリーンをところ狭しと走り回る姿はとっても魅力的。それに対して受けの芝居に回った加瀬亮。ぼんやりとしているようでもどこか芯が強い新人刑事を好演。バンドエイドを貼ってくれた直子の顔をのぞきこんで「うん。俺も喜ぶ。」としれっと言ってしまうシーンも好きだ。
塩見三省の暴力的なドキュン刑事っぷりも笑えた。本気で殴ってるな、あれは。この人を年寄り扱いするのにはためらいがあるが、原田芳雄ももう65歳。そうとは思えないほどの力強い肉体と野太い声はさすが。役者の鑑か。倍賞美津子も婆さんの役柄が増えたけど、相変わらずにパワフルだ。「うちの旦那や、あんたに関係ない」と直子の頬をぶったたくシーンにはドキッとした。元気な年寄りと言えば、今年80歳になる笑福亭松之助。いつもは少しの出演が多いが珍しく今回は出ずっぱりで食えない組長を楽しげに演じていました。
少々の体制批判を味付けに基本は家族を描いた泥臭いコメディ。ちょっと感覚的に古いなと思うところもあるが、丁寧に撮っています。ラストに近づくにつれてわやくちゃになりますが、それもご愛嬌。ちなみにサムが海にするウンコですがもちろん、本物ではありません。作り物です。担当した美術の人(女性)は考えて20個近くも模造ウンコを作ったそうです。たかがウンコと言うなかれ、トークショーによるとウンコは森崎映画に必ず出てくるそうな。しかしトークショーの半分以上がウンコの話て。。なお森崎監督は次回作に向けて早くもロケハンに出かけているそうです。今度の舞台は尼崎。待ちましょう、待ちましょう。
監督:森崎東 製作総指揮:志摩敏樹 脚本:近藤昭二、森崎東 音楽:宇崎竜童、太田恵資、吉見征樹 撮影:浜田毅 美術:磯見俊裕
キャスト:肘井美佳、石橋蓮司、余貴美子、加瀬亮、浜上竜也、守山玲愛、河原さぶ、不破万作、岸部一徳、柄本明、三林京子、露の五郎、塩見三省、李麗仙、原田芳雄、倍賞美津子、笑福亭松之助
ホームページ
→http://hadasi.jp/
完全復活。ガンガン書いていきます。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
http://blog.with2.net/link.php/31960
☆新型パソコン買いました!VAIOのデスクトップで今年の春の新型モデルです。パソコンなんてえもんは出会いですな、まさにパソコンが私を呼んだという感じで一目見て気に入りましたよ。いろんな家電量販店を回って店員さんから値段を教えてもらい、他店でその値段を出しての交渉。うちの近所では他系列の家電量販店の殴りこみがあって熾烈な値引き競争が行われていたので交渉は面白いように成功。当初の値札に書いてあった値段よりもかなり安く買うことができました。まあ。。機能は最新とは言いがたいのですがDVDが見れて普通にネットできればまあOKかな、という感じです。
☆昨今、めっきり更新が減っていますが2月は更新します!とだけでも書いておかないとどんどん減っていくアクセス数に歯止めがきかんですしね。
☆予定としては「2005年度版やましろ映画事情」と「キネマの星座推奨映画100」をぼちぼちやっていきます。特に推奨映画100は昨年の4月に企画してそのままになってますしね。。少しずつでもやっていきます。昨年度の短評をまず完成させねばならんのですが、映画の感想もぼちぼち書いていきます。現在公開されている作品を書いていくのが本筋なんでしょうが、どうにも筆は進まぬ。「パッチギ!」「レイクサイドマーダーケース」
あたりがその候補ですが、もうすぐ公開終わっちゃうしな。。チャウ・シンチー特集で「カンフーハッスル」か「食神」はどっちかを書きます。。それから今週末に見た黒澤の「野良犬」、八海事件をモチーフにした「真昼の暗黒」も書きたいなあ。。時間かかりますしね、感想は。
☆昨今、めっきり更新が減っていますが2月は更新します!とだけでも書いておかないとどんどん減っていくアクセス数に歯止めがきかんですしね。
☆予定としては「2005年度版やましろ映画事情」と「キネマの星座推奨映画100」をぼちぼちやっていきます。特に推奨映画100は昨年の4月に企画してそのままになってますしね。。少しずつでもやっていきます。昨年度の短評をまず完成させねばならんのですが、映画の感想もぼちぼち書いていきます。現在公開されている作品を書いていくのが本筋なんでしょうが、どうにも筆は進まぬ。「パッチギ!」「レイクサイドマーダーケース」
あたりがその候補ですが、もうすぐ公開終わっちゃうしな。。チャウ・シンチー特集で「カンフーハッスル」か「食神」はどっちかを書きます。。それから今週末に見た黒澤の「野良犬」、八海事件をモチーフにした「真昼の暗黒」も書きたいなあ。。時間かかりますしね、感想は。
2004年度外国映画ベスト
2005年1月15日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと
☆ちょっとだけ復活。洋画のベストをやっておきます。
評価対象の映画はこちら
http://diarynote.jp/d/28556/20041229.html
2004年の洋画は韓国映画、香港をはじめとしてアジア勢の健闘が目立ちましたね。では早速、ベスト10から。
1位:殺人の追憶 3/27 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
→かろやかなテンポで快調に飛ばした秀作。最後まで息が抜けない。
2位:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 3/16 TOHOシネマズ高槻 スクリーン7
→映画が好きであろうとなかろうと同時代を生きるものはこれを見ておかないといかんでしょう。
3位:インファナル・アフェア 無間序曲 10/5 MOVIX京都シアター5
→前作よりもキャラクターを鮮やかに浮かび上がらせ、見事に描ききった秀作。スター抜きでもここまでやれる。
4位:スパイダーマン2 7/19 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
→アクション映画としての要素に加え、ヒーローは何故、ヒーローなのかという命題に真剣に取り組んだ大傑作。続編も本当に楽しみ
5位:ラブ・アクチュアリー 3/23 京極東宝3
→ストーリーよし、俳優よし、音楽よしで100%楽しめる快作。
6位:グッバイ、レーニン 2/22 恵比寿ガーデンシネマ1
→ドイツ国民にとってのサーガを爽快に描いている。
7位:Mr.インクレディブル 12/26 TOHOシネマズ高槻7
→従来のヒーローものに工夫を加えてピクサーが映画化。技術もさることながら、いつもながらきっちりとした世界観で丁寧に描いているところが好感が持てる。
8位:子猫をお願い 7/2 ユーロスペース
→思春期から大人になる、踊り場にいる少女たちを描いた作品。青春の過酷さもしっかり踏まえている。
9位:ディ・アフター・トゥモロー 8/1 東宝公楽
→しっかりとした背景をつけて描いたアクション大作。この手の映画はあまり好きではないのですが、これはよかった。
10位:ほえる犬は噛まない 3/28 動物園前シネフェスタ4(Screen4)
→遊び心が満載に盛り込まれた楽しい映画。ペドゥナの可愛さが目立った。
☆残りは11位〜30位。いろんな作品があったんですねえ。。
11位:スクール・オブ・ロック 5/15 TOHOシネマズ高槻 スクリーン2
12位:シュレック2 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
13位:マッハ!!!!! 7/25 MOVIX京都シアター5
14位:オールド・ボーイ 11/6 TOHOシネマズ高槻5
15位:SAW 10/31 TOHOシネマズ高槻1
16位:品行ゼロ 8/29 第七藝術劇場(シネマコリア)
17位:白いカラス 7/17 シネフェスタ4
18位:スーパーサイズ・ミー 12/29 京都シネマ1
19位:シルミド 6/5 MOVIX京都シアター7
20位:ミスティック・リバー 1/25 MOVIX京都シアター2
21位:ウォルター少年と夏の休日 7/25 MOVIX京都シアター6
22位:トロイ 5/15 TOHOシネマズ高槻 スクリーン2
23位:ビッグフィッシュ 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
24位:ツインズ・エフェクト 3/3 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
25位:華氏911 8/21 ガーデンシネマ梅田1
26位:21グラム 6/13 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
27位:ヴァン・ヘルシング 8/28 TOHOシネマズ高槻3
28位:モンスター 10/16 MOVIX京都シアター2
29位:列車に乗った男 8/22 みなみ会館
30位:ニューオーリンズ・トライアル 2/7 京極東宝3
☆ワーストですが2004年は取り立ててひどい作品はありませんでしたのでつまらんかったなあという作品を10本だけ並べておきます。見ている作品自体が少ないですからねえ。。自分にあわないと思う作品はもうほとんど見てないからこんな感じですね。
ハリーポッターとアズカバンの囚人 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
25時 2/23 恵比寿ガーデンシネマ2
レディ・キラーズ 5/23 TOHOシネマズ高槻 スクリーン4
→これは期待はずれだったなあ。。
パッション 5/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
→やっぱつまらんで、これ。
carmen. 5/8 梅田ガーデンシネマ2
ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション 8/15 みなみ会館
N.Y.式ハッピー・セラピー 4/17 京極東宝3
TUBE 11/23 MOVIX京都シアター5
ホワイト・バレンタイン 8/19 みなみ会館
セイブ・ザ・ワールド 8/14 みなみ会館
☆昨年はミニシアターで上映されている外国映画は大阪でしかやってなかったので足が遠ざかっていました。今年は京都シネマもできたので、フランス映画やイギリス映画も見たいと思います。
☆視力矯正のためにコンタクト入れました。今日で三日目です。まだまだ完全復活には程遠いです。目、いたい。。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
とうとう、圏外落ち。。。
http://blog.with2.net/link.php/31960
評価対象の映画はこちら
http://diarynote.jp/d/28556/20041229.html
2004年の洋画は韓国映画、香港をはじめとしてアジア勢の健闘が目立ちましたね。では早速、ベスト10から。
1位:殺人の追憶 3/27 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
→かろやかなテンポで快調に飛ばした秀作。最後まで息が抜けない。
2位:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 3/16 TOHOシネマズ高槻 スクリーン7
→映画が好きであろうとなかろうと同時代を生きるものはこれを見ておかないといかんでしょう。
3位:インファナル・アフェア 無間序曲 10/5 MOVIX京都シアター5
→前作よりもキャラクターを鮮やかに浮かび上がらせ、見事に描ききった秀作。スター抜きでもここまでやれる。
4位:スパイダーマン2 7/19 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
→アクション映画としての要素に加え、ヒーローは何故、ヒーローなのかという命題に真剣に取り組んだ大傑作。続編も本当に楽しみ
5位:ラブ・アクチュアリー 3/23 京極東宝3
→ストーリーよし、俳優よし、音楽よしで100%楽しめる快作。
6位:グッバイ、レーニン 2/22 恵比寿ガーデンシネマ1
→ドイツ国民にとってのサーガを爽快に描いている。
7位:Mr.インクレディブル 12/26 TOHOシネマズ高槻7
→従来のヒーローものに工夫を加えてピクサーが映画化。技術もさることながら、いつもながらきっちりとした世界観で丁寧に描いているところが好感が持てる。
8位:子猫をお願い 7/2 ユーロスペース
→思春期から大人になる、踊り場にいる少女たちを描いた作品。青春の過酷さもしっかり踏まえている。
9位:ディ・アフター・トゥモロー 8/1 東宝公楽
→しっかりとした背景をつけて描いたアクション大作。この手の映画はあまり好きではないのですが、これはよかった。
10位:ほえる犬は噛まない 3/28 動物園前シネフェスタ4(Screen4)
→遊び心が満載に盛り込まれた楽しい映画。ペドゥナの可愛さが目立った。
☆残りは11位〜30位。いろんな作品があったんですねえ。。
11位:スクール・オブ・ロック 5/15 TOHOシネマズ高槻 スクリーン2
12位:シュレック2 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
13位:マッハ!!!!! 7/25 MOVIX京都シアター5
14位:オールド・ボーイ 11/6 TOHOシネマズ高槻5
15位:SAW 10/31 TOHOシネマズ高槻1
16位:品行ゼロ 8/29 第七藝術劇場(シネマコリア)
17位:白いカラス 7/17 シネフェスタ4
18位:スーパーサイズ・ミー 12/29 京都シネマ1
19位:シルミド 6/5 MOVIX京都シアター7
20位:ミスティック・リバー 1/25 MOVIX京都シアター2
21位:ウォルター少年と夏の休日 7/25 MOVIX京都シアター6
22位:トロイ 5/15 TOHOシネマズ高槻 スクリーン2
23位:ビッグフィッシュ 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
24位:ツインズ・エフェクト 3/3 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
25位:華氏911 8/21 ガーデンシネマ梅田1
26位:21グラム 6/13 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
27位:ヴァン・ヘルシング 8/28 TOHOシネマズ高槻3
28位:モンスター 10/16 MOVIX京都シアター2
29位:列車に乗った男 8/22 みなみ会館
30位:ニューオーリンズ・トライアル 2/7 京極東宝3
☆ワーストですが2004年は取り立ててひどい作品はありませんでしたのでつまらんかったなあという作品を10本だけ並べておきます。見ている作品自体が少ないですからねえ。。自分にあわないと思う作品はもうほとんど見てないからこんな感じですね。
ハリーポッターとアズカバンの囚人 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
25時 2/23 恵比寿ガーデンシネマ2
レディ・キラーズ 5/23 TOHOシネマズ高槻 スクリーン4
→これは期待はずれだったなあ。。
パッション 5/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
→やっぱつまらんで、これ。
carmen. 5/8 梅田ガーデンシネマ2
ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション 8/15 みなみ会館
N.Y.式ハッピー・セラピー 4/17 京極東宝3
TUBE 11/23 MOVIX京都シアター5
ホワイト・バレンタイン 8/19 みなみ会館
セイブ・ザ・ワールド 8/14 みなみ会館
☆昨年はミニシアターで上映されている外国映画は大阪でしかやってなかったので足が遠ざかっていました。今年は京都シネマもできたので、フランス映画やイギリス映画も見たいと思います。
☆視力矯正のためにコンタクト入れました。今日で三日目です。まだまだ完全復活には程遠いです。目、いたい。。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
とうとう、圏外落ち。。。
http://blog.with2.net/link.php/31960
☆キネ旬のランキングが今年も発表されました。
【日本】
1、誰も知らない
2、血と骨
3、下妻物語
4、父と暮せば(未見)
5、隠し剣鬼の爪
6、理由
7、スウィングガールズ
8、ニワトリはハダシだ(未見)
9、チルソクの夏(未見)
10、透光の樹(未見)
まあキネ旬らしいランキングですね。公開規模の少ない映画からそこそこ有名な作品まで幅広く、取り入れられていますね。見てない作品が4本もあるので、(「ニワトリはハダシだ」は関西未公開)何とも言い難いのですが「理由」があるのにはびっくりした。東京ぐらいしか公開されてないし、これは一種の宣伝やろうね。私はWOWOWで見てて、まあ割りと楽しめたけど幾分にも長すぎるぞ。「模倣犯」で原作とは全然違う映画に撮った森田芳光とは正反対にもう原作そのままで撮っててなんか不思議な感じな映画。
☆さて「キネマの星座」2004年日本映画ベストテンですが、こんな感じになりました。
1位:下妻物語 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
→濃いキャラクターを色鮮やかに並べて、奇想天外なストーリーを作っていく映画は数多くあるが、キャラクターに引っ張られて脱線して楽屋オチみたいな感じで終わる映画が多い。この映画の出色なのは、トンでもない世界を展開しながらも真っ当な青春映画になっていることだろう。ハイテンポで突っ走りながらもぶれることなく、撮りあげた監督の力量は凄い。
2位:血と骨 11/6 TOHOシネマズ高槻プレミアスクリーン
→金俊平という男を通じてその背中にうつる日本の戦後史までも取り入れた、崔洋一が綴ったサーガ。ビートたけしの役者としての魅力が精一杯に生かされた作品。
3位:きょうのできごと a day on the planet 4/10 MOVIX京都シアター7
→何気ない日常の生活を丁寧に切り取った作品。出てくる登場人物の全てが魅力的で楽しい群像劇になっている。演出にメリハリがあり、テンポが心地よい。
4位:レディ・ジョーカー 12/17 TOHOシネマズ高槻4
→徹底して抑えた演出で淡々とカットを積み重ねることで、「流されるままに生きている人間」を描いた見事な人間ドラマになっている。
5位:お父さんのバックドロップ 12/12 京都シネマ2
→大阪の下町を舞台にした泥臭い人間喜劇。ギャグをふんだんに取り入れて楽しい雰囲気がよく出てる。
6位:バーバー吉野 8/19 みなみ会館
→田舎を舞台にした、ふんわりとした不思議な感じの可愛らしい映画。もたいまさこが出色。
7位:ラブキルキル(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
→自分のことしか好きでない人たちが自分の幸せに向かって突撃して頭をごっつんこするような映画。津田寛治の怪演が楽しい。
8位:ふくろう 2/21 シアター・イメージフォーラム
→現役最高齢の新藤兼人が贈る、ドキドキのブラックコメディ。殺人を繰り返していく大竹しのぶが爽快。
9位:約三十の嘘 12/29 みなみ会館
→しゃべくりの積み重ねで、観客を惹きつけていく大谷監督の手法は健在。出てくるキャラクターがよく練りこまれている。CKBの音楽もぴったり。
10位:69 sixty nine 7/10 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
→クドカン脚本のぶっ飛ばし青春活劇。小ネタも適当に散りばめて飽きさせずに見させる工夫がされている。オープニングがポップでいい感じだ。
☆こうして挙げてみるとそれなりに傑作もあった2004年だったが、全体的に不満が残る年であった。その中でも「下妻物語」や「血と骨」のような作品が出てきたのは嬉しく思う。質的に言うと例年にはそんなに負けてないんだろうが、韓国映画に比べるとどうしても寂しくなってしまう。
☆映画を巡る状況も凄い勢いで変わりつつある。一時は大変に落ち込んだ日本映画だが、映像コンテンツの需要から外国映画よりも低予算に放映できる点を買われて、テレビ局が多くの映画を流すようになり、また自らでも作るようになった。一方、低予算のビデオ撮りの映画も増えてきた。文字通り、百花繚乱な状態で様々な映画が楽しめるような状況である。が、低予算のそうした「映画番長」シリーズや「刑事まつり」がかつて起こったような自主映画ブームにつながるか、というとやや疑問。というのも、東京以外のミニシアターが減少しており、地方ではそんなに盛り上がっていない印象を受けるからだ。こちらも配給側も含めた課題が山積だろう。DVDやレンタル、またはネット配信が中心になっているのかもしれないが、映画は映画館で見るものと思ってる私にはやや残念な感じが。テレビ局主導の映画作りは若者の日本映画アレルギーを治すには有効だが似たような作品ばかりなのが気になる。今年もまた日本映画にとって試行錯誤の年になりそうだ。今年は「ハウルの動く城」や「スチーム・ボーイ」のように鳴り物入りの期待される大作が少ないので、苦戦が強いられるだろう。なんか書いてるうちにぐだぐだになってきたので、これぐらいにしときます。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
どうにも40位あたりをうろうろ。。
http://blog.with2.net/link.php/31960
【日本】
1、誰も知らない
2、血と骨
3、下妻物語
4、父と暮せば(未見)
5、隠し剣鬼の爪
6、理由
7、スウィングガールズ
8、ニワトリはハダシだ(未見)
9、チルソクの夏(未見)
10、透光の樹(未見)
まあキネ旬らしいランキングですね。公開規模の少ない映画からそこそこ有名な作品まで幅広く、取り入れられていますね。見てない作品が4本もあるので、(「ニワトリはハダシだ」は関西未公開)何とも言い難いのですが「理由」があるのにはびっくりした。東京ぐらいしか公開されてないし、これは一種の宣伝やろうね。私はWOWOWで見てて、まあ割りと楽しめたけど幾分にも長すぎるぞ。「模倣犯」で原作とは全然違う映画に撮った森田芳光とは正反対にもう原作そのままで撮っててなんか不思議な感じな映画。
☆さて「キネマの星座」2004年日本映画ベストテンですが、こんな感じになりました。
1位:下妻物語 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
→濃いキャラクターを色鮮やかに並べて、奇想天外なストーリーを作っていく映画は数多くあるが、キャラクターに引っ張られて脱線して楽屋オチみたいな感じで終わる映画が多い。この映画の出色なのは、トンでもない世界を展開しながらも真っ当な青春映画になっていることだろう。ハイテンポで突っ走りながらもぶれることなく、撮りあげた監督の力量は凄い。
2位:血と骨 11/6 TOHOシネマズ高槻プレミアスクリーン
→金俊平という男を通じてその背中にうつる日本の戦後史までも取り入れた、崔洋一が綴ったサーガ。ビートたけしの役者としての魅力が精一杯に生かされた作品。
3位:きょうのできごと a day on the planet 4/10 MOVIX京都シアター7
→何気ない日常の生活を丁寧に切り取った作品。出てくる登場人物の全てが魅力的で楽しい群像劇になっている。演出にメリハリがあり、テンポが心地よい。
4位:レディ・ジョーカー 12/17 TOHOシネマズ高槻4
→徹底して抑えた演出で淡々とカットを積み重ねることで、「流されるままに生きている人間」を描いた見事な人間ドラマになっている。
5位:お父さんのバックドロップ 12/12 京都シネマ2
→大阪の下町を舞台にした泥臭い人間喜劇。ギャグをふんだんに取り入れて楽しい雰囲気がよく出てる。
6位:バーバー吉野 8/19 みなみ会館
→田舎を舞台にした、ふんわりとした不思議な感じの可愛らしい映画。もたいまさこが出色。
7位:ラブキルキル(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
→自分のことしか好きでない人たちが自分の幸せに向かって突撃して頭をごっつんこするような映画。津田寛治の怪演が楽しい。
8位:ふくろう 2/21 シアター・イメージフォーラム
→現役最高齢の新藤兼人が贈る、ドキドキのブラックコメディ。殺人を繰り返していく大竹しのぶが爽快。
9位:約三十の嘘 12/29 みなみ会館
→しゃべくりの積み重ねで、観客を惹きつけていく大谷監督の手法は健在。出てくるキャラクターがよく練りこまれている。CKBの音楽もぴったり。
10位:69 sixty nine 7/10 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
→クドカン脚本のぶっ飛ばし青春活劇。小ネタも適当に散りばめて飽きさせずに見させる工夫がされている。オープニングがポップでいい感じだ。
☆こうして挙げてみるとそれなりに傑作もあった2004年だったが、全体的に不満が残る年であった。その中でも「下妻物語」や「血と骨」のような作品が出てきたのは嬉しく思う。質的に言うと例年にはそんなに負けてないんだろうが、韓国映画に比べるとどうしても寂しくなってしまう。
☆映画を巡る状況も凄い勢いで変わりつつある。一時は大変に落ち込んだ日本映画だが、映像コンテンツの需要から外国映画よりも低予算に放映できる点を買われて、テレビ局が多くの映画を流すようになり、また自らでも作るようになった。一方、低予算のビデオ撮りの映画も増えてきた。文字通り、百花繚乱な状態で様々な映画が楽しめるような状況である。が、低予算のそうした「映画番長」シリーズや「刑事まつり」がかつて起こったような自主映画ブームにつながるか、というとやや疑問。というのも、東京以外のミニシアターが減少しており、地方ではそんなに盛り上がっていない印象を受けるからだ。こちらも配給側も含めた課題が山積だろう。DVDやレンタル、またはネット配信が中心になっているのかもしれないが、映画は映画館で見るものと思ってる私にはやや残念な感じが。テレビ局主導の映画作りは若者の日本映画アレルギーを治すには有効だが似たような作品ばかりなのが気になる。今年もまた日本映画にとって試行錯誤の年になりそうだ。今年は「ハウルの動く城」や「スチーム・ボーイ」のように鳴り物入りの期待される大作が少ないので、苦戦が強いられるだろう。なんか書いてるうちにぐだぐだになってきたので、これぐらいにしときます。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
どうにも40位あたりをうろうろ。。
http://blog.with2.net/link.php/31960
☆本当は1月の中旬にでもやる予定でしたが、続々とベストテンが始まってますので今週中に日本映画だけでもやっておきます。洋画は来週の木曜日、金曜日を考えています。
☆基準などについては1月1日に書いた日記の後段を参照にしてください。
http://diarynote.jp/d/28556/20050101.html
では今年もベスト20を始めたいと思います。
今年見た日本映画は168本でうち2004年に関西の劇場で封切された映画で私が劇場で鑑賞した日本映画は66本です。
評価対象映画は下記のアドレスのとおり。
http://diarynote.jp/d/28556/20041228.html
☆まずは11位から20位まで。
11位:海猿 6/28 イオンシネマ久御山7
→ストーリーに目新しさはないが、丁寧に作りこまれた佳作。伊藤英明を始めとする若手俳優の魅力でいい映画になっている。
12位:マインド・ゲーム 8/22 みなみ会館
→テンポよく、物凄くわかりやすいテーマをわかりやすく描いたぶっ飛ばしムービー。今田が「ぼくんち」に引き続いて好演。(声優だけど)
13位:問題のない私たち 5/22 第七藝術劇場
→中学生のイジメを正面斬って描いた作品。黒川芽衣や沢尻エリカもステキだが対比される駄目大人の勝村政信、野波麻帆も見事。
14位:誰も知らない 8/14 動物園前シネフェスタ4(Screen1)
→ギリギリにまでリアルを求める是枝の演出が際立った作品。地味ながら心に刺が残っていつまでもこの映画が気になってしまう。
15位:SURVIVE STYLE5+ 10/10 ナビオTOHOシネプレックス シアター6
→如何にして日本映画らしくない映画を撮るか、に中心をおいた、らしくない作品。前半のテンポのよさが後半にまで続いてたらベストテン入りだったのに。日本映画が嫌いな方にもこれなら大丈夫でしょう。神木隆之介君が大変に可愛らしい。
16位:笑の大学 11/7 TOHOシネマズ高槻1
→正直、全く期待してなかった稲垣が嬉しい誤算でなかなかよい演技をしていた。後半がちともたつくが、楽しい映画になっている。
17位:スウィングガールズ 10/11 TOHOシネマズ高槻4
→思いっきりベタなストーリーを違和感なく、クールにスマートで仕上げる才覚もたいしたものだが、日本映画を見ない人たちにも「面白そう」と思わせる雰囲気を持った映画に作り上げた矢口監督はプロデューサー的な能力も充分だと思う。これからもこの人の映画は楽しみ。
18位:ハウルの動く城 11/20 TOHOシネマズ高槻2
→はっきり言って中途半端な作品だし、本人も映画作りに飽きてきたのか、後半は完全に投げたような形になっている。が、それでも面白いし、もう一度見に行きたいなという気にさせる映画にしてるのは凄い。
19位:リアリズムの宿 6/26 テアトル梅田2
→山下敦弘の持ち味が充分に生かされた作品で爆笑の連続というより、くすくす笑いが劇場全体から巻き上がるような感じがたまらなく、好き。
20位:ユダ(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
→映画番長のリーダー的な存在である瀬々敬久が本気全開のフルスロットルで撮り切った作品。岡元夕紀子の魅力をしっかり惹き出して、光石研や三浦誠己をうまく使いこなした傑作。
☆続いてワースト。今年の日本映画は本当にひどい映画が多かったぞ。これは下に逝けば逝くほどひでえ作品。
15位:アップルシード 4/29 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
→絵は綺麗なんだけどストーリーが消化しきれてない。そんなんじゃ、21世紀のアニメは通用しない。
14位:丹下左膳 百万両の壺 10/11 MOVIX京都シアター7
→美術スタッフはいいが、演出が平凡
13位:世界の中心で、愛を叫ぶ 6/13 TOHOシネマズ高槻 スクリーン8
→よくできた映画なれどよくできすぎてさめた。
12位:花とアリス 4/22 みなみ会館
→これは私と岩井の映画があわないというだけです。
11位:ゴジラFINAL WARS 12/5 TOHOシネマズ高槻7
→映像云々よりも役者の演技にカット出せ
10位:スチームボーイ 7/17 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
→ぐだぐだなテンポでイライラしながら見たが一番気になったのはお父さんの髪型だ。
9位:Believer<ビリーバー> 7/3 渋谷シネ・ラ・セット
→ゆっくり作りこめばいい映画になったのに、焦るからこうなる。
8位:死に花 5/9 MOVIX京都シアター2
→このキャストでどうしてこんな映画なんだ。スタッフは万死に値する。
7位:青い車 12/20 梅田ガーデンシネマ1
→宮崎あおいと麻生久美子が出てる。それだけの四畳半映画。
6位:嗤う伊右衛門 2/14 動物園前シネフェスタ4(Screen3)
→えー俺には合わなかったというだけかもしれませんが、いい思い出がありません。
5位:アイディ&ティティ 4/23 大津京町滋賀会館シネマホール
→みうらじゅんはいい人です。え?作品はどうなんだって?。。だからあ、みうらじゅんさんはいい人なんだって。それより、おなかすかない?
4位:ニュータウン物語 5/8 シネ・ヌーヴォ
→ニュータウンを語りたいんじゃなくて、監督が故郷に錦飾りたいだけの映画です。四畳半どころか、二畳一間映画だな、こりゃ。
3位:イノセンス 3/11 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
→とりあえず、押井さんが人間嫌いであることがわかりました。それからかなり危ない人だということもわかりました。
2位:IZO 8/21 ホクテン座1
→問題作で後世には「幻の湖」のように語り継がれる作品になるはずだったのに、どうしてDVD化しちゃうのよ!
1位:CASSHERN 4/25 イオンシネマ久御山
→(ヨメのやってるCM風に)「これーなんですかー?」見てて5分で帰りたくなった。今年最大のというか、私の映画人生で最高峰のすがすがしいまでのワースト映画。この映画を見たことで世の中の厭なことについては大概のことが許せるようになった。あの映画を最後まで我慢できたんだからこれぐらいのことは我慢できるだろうと。おかげで大人になったYO!ありがとう、宇多田のダンナ(名前忘れた)
☆ではでは1位から10位まで一気にやっちゃいます。。。と思ったが時間切れ。明日は総評もやる予定です。明日をお楽しみにィ。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
http://blog.with2.net/link.php/31960
☆基準などについては1月1日に書いた日記の後段を参照にしてください。
http://diarynote.jp/d/28556/20050101.html
では今年もベスト20を始めたいと思います。
今年見た日本映画は168本でうち2004年に関西の劇場で封切された映画で私が劇場で鑑賞した日本映画は66本です。
評価対象映画は下記のアドレスのとおり。
http://diarynote.jp/d/28556/20041228.html
☆まずは11位から20位まで。
11位:海猿 6/28 イオンシネマ久御山7
→ストーリーに目新しさはないが、丁寧に作りこまれた佳作。伊藤英明を始めとする若手俳優の魅力でいい映画になっている。
12位:マインド・ゲーム 8/22 みなみ会館
→テンポよく、物凄くわかりやすいテーマをわかりやすく描いたぶっ飛ばしムービー。今田が「ぼくんち」に引き続いて好演。(声優だけど)
13位:問題のない私たち 5/22 第七藝術劇場
→中学生のイジメを正面斬って描いた作品。黒川芽衣や沢尻エリカもステキだが対比される駄目大人の勝村政信、野波麻帆も見事。
14位:誰も知らない 8/14 動物園前シネフェスタ4(Screen1)
→ギリギリにまでリアルを求める是枝の演出が際立った作品。地味ながら心に刺が残っていつまでもこの映画が気になってしまう。
15位:SURVIVE STYLE5+ 10/10 ナビオTOHOシネプレックス シアター6
→如何にして日本映画らしくない映画を撮るか、に中心をおいた、らしくない作品。前半のテンポのよさが後半にまで続いてたらベストテン入りだったのに。日本映画が嫌いな方にもこれなら大丈夫でしょう。神木隆之介君が大変に可愛らしい。
16位:笑の大学 11/7 TOHOシネマズ高槻1
→正直、全く期待してなかった稲垣が嬉しい誤算でなかなかよい演技をしていた。後半がちともたつくが、楽しい映画になっている。
17位:スウィングガールズ 10/11 TOHOシネマズ高槻4
→思いっきりベタなストーリーを違和感なく、クールにスマートで仕上げる才覚もたいしたものだが、日本映画を見ない人たちにも「面白そう」と思わせる雰囲気を持った映画に作り上げた矢口監督はプロデューサー的な能力も充分だと思う。これからもこの人の映画は楽しみ。
18位:ハウルの動く城 11/20 TOHOシネマズ高槻2
→はっきり言って中途半端な作品だし、本人も映画作りに飽きてきたのか、後半は完全に投げたような形になっている。が、それでも面白いし、もう一度見に行きたいなという気にさせる映画にしてるのは凄い。
19位:リアリズムの宿 6/26 テアトル梅田2
→山下敦弘の持ち味が充分に生かされた作品で爆笑の連続というより、くすくす笑いが劇場全体から巻き上がるような感じがたまらなく、好き。
20位:ユダ(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
→映画番長のリーダー的な存在である瀬々敬久が本気全開のフルスロットルで撮り切った作品。岡元夕紀子の魅力をしっかり惹き出して、光石研や三浦誠己をうまく使いこなした傑作。
☆続いてワースト。今年の日本映画は本当にひどい映画が多かったぞ。これは下に逝けば逝くほどひでえ作品。
15位:アップルシード 4/29 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
→絵は綺麗なんだけどストーリーが消化しきれてない。そんなんじゃ、21世紀のアニメは通用しない。
14位:丹下左膳 百万両の壺 10/11 MOVIX京都シアター7
→美術スタッフはいいが、演出が平凡
13位:世界の中心で、愛を叫ぶ 6/13 TOHOシネマズ高槻 スクリーン8
→よくできた映画なれどよくできすぎてさめた。
12位:花とアリス 4/22 みなみ会館
→これは私と岩井の映画があわないというだけです。
11位:ゴジラFINAL WARS 12/5 TOHOシネマズ高槻7
→映像云々よりも役者の演技にカット出せ
10位:スチームボーイ 7/17 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
→ぐだぐだなテンポでイライラしながら見たが一番気になったのはお父さんの髪型だ。
9位:Believer<ビリーバー> 7/3 渋谷シネ・ラ・セット
→ゆっくり作りこめばいい映画になったのに、焦るからこうなる。
8位:死に花 5/9 MOVIX京都シアター2
→このキャストでどうしてこんな映画なんだ。スタッフは万死に値する。
7位:青い車 12/20 梅田ガーデンシネマ1
→宮崎あおいと麻生久美子が出てる。それだけの四畳半映画。
6位:嗤う伊右衛門 2/14 動物園前シネフェスタ4(Screen3)
→えー俺には合わなかったというだけかもしれませんが、いい思い出がありません。
5位:アイディ&ティティ 4/23 大津京町滋賀会館シネマホール
→みうらじゅんはいい人です。え?作品はどうなんだって?。。だからあ、みうらじゅんさんはいい人なんだって。それより、おなかすかない?
4位:ニュータウン物語 5/8 シネ・ヌーヴォ
→ニュータウンを語りたいんじゃなくて、監督が故郷に錦飾りたいだけの映画です。四畳半どころか、二畳一間映画だな、こりゃ。
3位:イノセンス 3/11 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
→とりあえず、押井さんが人間嫌いであることがわかりました。それからかなり危ない人だということもわかりました。
2位:IZO 8/21 ホクテン座1
→問題作で後世には「幻の湖」のように語り継がれる作品になるはずだったのに、どうしてDVD化しちゃうのよ!
1位:CASSHERN 4/25 イオンシネマ久御山
→(ヨメのやってるCM風に)「これーなんですかー?」見てて5分で帰りたくなった。今年最大のというか、私の映画人生で最高峰のすがすがしいまでのワースト映画。この映画を見たことで世の中の厭なことについては大概のことが許せるようになった。あの映画を最後まで我慢できたんだからこれぐらいのことは我慢できるだろうと。おかげで大人になったYO!ありがとう、宇多田のダンナ(名前忘れた)
☆ではでは1位から10位まで一気にやっちゃいます。。。と思ったが時間切れ。明日は総評もやる予定です。明日をお楽しみにィ。
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
http://blog.with2.net/link.php/31960
☆小泉の不意打ち靖国参拝から始まった2004年は奈良女児殺害事件犯人逮捕で終わった。福男の激走、芥川賞、いかりや死去、年金国会、学歴詐称、プロ野球スト、堤辞任、新潟地震、台風、奈良女児殺害、NEVADAちゃん、イラク派兵、イラク人質の三馬鹿と愉快な家族達、首切り兄ちゃん、栄養費、テカガミ、田代、窪塚飛び降り、宅間処分、ダイエー国有化、ホリエモン、映画版大五郎逮捕、アニマル浜口大暴れ、超気持ちいい!、嘘つき北朝鮮、武部勉ちゃん、ポ・リーグ、らも死去、サーヤ婚約、純愛ブーム、荒れ狂う韓流ブーム、電車男、ハウルの動く城などの事件が起こっている間、常に三菱のタイヤは転がっていた。とどめはインドで起こった阪神大震災の何倍と言われる地震だ。どう控えめに見ても今年はいい年であったとは言い難い。今年の漢字「災」が全てを表している。思いつくままで挙げた事件であるが、本当に重要なニュースというのは印象に残らない年であった。自衛隊派遣や地方への補助金大幅カットなどや年金改革などは後々の我々の生活にダイレクトに影響してくることなのだが、ほとんど関心事にのぼらなかった。こういうニュースにももっと目を配らねばならない。
☆今年も結果的に200本以上の映画をスクリーンで見ていた。今年は減らそうと思ってたんだけどな。終わってみたら去年よりたくさんの本数を見ていた。つくづく、映画狂なんだなと苦笑する。今年は旧作がほとんど半分を占めている。日本映画を体系的にスクリーンで追いかけていくという私のライフワークは始まったばかり。休日はほとんど映画館に引きこもり、年休は映画を見るために使う。一般人とはかけ離れた(特に同年代)生活に戸惑いを感じることもあったが、それもまた良しと感じている。私のような男も世の中に一人ぐらいはいてもいい。私のような人間が多数派となれば、この国は終わるだろうけどな。今年はもう外出と言えば、映画館かジムだったもんな。仕事場と映画館とジムに引きこもりになってたようなもんだ。
☆今年の日本映画についても書いておこう。今年は日本映画でもヒットが幾つかあり、昨年よりも興行成績も上がったと思う。が、質はここ数年では最も最低であった。こう撮ればヒットはできるという手法が確立したからか、同じような映画ばかりになってしまい、試行錯誤ながらも彩り豊かな作品を並べていた昨年に比べて今年は何と面白くないラインナップであることか。韓国映画には追い抜かれ、タイや中国が猛追する中で日本映画は今後どうなるのか。人々の関心が高まればそれだけ作られる本数も増える。問題はプロデューサーの手腕である。日本映画界に最も足りないのが、映画の娯楽性と芸術性という二面をひっくるめた全体的な視野を持つプロデューサーである。今のプロデューサーというのは言わば、金を集めてるだけである。話題性のために映画の題名を考えるのが奇策だと思ってるプロデューサーはアホやろ。(気持ちはわからんではないがやっぱり情けない。それだけで見る意欲をなくす。)東映の岡田茂や俊藤浩滋、角川春樹のようなプロデューサーが不在である。製作側だけでなく配給側にも問題がある。今年もまた美松劇場、千日会館、シネマ・ドゥなどの映画館が無くなった。シネコンは増える一方で私もその便利さを享受しているが(今年はTOHOシネマズ高槻でたくさんの映画を見ている)関西で単館公開(俗に言うミニシアター)の映画を見る機会が減ってきた。最もミニシアターも最近は拡大公開になってきて独自性は薄れているけど。今年12月に誕生した京都シネマは関西の映画事情にとっては大変に嬉しいことで期待している。
☆私にとってのこの一年はいいこともなかったが、さほど悪くはなかった。「生きてるだけでめっけもの」が信条の私からしたら、無事に年末を迎えられただけで今年は合格であった。仕事も二年目に入り、去年よりは楽になったし、また楽しくも思えるようになった。ただ私の近親、友人にはあまりいい年ではなかったので、今年はやはりいい年ではなかったのだろう。来年もまた昨年と同様に進むのか大きな転機があるのか、わかりません。「レディ・ジョーカー」じゃないですが、結局は「流されるままに生きていく」のが人間。「俺はそうじゃない。そんな弱い人間と一緒にするな」と思われるのは結構。しかし、人間はそういうものだと考えておいた方が「俺が世の中を変える」という変な気負いで生きるよりも楽だと思う。そんなこんなで今年も終わる。
☆昼から「カンフーハッスル」を見に行って今年は終わり(多分)。今年は229本か。。あと一本見たかったねえ。このブログを見ている皆様、よいお年を。年明けに2004年度ベスト20と「スーパーサイズ・ミー」の感想挙げます。
2004年12月31日 何故か大雪の日に自宅にて「修羅の花」を聞きながら
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
http://blog.with2.net/link.php/31960
☆今年も結果的に200本以上の映画をスクリーンで見ていた。今年は減らそうと思ってたんだけどな。終わってみたら去年よりたくさんの本数を見ていた。つくづく、映画狂なんだなと苦笑する。今年は旧作がほとんど半分を占めている。日本映画を体系的にスクリーンで追いかけていくという私のライフワークは始まったばかり。休日はほとんど映画館に引きこもり、年休は映画を見るために使う。一般人とはかけ離れた(特に同年代)生活に戸惑いを感じることもあったが、それもまた良しと感じている。私のような男も世の中に一人ぐらいはいてもいい。私のような人間が多数派となれば、この国は終わるだろうけどな。今年はもう外出と言えば、映画館かジムだったもんな。仕事場と映画館とジムに引きこもりになってたようなもんだ。
☆今年の日本映画についても書いておこう。今年は日本映画でもヒットが幾つかあり、昨年よりも興行成績も上がったと思う。が、質はここ数年では最も最低であった。こう撮ればヒットはできるという手法が確立したからか、同じような映画ばかりになってしまい、試行錯誤ながらも彩り豊かな作品を並べていた昨年に比べて今年は何と面白くないラインナップであることか。韓国映画には追い抜かれ、タイや中国が猛追する中で日本映画は今後どうなるのか。人々の関心が高まればそれだけ作られる本数も増える。問題はプロデューサーの手腕である。日本映画界に最も足りないのが、映画の娯楽性と芸術性という二面をひっくるめた全体的な視野を持つプロデューサーである。今のプロデューサーというのは言わば、金を集めてるだけである。話題性のために映画の題名を考えるのが奇策だと思ってるプロデューサーはアホやろ。(気持ちはわからんではないがやっぱり情けない。それだけで見る意欲をなくす。)東映の岡田茂や俊藤浩滋、角川春樹のようなプロデューサーが不在である。製作側だけでなく配給側にも問題がある。今年もまた美松劇場、千日会館、シネマ・ドゥなどの映画館が無くなった。シネコンは増える一方で私もその便利さを享受しているが(今年はTOHOシネマズ高槻でたくさんの映画を見ている)関西で単館公開(俗に言うミニシアター)の映画を見る機会が減ってきた。最もミニシアターも最近は拡大公開になってきて独自性は薄れているけど。今年12月に誕生した京都シネマは関西の映画事情にとっては大変に嬉しいことで期待している。
☆私にとってのこの一年はいいこともなかったが、さほど悪くはなかった。「生きてるだけでめっけもの」が信条の私からしたら、無事に年末を迎えられただけで今年は合格であった。仕事も二年目に入り、去年よりは楽になったし、また楽しくも思えるようになった。ただ私の近親、友人にはあまりいい年ではなかったので、今年はやはりいい年ではなかったのだろう。来年もまた昨年と同様に進むのか大きな転機があるのか、わかりません。「レディ・ジョーカー」じゃないですが、結局は「流されるままに生きていく」のが人間。「俺はそうじゃない。そんな弱い人間と一緒にするな」と思われるのは結構。しかし、人間はそういうものだと考えておいた方が「俺が世の中を変える」という変な気負いで生きるよりも楽だと思う。そんなこんなで今年も終わる。
☆昼から「カンフーハッスル」を見に行って今年は終わり(多分)。今年は229本か。。あと一本見たかったねえ。このブログを見ている皆様、よいお年を。年明けに2004年度ベスト20と「スーパーサイズ・ミー」の感想挙げます。
2004年12月31日 何故か大雪の日に自宅にて「修羅の花」を聞きながら
人気ブログランキングに参戦しました。
クリックしていただきますと、非常に嬉しいです。更新する気力がわきます。
http://blog.with2.net/link.php/31960
2004年に見た外国映画(評価対象)54本
2004年12月29日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なことミスティック・リバー 1/25 MOVIX京都シアター2
ニューオーリンズ・トライアル 2/7 京極東宝3
コンフィデンス 2/14 三番街シネマ3
グッバイ、レーニン 2/22 恵比寿ガーデンシネマ1
25時 2/23 恵比寿ガーデンシネマ2
ツインズ・エフェクト 3/3 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
ルビー&カンタン 3/7 シネ・リーブル梅田シアター2
ペイチェック 消された記憶 3/16 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 3/16 TOHOシネマズ高槻 スクリーン7
ラブ・アクチュアリー 3/23 京極東宝3
殺人の追憶 3/27 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
ほえる犬は噛まない 3/28 動物園前シネフェスタ4(Screen4)
N.Y.式ハッピー・セラピー 4/17 京極東宝3
恋愛適齢期 4/17 MOVIX京都シアター6
キル・ビルVol.2 4/25 イオンシネマ久御山
パッション 5/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
carmen. 5/8 梅田ガーデンシネマ2
スクール・オブ・ロック 5/15 TOHOシネマズ高槻 スクリーン2
トロイ 5/15 TOHOシネマズ高槻 スクリーン2
レディ・キラーズ 5/23 TOHOシネマズ高槻 スクリーン4
ビッグフィッシュ 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
シルミド 6/5 MOVIX京都シアター7
21グラム 6/13 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
子猫をお願い 7/2 ユーロスペース
白いカラス 7/17 シネフェスタ4
スイミング・プール 7/18 みなみ会館
スパイダーマン2 7/19 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
箪笥 7/25 MOVIX京都シアター5
マッハ!!!!! 7/25 MOVIX京都シアター5
ウォルター少年と夏の休日 7/25 MOVIX京都シアター6
ディ・アフター・トゥモロー 8/1 東宝公楽
シュレック2 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
ハリーポッターとアズカバンの囚人 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
セイブ・ザ・ワールド 8/14 みなみ会館
ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション 8/15 みなみ会館
ホワイト・バレンタイン 8/19 みなみ会館
華氏911 8/21 ガーデンシネマ梅田1
列車に乗った男 8/22 みなみ会館
ヴァン・ヘルシング 8/28 TOHOシネマズ高槻3
カーサ・エスペランサ/赤ちゃんたちの家 8/29 テアトル梅田2
春の日のクマは好きですか? 8/29 第七藝術劇場
品行ゼロ 8/29 第七藝術劇場
ベッピーノの百歩 8/30 日本イタリア京都会館
インファナル・アフェア 無間序曲 10/5 MOVIX京都シアター5
ぼくセザール10歳半1m39cm 10/9 みなみ会館
CODE46 10/10 テアトル梅田2
モンスター 10/16 MOVIX京都シアター2
SAW 10/31 TOHOシネマズ高槻1
オールド・ボーイ 11/6 TOHOシネマズ高槻5
みんな誰かの愛しい人 11/13 テアトル梅田2
TUBE 11/23 MOVIX京都シアター5
ニュースの天才 12/5 TOHOシネマズ高槻5
Mr.インクレディブル 12/26 TOHOシネマズ高槻7
スーパーサイズ・ミー 12/29 京都シネマ1
2004年に見た日本映画(評価対象)66本
2004年12月28日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なことジャンプ 2003/8/21 湯布院映画祭
ヴァイブレータ 2003/8/22 湯布院映画祭
半落ち 1/12 大宮東映
着信アリ 1/18 三番街シネマ1
美しい夏キリシマ 2/11 MOVIX京都シアター7
ドラッグストアガール 2/11 MOVIX京都シアター7
嗤う伊右衛門 2/14 動物園前シネフェスタ4(Screen3)
この世の外へ クラブ進駐軍 2/15 MOVIX京都シアター2
ゼブラーマン 2/15 MOVIX京都シアター7
ふくろう 2/21 シアター・イメージフォーラム
油断大敵 3/7 シネマ・ドゥ
イノセンス 3/11 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
いつかA列車(トレイン)に乗って 3/17 大宮東映
赤目四十八瀧心中未遂 4/10 第七藝術劇場
クイール 4/10 MOVIX京都シアター1
きょうのできごと a day on the planet 4/10 MOVIX京都シアター7
花とアリス 4/22 みなみ会館
アイディ&ティティ 4/23 大津京町滋賀会館シネマホール
CASSHERN 4/25 イオンシネマ久御山
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 4/29 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
アップルシード 4/29 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
ニュータウン物語 5/8 シネ・ヌーヴォ
死に花 5/9 MOVIX京都シアター2
ワイルド・フラワーズ 5/22 テアトル梅田2
問題のない私たち 5/22 第七藝術劇場
下妻物語 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
キューティー・ハニー 6/4 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
深呼吸の必要 6/5 MOVIX京都シアター1
世界の中心で、愛を叫ぶ 6/13 TOHOシネマズ高槻 スクリーン8
天国の本屋〜恋火 6/20 MOVIX京都シアター6
リアリズムの宿 6/26 テアトル梅田2
海猿 6/28 イオンシネマ久御山7
Believer<ビリーバー> 7/3 渋谷シネ・ラ・セット
69 sixty nine 7/10 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
スチームボーイ 7/17 TOHOシネマズ高槻 スクリーン6
東京原発 7/19 第七藝術劇場
機関車先生 8/8 京極弥生座2
誰も知らない 8/14 動物園前シネフェスタ4(Screen1)
バーバー吉野 8/19 みなみ会館
IZO 8/21 ホクテン座1
マインド・ゲーム 8/22 みなみ会館
釣りバカ日誌15 ハマちゃんと明日はない!? 8/28 TOHOシネマズ高槻プレミア・スクリーン
トントンギコギコ図工の時間 9/12 第七藝術劇場
村の写真集 9/23 祇園会館(京都映画祭)
SURVIVE STYLE5+ 10/10 ナビオTOHOシネプレックス シアター6
スウィングガールズ 10/11 TOHOシネマズ高槻4
丹下左膳 百万両の壺 10/11 MOVIX京都シアター7
Turn over 天使は自転車に乗って 10/14 京極弥生座1(新京極映画祭)
こんばんは 10/17 第七藝術劇場
恋の門 10/17 みなみ会館
隠し剣 鬼の爪 10/31 TOHOシネマズ高槻7
血と骨 11/6 TOHOシネマズ高槻プレミアスクリーン
笑の大学 11/7 TOHOシネマズ高槻1
片目だけの恋(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
ソドムの市(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
ラブキルキル(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
ユダ(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
稀人<まれびと>(映画番長) 11/13 シネ・ヌーヴォ
ハウルの動く城 11/20 TOHOシネマズ高槻2
ゴジラFINAL WARS 12/5 TOHOシネマズ高槻7
お父さんのバックドロップ 12/12 京都シネマ2
レディ・ジョーカー 12/17 TOHOシネマズ高槻4
草の乱 12/18 第七藝術劇場
青い車 12/20 梅田ガーデンシネマ1
雲のむこう、約束の場所 12/29 みなみ会館
約三十の嘘 12/29 みなみ会館
おそまつ
2004年度劇場鑑賞映画〜旧作などの評価対象外作品〜
2004年12月26日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと外国映画リバイバル上映(5本)
☆ゴッド・ファーザー<デジタル・リマスター版> 6/19 パラダイススクエア1
☆大脱走<公開40周年記念ニュープリント> 6/26 パラダイススクエア2
☆群盗、第七章 9/12 テアトル梅田2
☆ナイトメアー・ビフォア・クリスマス<デジタル・リマスター版> 11/7 MOVIX京都シアター2
☆アトミック・カフェ 11/13 第七藝術劇場
2005年度封切予定映画(1本)
◆カンフーハッスル 12/31 TOHOシネマズ高槻6
日本映画リバイバル上映(101本)★は二回鑑賞映画
☆暴れん坊兄弟 1/4 大津京町滋賀会館シネマホール
☆プロデューサーズ 1/4 大津京町滋賀会館シネマホール
☆学生野郎と娘たち 1/11 シネ・ヌーヴォ
☆あした晴れるか 1/11 シネ・ヌーヴォ
☆竜馬暗殺 1/17 美松劇場
☆不知火検校 1/17 京都文化博物館映像ホール
☆危いことなら銭になる 1/18 シネ・ヌーヴォ
☆喜劇 大風呂敷 1/18 シネ・ヌーヴォ
☆その壁を砕け 1/29 シネ・ヌーヴォ
☆地図のない町 1/29 シネ・ヌーヴォ
☆月曜日のユカ 1/29 シネ・ヌーヴォ
☆座頭市 1/31 大津京町滋賀会館シネマホール
☆誘惑 3/6 シネ・ヌーヴォ
☆坂本龍馬 3/21 大津京町滋賀会館シネマホール
☆鞍馬天狗 3/21 大津京町滋賀会館シネマホール
☆迷走地図 3/27 高槻松竹セントラル
☆霧の旗 3/27 高槻松竹セントラル
☆張込み 3/28 高槻松竹セントラル
☆ゼロの焦点 3/28 高槻松竹セントラル
☆影の車 3/30 高槻松竹セントラル
☆黒い画集 あるサラリーマンの証言 3/30 高槻松竹セントラル
☆点と線 4/6 高槻松竹セントラル
☆天城越え 4/6 高槻松竹セントラル
☆疑惑 4/7 高槻松竹セントラル
☆鬼畜 4/7 高槻松竹セントラル
☆砂の器 4/18 高槻松竹セントラル
☆白い巨塔 4/18 高槻松竹セントラル
☆清作の妻 4/24 京都文化博物館
☆雁 5/1 京都文化博物館
☆華岡青洲の妻 5/2 京都文化博物館
☆太陽の季節 5/8 京都文化博物館
☆狂った果実 5/9 京都文化博物館
☆続・悪名 6/20 みなみ会館
☆秦・始皇帝 6/25 みなみ会館
☆泥棒番付 6/25 みなみ会館
☆にっぽん‘69 セックス猟奇地帯<ニュープリント版> 7/2 新文芸座
☆ポルノの女王 にっぽんSEX旅行<ニュープリント版> 7/2 新文芸座
☆日本の首領・やくざ戦争 7/3 新文芸座
☆脱獄広島殺人囚<ニュープリント版> 7/3 新文芸座
☆実録外伝・大阪電撃作戦 7/4 新文芸座
☆日本の首領・野望編 7/4 新文芸座
☆沓掛時次郎 7/18 みなみ会館
☆江戸へ百七十里 7/18 みなみ会館
☆濡れ髪牡丹 7/23 みなみ会館
☆忠直卿行状記 7/23 みなみ会館
☆東京物語 8/14 シネ・ヌーヴォ
☆知らなすぎた男 8/15 みなみ会館
☆お姐ちゃんお手やわらかに 8/15 みなみ会館
☆生きる 9/3 滋賀会館大ホール
☆血槍富士 9/10 京都文化博物館
☆薄桜記 9/18 京都文化博物館
☆木枯し紋次郎 関わりござんせん 9/19 京極弥生座1(京都映画祭)
☆きさらぎ無双剣 9/19 京極弥生座1(京都映画祭)
☆十兵衛暗殺剣 9/19 京極弥生座1(京都映画祭)
☆宮本武蔵 一乗寺の決闘 9/20 京極弥生座1(京都映画祭)
☆忍者狩り 9/20 京極弥生座1(京都映画祭)
☆浪人街 9/20 京極弥生座1(京都映画祭)
☆武士道 9/20 京都文化博物館別館(京都映画祭)
☆十三人の刺客 9/21 祇園会館(京都映画祭)
☆新撰組鬼隊長 9/21 京極弥生座1(京都映画祭)
☆蒲田行進曲 9/21 祇園会館(京都映画祭)
☆特急三百哩 9/23 京都文化博物館別館(京都映画祭)
☆座頭市 血煙り街道 9/23 京極弥生座1(京都映画祭)
☆幕末残酷物語 9/24 祇園会館(京都映画祭)
☆丹下左膳 9/24 祇園会館(京都映画祭)
☆丹下左膳 決定版 9/24 祇園会館(京都映画祭)
☆ちゃんばらグラフティー 斬る! 9/25 祇園会館(京都映画祭)
☆青空天使(短縮版) 9/25 祇園会館(京都映画祭)
☆切腹 9/26 京都文化博物館
☆偽れる盛装 10/1 高槻松竹セントラル
☆細雪 10/1 高槻松竹セントラル
☆五番町夕霧楼 10/3 高槻松竹セントラル
☆雁の寺 10/3 高槻松竹セントラル
☆マディソン郡の橋 10/14 京極弥生座1(新京極映画祭)
☆女が階段を上る時 10/15 高槻松竹セントラル
☆流れる 10/15 高槻松竹セントラル
☆素晴らしき日曜日 10/16 京都文化博物館
☆くのいち忍法 11/3 シネ・ヌーヴォ
☆鉄砲玉の美学 11/3 シネ・ヌーヴォ
☆真田雪村の謀略 11/8 シネ・ヌーヴォ
★脱獄・広島殺人囚<ニュープリント版> 11/8 シネ・ヌーヴォ
☆瀬降り物語 11/8 シネ・ヌーヴォ
☆御用牙 11/17 高槻松竹セントラル
☆五人の賞金稼ぎ 11/17 高槻松竹セントラル
☆野獣死すべし 11/19 大津京町滋賀会館シネマホール
☆関の彌太っぺ 11/20 高槻松竹セントラル
☆反逆児 11/20 高槻松竹セントラル
☆子連れ狼 死に向う乳母車 11/21 高槻松竹セントラル
☆子連れ狼 冥府魔道 11/21 高槻松竹セントラル
★不知火検校 11/29 高槻松竹セントラル
☆地獄変 11/29 高槻松竹セントラル
☆座頭市と用心棒 12/1 高槻松竹セントラル
☆侍 12/3 高槻松竹セントラル
☆待ち伏せ 12/3 高槻松竹セントラル
☆本日休診 12/25 シネ・ヌーヴォ
☆現代人 12/25 シネ・ヌーヴォ
☆にっぽんぱらだいす 12/26 シネ・ヌーヴォ
☆ちんころ海女っこ 12/26 シネ・ヌーヴォ
☆喜劇 命のお値段 12/30 シネ・ヌーヴォ
☆霧ある情事 12/30 シネ・ヌーヴォ
☆気違い部落 12/30 シネ・ヌーヴォ
短編のために評価対象外(1本)
新・刑事まつり 一発大逆転 1/15 みなみ会館
二回見た作品(3本)
■殺人の追憶 6/25 みなみ会館
■子猫をお願い 8/14 動物園前シネフェスタ4(Screen3)
■華氏911 9/10 TOHOシネマズ高槻4
2004年度の主な公開作品(見逃し分)
2004年12月25日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと
まずは日本映画
(関西でロードショー公開された作品を挙げていますが、全てを網羅しているわけではありません。私が興味を持った作品とよく世間で見られていた作品をいくつかピックアップしてるだけです。)
×ハナから見る気なし
△興味はあった
○見たかった
×アンテナ
×解夏
×赤い月
○紀雄の部屋・・つぐみ好きなんだけど
○恋する幼虫
○eiko
×ホテルビーナス
△かまち
○Jam Films2
×Deep Love〜アユの物語〜 ・・・大阪では千日会館のみ
○タカダワタル的・・結局行けなかった
×チルソクの夏
×恋人はスナイパー[劇場版]
×ラブドガン・・・この手の映画は苦手
×コンクリート ・・・関西来てねえし
○プッシーキャット大作戦・・・機会があったら見たかった。
×盲獣VS一寸法師
×茶の味・・石井克人ってそんなにいいか?
×いかレスラー・・この手の映画はどうも好きになれん
○マブイの旅
○父と暮らせば・・これは京都シネマでもやるしねえ
×三浦和義事件〜もう一つのロス疑惑の真実〜
○MASK DE 41・・評判が悪かったので足踏みしてたら終わってた
○トッポ・ジージョのボタン戦争・・市川昆やし
×スクール・ウォーズ HERO・・何故か結構入ってた
○ガチャポン・・岡元夕紀子が見たい。そんだけ
×くりいむレモン
○オーバードライヴ・・・これはマジに見たかった。
×デビルマン・・見とくべきだったか?
×下弦の月〜ラスト・クォーター
まあ中には始めから見るつもりのなかった作品(「デビルマン」とか「下弦の月」とか「赤い月」とかですな)気がついてたら終わってた作品(「eiko」「かまち」「マブイの旅」とか)見ようと思ってたのに結局、時間の都合がつかなかった作品(「オーバードライヴ」「ガチャポン」とか)などいろいろです。京都に住んでいるとどうしても大阪でしか見られない作品もあるわけですしね。休日に行こうと思うと仕事が入ったりで行けなかったりするもんです。DVDも出てる作品はありますが、多分見ないだろうしなあ。。どこかでやるのを待つしかないか。今年からは京都シネマもあるし、京極弥生座が頑張ってくれるみたいなので、京都でこういう映画も見れそうですけど。あ、「ハットリ君」と「いま、あいにいきます」も見てないな。後者は窓口で題名を言うのが恥ずかしいので二の足踏んでます。まだやってるんでもしかしても見るかもだ。
さて洋画ですが、こちらはいつもなら見てるのにという作品が非常に多いです。
×ハナから見る気なし
△興味はあった
○見たかった
△リクルート
×タイムライン
○シービスケット・・これは見たかった。。
×オアシス
○アドルフの画集・・・弥生座ですぐに終わった
×フルタイムキラー
×ドッグヴィル
○悪い男・・・韓国映画としてみとかないとなあ。。
△マスター・アンド・コマンダー
×ブラザー・ベアー
×テキサス・チェーンソー
○ロスト・メモリーズ・・興味はずっとあった
×イン・ザ・カット
×ディボース・ショウ
×ハッピー・フライト
×ソニー
×ピーターパン
△ロスト・イン・トランスレーション
○オーシャン・オブ・ファイヤー
○ホーンテッド・マンション
×アタック・ナンバーハーフ2全員集合!
○みなさん、さようなら・・この手の映画を見逃すのが今年の傾向だったわ
○コールドマウンテン・・例年ならこの手の映画は見てた。
○フォーチュン・クッキー
○ドーン・オブ・ザ・デッド
○シティ・オブ・ゴースト
○キッチン・ストーリー
×あなたにも書ける恋愛小説
×スキャンダル
△ヴェロニカ・ゲリン
○カレンダー・ガールズ
×クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
△キャンプ
○4人の食卓・・見たかったなあ。。
△トスカーナの休日
○少女ヘジャル
×スターシップ・トゥルーパーズ2ヒーロー・オブ・ザ・フェデレーション
○世界でいちばん不運で幸せな私
○歌え!ジャニス・ジョプリンのように・・京都でやんないだもん
○テッセラクト
○素敵な歌と船はゆく
△メダリオン
○ブラザー・フッド・・結局は見逃し
○ワイルド・レンジ 最後の銃撃
○穴
×ディープ・ブルー
×永遠の片想い
×キング・アーサー
○バレエ・カンパニー・・何回かチャンスあったけど見逃し
×モナリザ・スマイル
○リディック
△サンダーバード
△16歳の合衆国
×LOVERS・・この手の中国映画は飽きた
×バイオハザードII アポカリプス
○珈琲時光・・日本映画ファンなら見とくべきだったか?
×ヴィレッジ・・もうだまされへんぞ
○父、帰る
○フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白・・京都シネマで公開決定
○17歳の処方箋
×アイ、ロボット
○ジェリー
○僕はラジオ・・京都でやってくれ
×隣のヒットマンズ・全弾発射
△ヘルボーイ
△モーターサイクル・ダイアリーズ・・恵比寿では大入り満員だったとか
×クライモリ
○ピエロの赤い鼻
○Lifersライファーズ 終身刑を超えて・・見逃し
×エクソシスト ビギニング
×シークレット・ウインドウ
×2046・・プレミアにはもうだまされへんよ
○山猫
×ユートピア
△コラテラル・・戸田奈津子の訳した映画(何故かトムクルーズの映画はみんな、このおばはんが訳す)はあんまり見たくないなあ。吹替え版を待つよ。
×キャットウーマン
×80デイズ
○砂と霧の家
○パニッシャー
△コニー&カーラ
×ポーラー・エクスプレス・・・絵が怖い
×スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー・・つまんなさそう
×誰にでも秘密がある・・俺が見なくても
△ターミナル・・あー予告からつまんなさそう
いっぱい見逃してる。洋画ファンから見たら、これ抜きでランキング作るなんて考えられんやろうね。
(関西でロードショー公開された作品を挙げていますが、全てを網羅しているわけではありません。私が興味を持った作品とよく世間で見られていた作品をいくつかピックアップしてるだけです。)
×ハナから見る気なし
△興味はあった
○見たかった
×アンテナ
×解夏
×赤い月
○紀雄の部屋・・つぐみ好きなんだけど
○恋する幼虫
○eiko
×ホテルビーナス
△かまち
○Jam Films2
×Deep Love〜アユの物語〜 ・・・大阪では千日会館のみ
○タカダワタル的・・結局行けなかった
×チルソクの夏
×恋人はスナイパー[劇場版]
×ラブドガン・・・この手の映画は苦手
×コンクリート ・・・関西来てねえし
○プッシーキャット大作戦・・・機会があったら見たかった。
×盲獣VS一寸法師
×茶の味・・石井克人ってそんなにいいか?
×いかレスラー・・この手の映画はどうも好きになれん
○マブイの旅
○父と暮らせば・・これは京都シネマでもやるしねえ
×三浦和義事件〜もう一つのロス疑惑の真実〜
○MASK DE 41・・評判が悪かったので足踏みしてたら終わってた
○トッポ・ジージョのボタン戦争・・市川昆やし
×スクール・ウォーズ HERO・・何故か結構入ってた
○ガチャポン・・岡元夕紀子が見たい。そんだけ
×くりいむレモン
○オーバードライヴ・・・これはマジに見たかった。
×デビルマン・・見とくべきだったか?
×下弦の月〜ラスト・クォーター
まあ中には始めから見るつもりのなかった作品(「デビルマン」とか「下弦の月」とか「赤い月」とかですな)気がついてたら終わってた作品(「eiko」「かまち」「マブイの旅」とか)見ようと思ってたのに結局、時間の都合がつかなかった作品(「オーバードライヴ」「ガチャポン」とか)などいろいろです。京都に住んでいるとどうしても大阪でしか見られない作品もあるわけですしね。休日に行こうと思うと仕事が入ったりで行けなかったりするもんです。DVDも出てる作品はありますが、多分見ないだろうしなあ。。どこかでやるのを待つしかないか。今年からは京都シネマもあるし、京極弥生座が頑張ってくれるみたいなので、京都でこういう映画も見れそうですけど。あ、「ハットリ君」と「いま、あいにいきます」も見てないな。後者は窓口で題名を言うのが恥ずかしいので二の足踏んでます。まだやってるんでもしかしても見るかもだ。
さて洋画ですが、こちらはいつもなら見てるのにという作品が非常に多いです。
×ハナから見る気なし
△興味はあった
○見たかった
△リクルート
×タイムライン
○シービスケット・・これは見たかった。。
×オアシス
○アドルフの画集・・・弥生座ですぐに終わった
×フルタイムキラー
×ドッグヴィル
○悪い男・・・韓国映画としてみとかないとなあ。。
△マスター・アンド・コマンダー
×ブラザー・ベアー
×テキサス・チェーンソー
○ロスト・メモリーズ・・興味はずっとあった
×イン・ザ・カット
×ディボース・ショウ
×ハッピー・フライト
×ソニー
×ピーターパン
△ロスト・イン・トランスレーション
○オーシャン・オブ・ファイヤー
○ホーンテッド・マンション
×アタック・ナンバーハーフ2全員集合!
○みなさん、さようなら・・この手の映画を見逃すのが今年の傾向だったわ
○コールドマウンテン・・例年ならこの手の映画は見てた。
○フォーチュン・クッキー
○ドーン・オブ・ザ・デッド
○シティ・オブ・ゴースト
○キッチン・ストーリー
×あなたにも書ける恋愛小説
×スキャンダル
△ヴェロニカ・ゲリン
○カレンダー・ガールズ
×クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
△キャンプ
○4人の食卓・・見たかったなあ。。
△トスカーナの休日
○少女ヘジャル
×スターシップ・トゥルーパーズ2ヒーロー・オブ・ザ・フェデレーション
○世界でいちばん不運で幸せな私
○歌え!ジャニス・ジョプリンのように・・京都でやんないだもん
○テッセラクト
○素敵な歌と船はゆく
△メダリオン
○ブラザー・フッド・・結局は見逃し
○ワイルド・レンジ 最後の銃撃
○穴
×ディープ・ブルー
×永遠の片想い
×キング・アーサー
○バレエ・カンパニー・・何回かチャンスあったけど見逃し
×モナリザ・スマイル
○リディック
△サンダーバード
△16歳の合衆国
×LOVERS・・この手の中国映画は飽きた
×バイオハザードII アポカリプス
○珈琲時光・・日本映画ファンなら見とくべきだったか?
×ヴィレッジ・・もうだまされへんぞ
○父、帰る
○フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白・・京都シネマで公開決定
○17歳の処方箋
×アイ、ロボット
○ジェリー
○僕はラジオ・・京都でやってくれ
×隣のヒットマンズ・全弾発射
△ヘルボーイ
△モーターサイクル・ダイアリーズ・・恵比寿では大入り満員だったとか
×クライモリ
○ピエロの赤い鼻
○Lifersライファーズ 終身刑を超えて・・見逃し
×エクソシスト ビギニング
×シークレット・ウインドウ
×2046・・プレミアにはもうだまされへんよ
○山猫
×ユートピア
△コラテラル・・戸田奈津子の訳した映画(何故かトムクルーズの映画はみんな、このおばはんが訳す)はあんまり見たくないなあ。吹替え版を待つよ。
×キャットウーマン
×80デイズ
○砂と霧の家
○パニッシャー
△コニー&カーラ
×ポーラー・エクスプレス・・・絵が怖い
×スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー・・つまんなさそう
×誰にでも秘密がある・・俺が見なくても
△ターミナル・・あー予告からつまんなさそう
いっぱい見逃してる。洋画ファンから見たら、これ抜きでランキング作るなんて考えられんやろうね。
週末映画雑砲〜京都検定、京都シネマ、新撰組!〜
2004年12月13日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと
☆眼病を患ったので長くパソコンができなくなりました。これからは更新頻度が落ちると思います。週に一本は映画の感想が書ければなあと思います。もっとも私は長くダラダラと書く悪癖があるので、短くすっきりと書くことを心がけようと思います。
☆日曜日に京都検定を受けてきました。土曜日は珍しく映画も見ずに家で缶詰になってテキストを読んでの挑戦。問題自体は捻りも愛想もなく、テキストから本当にそのまま出てました。こちらは所詮は一夜漬け。ややこしいお寺を飛ばしたのが大間違いで大苦戦でした。7割合格ってのはいくらなんでもキツすぎる。しかしこの試験、正直に言うと商工会議所の悪ふざけとしか思えずに受験者が殺到してテキストがバカ売れしたと聞いても、ホンマかなあ。。と思った。まあ私もテキストを買って受験した口で私みたいな興味本位でネタにでもなればいいや、と思った人もいたでしょうが、大多数の人が大マジに「京都について学びたい!」とねじり鉢巻で勉強してたのだ。会場も本当に大入り満員で老いも若きも男も女もいっぱいいた。この人たちにとっての京都ってもう聖地なんだな。新幹線使って来た人もいたらしいし。圧倒されました。結果は二月中旬。微妙なところなんで受かったら報告します。報告がなければ、落ちたと思ってください。
☆日曜日はテスト後に兄弟でホテルにて昼食。汚職事件、否、お食事券があったのだ。口卑しく育ってるのでホテルでの食事は緊張するぞ。食事後にやっと京都シネマにて「お父さんのバックドロップ」を見る。脚本、鄭義信の彩りの濃い脚本が大阪を舞台にした映画にぴったりあっており、見事な映画にしあがっていた。神木隆之助君が大変に素晴らしい。彼もいずれは声変わりもして、憎たらしいジャリになるかと思うと時間なんか進まねばいいと思う。感想は原作を読んでから今週末にでも。
☆「新撰組!」の最終回を見る。これも見たり見なかったりだったが、半分ぐらいは見てると思う。今までどちらかというと「血の軍団」か「悪役」で語られていた新撰組を時代の変わり目において一旗挙げようとした一若者達として描く方法は悪くなかったが、やや冗漫に過ぎた。ちなみに新撰組、近藤勇をそのように描いたのは三谷が初めてではなくて、水木しげるが「劇画 近藤勇 星をつかみそこねる男」で近藤勇を時代遅れの豪傑として生き生きと描いている。酷似しているエピソードも多いので多分、これを参考にしたのだろう。不満だったのは殺陣がひどかったところ。これは演出の問題でセットも安っぽくて見てられなかった。エビジョンイルになってから大河は本当に安っぽくなった。セットや美術をケチって俳優に使ってるのか、使い込みしてるのかしらんが本当にエビジョンイルはやめろよ!来年の「アイドル平家物語」はもうどうでもいいし、その次が「山内一豊の妻」ってそんなの一年も続くのか。やめろ、というより腹切れ>エビ
☆日曜日に京都検定を受けてきました。土曜日は珍しく映画も見ずに家で缶詰になってテキストを読んでの挑戦。問題自体は捻りも愛想もなく、テキストから本当にそのまま出てました。こちらは所詮は一夜漬け。ややこしいお寺を飛ばしたのが大間違いで大苦戦でした。7割合格ってのはいくらなんでもキツすぎる。しかしこの試験、正直に言うと商工会議所の悪ふざけとしか思えずに受験者が殺到してテキストがバカ売れしたと聞いても、ホンマかなあ。。と思った。まあ私もテキストを買って受験した口で私みたいな興味本位でネタにでもなればいいや、と思った人もいたでしょうが、大多数の人が大マジに「京都について学びたい!」とねじり鉢巻で勉強してたのだ。会場も本当に大入り満員で老いも若きも男も女もいっぱいいた。この人たちにとっての京都ってもう聖地なんだな。新幹線使って来た人もいたらしいし。圧倒されました。結果は二月中旬。微妙なところなんで受かったら報告します。報告がなければ、落ちたと思ってください。
☆日曜日はテスト後に兄弟でホテルにて昼食。汚職事件、否、お食事券があったのだ。口卑しく育ってるのでホテルでの食事は緊張するぞ。食事後にやっと京都シネマにて「お父さんのバックドロップ」を見る。脚本、鄭義信の彩りの濃い脚本が大阪を舞台にした映画にぴったりあっており、見事な映画にしあがっていた。神木隆之助君が大変に素晴らしい。彼もいずれは声変わりもして、憎たらしいジャリになるかと思うと時間なんか進まねばいいと思う。感想は原作を読んでから今週末にでも。
☆「新撰組!」の最終回を見る。これも見たり見なかったりだったが、半分ぐらいは見てると思う。今までどちらかというと「血の軍団」か「悪役」で語られていた新撰組を時代の変わり目において一旗挙げようとした一若者達として描く方法は悪くなかったが、やや冗漫に過ぎた。ちなみに新撰組、近藤勇をそのように描いたのは三谷が初めてではなくて、水木しげるが「劇画 近藤勇 星をつかみそこねる男」で近藤勇を時代遅れの豪傑として生き生きと描いている。酷似しているエピソードも多いので多分、これを参考にしたのだろう。不満だったのは殺陣がひどかったところ。これは演出の問題でセットも安っぽくて見てられなかった。エビジョンイルになってから大河は本当に安っぽくなった。セットや美術をケチって俳優に使ってるのか、使い込みしてるのかしらんが本当にエビジョンイルはやめろよ!来年の「アイドル平家物語」はもうどうでもいいし、その次が「山内一豊の妻」ってそんなの一年も続くのか。やめろ、というより腹切れ>エビ
ジャッカス vol.2 & 3 ツインパック
2004年11月29日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと
←これ買いました。久々に本気で大笑いしますた。体を張ったギャグはこんなに笑えるのだ。眉ひそめる方もいらっさるでしょうが、俺はこんな笑いは大好き。こんな番組作れるアメリカってやっぱり偉大!アメリカ様、万歳!日本の弱虫子犬君揃いのマスゴミ(誤植にあらず、為念)にはこんなの作れねえもん。。スポンサーのご機嫌伺いするのが関の山。「おまえら、芸者になったんじゃ」(by大友勝利)もっとも本国でも危険すぎて打ち切りになったがな。
楽しかったのは(vol.2しか見てない)
「ホッケー選手、場外乱闘」(ただただ街角で殴りあう)
「店の中でボクシング」(店員がマジ切れ)
「ワックスで脱毛」(マジで痛そうだ)
「カップの性能を確かめる」(子供に金玉蹴り上げられてた)
「人間ボーリング」(出演者に泣きが入ってた)
だな。
ちなみにvol.1はあまりにも過激なために発売されてません。←ここ注意。
そのジャッカスが映画になった!!!
「jackass the movie」
↓ ↓ ↓
http://www.uipjapan.com/phej/mtv/index.htm
当然ながら日本では公開は全く未定だったのですが、映画秘宝編集部の熱心な宣伝のおかげでこの12月18日から渋谷にて公開決定!!
関西に来るんだろうか。やるとしたら、テアトル梅田かシネフェスタだろうけど。。第七藝術劇場とかシネ・ヌーヴォは嫌いそうだし。。
行くか?また行っちゃうか?
いっちゃえ、いっちゃえ。ボーナス出るんだし。
楽しかったのは(vol.2しか見てない)
「ホッケー選手、場外乱闘」(ただただ街角で殴りあう)
「店の中でボクシング」(店員がマジ切れ)
「ワックスで脱毛」(マジで痛そうだ)
「カップの性能を確かめる」(子供に金玉蹴り上げられてた)
「人間ボーリング」(出演者に泣きが入ってた)
だな。
ちなみにvol.1はあまりにも過激なために発売されてません。←ここ注意。
そのジャッカスが映画になった!!!
「jackass the movie」
↓ ↓ ↓
http://www.uipjapan.com/phej/mtv/index.htm
当然ながら日本では公開は全く未定だったのですが、映画秘宝編集部の熱心な宣伝のおかげでこの12月18日から渋谷にて公開決定!!
関西に来るんだろうか。やるとしたら、テアトル梅田かシネフェスタだろうけど。。第七藝術劇場とかシネ・ヌーヴォは嫌いそうだし。。
行くか?また行っちゃうか?
いっちゃえ、いっちゃえ。ボーナス出るんだし。
週末映画雑砲〜大津にて「野獣死すべし」を見る〜
2004年11月19日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと
☆帰宅後、大津の滋賀会館シネマホールにて松田優作の「野獣死すべし」を見に行く。この寒い、今にも降りだしそうな天気の中に往復1000円近くも出してわざわざ大津まで旧作を見に行くのはどうかなとも思ったが、「野獣死すべし」の室田日出男ではありませんが「こんな阿呆がいてもいいだろう」と思い直して、大津へと向かった。
☆大津は京都駅から電車で10分。単純に電車に乗っている時間で言うと京都駅から今出川に行くのと変わらない。が、駅から一歩出るとすこには県庁所在地とは思えないほど寂しい雰囲気が漂っている。遠くの町に来たようである。そうした雰囲気がちょっぴり好きだったりする。しかし。。相変わらず、ここは客が少ない。今日も10人足らず。ちと寂しい。
☆見終わって思ったのはこれが角川映画だったというのが凄い。最も、角川春樹は作品を見て激怒したらしいが。死人のように歩く、不気味な男を松田優作が好演している。後半の室田日出男との対決から衝撃的なラストまでの演技は彼の独断場。最後まで画面いっぱいに緊張感をたぎらせて、観客を最後まで楽しませてくれる。それから円熟期に入っていた室田日出男も素晴らしい。飄々としながらも、犯人の一挙一足すらも見逃さない狡猾な刑事ぶりを発揮していた。実はこの映画が私の今年の劇場鑑賞映画の200本目。わざわざ大津まで足を運んでよかった。
☆来月の4日に開館する京都シネマから内覧式の案内が来た。内覧式というのがよくわからんので電話して聞いたところ、プレミア会員を対象にした映画館の見学会みたいなもんらしい。こんな機会もなかなかなさそうなので、休み取って行くことにした。
☆戦前に大活躍した映画女優の市川春代さんが亡くなられました。「鴛鴦歌合戦」の調子っぱずれな歌声が印象的でした。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20041119k0000e060065000c.html
☆さて奈良で起こった事件である。目撃者もいたし、不審者のことは前から噂になっていたようだから割と早くに逮捕されると思うが、なんともひでえ事件である。携帯で死体の画像を送るって普通の神経じゃないな。なんか映画みてえな犯罪だ。死体が棄ててあったところが「殺人の追憶」のロケ地によく似てるしな。歯を全部抜いたとあるが、生きている間に抜いたのか、死んでから抜いたのかで犯人像が変わってくると思うが。こいつが映画ファンだったら厭だなあ。。また猟奇サスペンスものが延期になっちまう。
☆明日は「ハウルの動く城」。初日に行ってきます!
☆大津は京都駅から電車で10分。単純に電車に乗っている時間で言うと京都駅から今出川に行くのと変わらない。が、駅から一歩出るとすこには県庁所在地とは思えないほど寂しい雰囲気が漂っている。遠くの町に来たようである。そうした雰囲気がちょっぴり好きだったりする。しかし。。相変わらず、ここは客が少ない。今日も10人足らず。ちと寂しい。
☆見終わって思ったのはこれが角川映画だったというのが凄い。最も、角川春樹は作品を見て激怒したらしいが。死人のように歩く、不気味な男を松田優作が好演している。後半の室田日出男との対決から衝撃的なラストまでの演技は彼の独断場。最後まで画面いっぱいに緊張感をたぎらせて、観客を最後まで楽しませてくれる。それから円熟期に入っていた室田日出男も素晴らしい。飄々としながらも、犯人の一挙一足すらも見逃さない狡猾な刑事ぶりを発揮していた。実はこの映画が私の今年の劇場鑑賞映画の200本目。わざわざ大津まで足を運んでよかった。
☆来月の4日に開館する京都シネマから内覧式の案内が来た。内覧式というのがよくわからんので電話して聞いたところ、プレミア会員を対象にした映画館の見学会みたいなもんらしい。こんな機会もなかなかなさそうなので、休み取って行くことにした。
☆戦前に大活躍した映画女優の市川春代さんが亡くなられました。「鴛鴦歌合戦」の調子っぱずれな歌声が印象的でした。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20041119k0000e060065000c.html
☆さて奈良で起こった事件である。目撃者もいたし、不審者のことは前から噂になっていたようだから割と早くに逮捕されると思うが、なんともひでえ事件である。携帯で死体の画像を送るって普通の神経じゃないな。なんか映画みてえな犯罪だ。死体が棄ててあったところが「殺人の追憶」のロケ地によく似てるしな。歯を全部抜いたとあるが、生きている間に抜いたのか、死んでから抜いたのかで犯人像が変わってくると思うが。こいつが映画ファンだったら厭だなあ。。また猟奇サスペンスものが延期になっちまう。
☆明日は「ハウルの動く城」。初日に行ってきます!
☆11月13日にシネ・ヌーヴォで行なわれた映画番長オールナイト「映画番長VS刺客オールナイトッ!」を見てきました。これも「刑事まつり」の系譜につながるおまつりなんだが、作品の出来よりもノリでかっ飛ばしてた「刑事まつり」に比べるとずっと予算も多いし、見てられる作品になっている。同型のDVカメラで同一予算という条件の中でコメディ、エロ、ホラーの分野で映画を撮る。気鋭の監督を映画番長として、新人を刺客としてその作品の質を勝負する、という大層面白い企画である。昔のATG映画みたいな雰囲気である。雨後の竹の子のように新人監督が溢れている状況であるが、ほとんどがテレビ畑やCM畑の人で異業種からの参入が多い。映画監督になりたい人は他の分野で功を成してから入るのが一般的に見える。もう一つの道が黒沢清や清水崇のように自主制作から入る道だろう。「映画番長」もそうした自主制作からの登竜門みたいな雰囲気も持ってて、映画美の学生も製作に参加している。
☆東京では渋谷のユーロスペースで長期にわたって上映されて好評を博した企画ではあったが関西ではシネヌ-ヴォで一週間のみの上映。さぞかし、多くのお客さんが来てるんだろうなあ、と前売り券をゲットしてなかった私はおそるおそる8時半過ぎに窓口で残部数を尋ねたが整理券の番号は何と10番台。そしてレイトショーの「片目だけの恋」もガラガラ。拍子抜けした感じであったが、オールナイトも半分も入っていなかった。ここは土日のイブニングショー、レイトショーは大入り満員なんだが。。
☆一抹の寂しさを感じる。この手のおまつりは映画館側にしても、手がかかる企画なんでお客さんが入らないのなら辞めてしまうだろう。東京ではまだまだこの手の企画にお客さんが入って、話題にもなっている。人口が多いから、だというのもあるがそれだけでは片付けられない。関西にそうしたパワーが少なくなってきている感じがするのだ。東京に住む映画ファンにはやはり映画文化の先頭に立つのは東京人だという自負があるのだろう。東京国際映画祭、ファンタスティックもあるし、ラピュタ阿佐ヶ谷もあるし、ボレボレ東中野もあるし、渋谷のミニシアター街に三百人劇場、新文芸座と東京の方がそりゃ中心で関西なんか既存のミニシアターがバタバタと倒れてるような状態でどうしようもないんですが、こうした企画に客が入らんというのはこれは本格的に、文化の発信地=東京という方向が進んでしまっている。大阪、名古屋、福岡、広島も今や他の地方と同じで地方都市になってしまうのか。もちろん、地元で地元発信のエンターティメントを作ろうとしている人はいるんですが、笛は吹けども踊らずではねえ。。(これは自戒の意味も込めて。口だけでは駄目なんで主体的に何かやらねばならんと考えている。)さいたま、ちばを始めとする首都圏+長野みたいに方言棄てて、東京からあのアクセスが如何によいかのみがとりえの、東京のおこぼれ預かって生きていく方が楽なんだろうが、関西もそうなるのか?関西が駄目なら他の地方も総崩れやで。ただ、新文芸座で大ヒットとなった中島貞夫映画祭もあんまり入ってなかったみたい。中島貞夫ってこっちの方が本場やで。もっとも、映画番長にしてもオールナイトやるんだからゲストの一人でも寄越しやがれとは思うぞ。
☆象!象!象!さん(http://diarynote.jp/d/45998)もオールナイトに行かれた用で詳細なレポを書いておられます。文中に出てくる“つぶした納豆をわざと足に塗って来た”人は私ではありませんので、これだけは書いておきます。(笑)私は大人しく、見ておりました。
。。。まあこれは書かなくてもいいが。。学生時代には駄菓子を食いながら映画を見るという悪癖があり、(そのせいで太った)マナーのいい客ではなかったと思います。駄菓子を食いながら映画を見てて、後ろのおばさんに「うるさいのですが。。」と咎められたこともあります。(そのおばさんは一番後ろに座ってて前から3番目の私にわざわざ歩いて注意しにきました。よほどうるさかったのか、そういう人なのか。少し怖かったです。)最近はせいぜいフリスクぐらいであんまり食べなくなりました。ポップコーン大嫌いだしね。あ、それからもう何年も映画見てますが映画館で食い物を買ったことないです。多分、死ぬまで買いません。
☆脱線しましたが作品の質はどれも素晴らしく高く、ほとんど眠りませんでした。(「稀人」の前半は少し寝た)画像がきたねえだろうからどうかなと思いましたが、思った以上に綺麗でした。個人的には「ラブキルキル」が一番よかったです。津田寛治の面白さを引き出したかたちで料理したのは”刺客”であった。これからが楽しみです。瀬々さんの「ユダ」もよかったです。デビューの「バウンスKOGAL」以来に久々に出ずっぱりの岡元夕紀子のお姉さまが大変美しゅうございました。え?この人は私より一つ下ですか?
☆東京では渋谷のユーロスペースで長期にわたって上映されて好評を博した企画ではあったが関西ではシネヌ-ヴォで一週間のみの上映。さぞかし、多くのお客さんが来てるんだろうなあ、と前売り券をゲットしてなかった私はおそるおそる8時半過ぎに窓口で残部数を尋ねたが整理券の番号は何と10番台。そしてレイトショーの「片目だけの恋」もガラガラ。拍子抜けした感じであったが、オールナイトも半分も入っていなかった。ここは土日のイブニングショー、レイトショーは大入り満員なんだが。。
☆一抹の寂しさを感じる。この手のおまつりは映画館側にしても、手がかかる企画なんでお客さんが入らないのなら辞めてしまうだろう。東京ではまだまだこの手の企画にお客さんが入って、話題にもなっている。人口が多いから、だというのもあるがそれだけでは片付けられない。関西にそうしたパワーが少なくなってきている感じがするのだ。東京に住む映画ファンにはやはり映画文化の先頭に立つのは東京人だという自負があるのだろう。東京国際映画祭、ファンタスティックもあるし、ラピュタ阿佐ヶ谷もあるし、ボレボレ東中野もあるし、渋谷のミニシアター街に三百人劇場、新文芸座と東京の方がそりゃ中心で関西なんか既存のミニシアターがバタバタと倒れてるような状態でどうしようもないんですが、こうした企画に客が入らんというのはこれは本格的に、文化の発信地=東京という方向が進んでしまっている。大阪、名古屋、福岡、広島も今や他の地方と同じで地方都市になってしまうのか。もちろん、地元で地元発信のエンターティメントを作ろうとしている人はいるんですが、笛は吹けども踊らずではねえ。。(これは自戒の意味も込めて。口だけでは駄目なんで主体的に何かやらねばならんと考えている。)さいたま、ちばを始めとする首都圏+長野みたいに方言棄てて、東京からあのアクセスが如何によいかのみがとりえの、東京のおこぼれ預かって生きていく方が楽なんだろうが、関西もそうなるのか?関西が駄目なら他の地方も総崩れやで。ただ、新文芸座で大ヒットとなった中島貞夫映画祭もあんまり入ってなかったみたい。中島貞夫ってこっちの方が本場やで。もっとも、映画番長にしてもオールナイトやるんだからゲストの一人でも寄越しやがれとは思うぞ。
☆象!象!象!さん(http://diarynote.jp/d/45998)もオールナイトに行かれた用で詳細なレポを書いておられます。文中に出てくる“つぶした納豆をわざと足に塗って来た”人は私ではありませんので、これだけは書いておきます。(笑)私は大人しく、見ておりました。
。。。まあこれは書かなくてもいいが。。学生時代には駄菓子を食いながら映画を見るという悪癖があり、(そのせいで太った)マナーのいい客ではなかったと思います。駄菓子を食いながら映画を見てて、後ろのおばさんに「うるさいのですが。。」と咎められたこともあります。(そのおばさんは一番後ろに座ってて前から3番目の私にわざわざ歩いて注意しにきました。よほどうるさかったのか、そういう人なのか。少し怖かったです。)最近はせいぜいフリスクぐらいであんまり食べなくなりました。ポップコーン大嫌いだしね。あ、それからもう何年も映画見てますが映画館で食い物を買ったことないです。多分、死ぬまで買いません。
☆脱線しましたが作品の質はどれも素晴らしく高く、ほとんど眠りませんでした。(「稀人」の前半は少し寝た)画像がきたねえだろうからどうかなと思いましたが、思った以上に綺麗でした。個人的には「ラブキルキル」が一番よかったです。津田寛治の面白さを引き出したかたちで料理したのは”刺客”であった。これからが楽しみです。瀬々さんの「ユダ」もよかったです。デビューの「バウンスKOGAL」以来に久々に出ずっぱりの岡元夕紀子のお姉さまが大変美しゅうございました。え?この人は私より一つ下ですか?
新ブログ立ち上げました
2004年11月11日 映画に関する噂や更新情報、その他雑多なこと
☆今日はポッキーの日でもあり、鮭の日でもあります。ついでに言うと電池の日でもあるそうです。
☆当ブログも映画以外の話題も多くなりましたので、別に映画のことや時事ネタのことを語るブログをはてなで立ち上げました。
右を向いても左を見ても〜関西映画草子〜
http://d.hatena.ne.jp/tetorapot/
題名は鶴田浩二の歌から取りました。草子というのは「絵入り日記」のことでこちらも写真を使おうと思います。こちらは従来の関西の映画事情とか映画ネタとか書いていきます。あと時事ネタとか野球ネタとかも。
☆こちらでは週一本ほどの映画の感想(ペースは大分狂ってますけど)と短評(これも大分にたまってる)を中心に更新していくつもりです。映画草子共々、ごひいき願います。
☆当ブログも映画以外の話題も多くなりましたので、別に映画のことや時事ネタのことを語るブログをはてなで立ち上げました。
右を向いても左を見ても〜関西映画草子〜
http://d.hatena.ne.jp/tetorapot/
題名は鶴田浩二の歌から取りました。草子というのは「絵入り日記」のことでこちらも写真を使おうと思います。こちらは従来の関西の映画事情とか映画ネタとか書いていきます。あと時事ネタとか野球ネタとかも。
☆こちらでは週一本ほどの映画の感想(ペースは大分狂ってますけど)と短評(これも大分にたまってる)を中心に更新していくつもりです。映画草子共々、ごひいき願います。
☆ブッシュ当選。やっぱりなあ、という感じです。もっと戦争しよるんちゃうかという感じもしますが、二期目は人気取りの必要がないので戦争はないと思います。現にイラクからはもう手引きたがってるしね。冷たい言い方をするとあの戦争の功罪については後世の人が判断するということですな。閣僚ではライス、パウエルが辞任でネオコンの代表のウォルフィッツとラムズフェルドは留任だとか。。やっぱ戦争しそうだな。
☆アラファト死亡。晩年はハマスに鼻面引きずりまわされていいところなかったけど、影響は大きいだろう。日本ではシャロンとの比較でこの人はいいイメージがあるが、この男の指導力のなさが混乱を招いてるという側面もあり、事情通によるとシャロンは右派の中でも穏健派で閣僚の中にはアラブ全体をイスラエルにしようぜと発言する奴とかもいるらしい。アラブ全体がイスラエルになれば、それはそれで凄いことで一度試してみたいような気もするが本当にやったら一億人は死ぬな。何にせよ、アラブ問題はアラブ=善、ユダヤ=ビッチのような簡単な構図ではないのだ。
☆11月3日。イベンツの搬入の手伝いで休日出勤。めちゃくちゃいい天気でこの天気が先週の土曜日だったらなあ、と思う。だらだらと続いたが4時ごろ、やっと終わってシネ・ヌーヴォに中島貞夫の映画を見に行く。休日のシネヌ-ヴォは満員なことが多かったが6時50分からの「くの一忍法」は大入り満員である。この前が「にっぽん69’セックス猟奇地帯」で大阪の皆様は本当にスケベですな。「くの一忍法」は中島貞夫のデビュー作で脚本は盟友の倉本聰。デビュー作とは思えないほどのテンポよい演出とユーモアでうならせてくれる。小沢昭一、山城新伍、待田京介と曲者を使いながらも悪乗りすることなく、エロを交えながら笑いどころもふんだんにつかって(忍法、露がらし!)飽きさせることなく見せてくれる。脱ぎはなかったが野川由美子が大変に美しい。原作は山田風太郎。変な小説ばっか書いてるな。続けてレイトショー。ATGで撮った「鉄砲玉の美学」。ヤクザ映画で使い捨てにされている鉄砲玉の生き様を描いた作品で渡瀬恒彦が威勢良く若いヤクザを演じている。若者のうっぷんをうまく描いている。やたらにものを食うシーンが出てくるのが印象的だった。人間ってそんなにあっさりしたもんじゃなくて、もっとややこしくて、しぶといもんだ。中島貞夫の哲学が押し込められたような作品。
☆11月6日。私のTOHOシネマズ高槻にて「血と骨」「オールド・ボーイ」の連続鑑賞。激しく疲れるが見応えのある作品であった。「血と骨」はやっぱたけしの存在感が大きい。もっと若い役者を使うべきだったという意見もあるが、この底がしれない主人公はたけしじゃないと体現できないと思うし、また40歳過ぎの役者で演じきれる人がいるとは思えない。昔なら三国連太郎、緒形拳、菅原文太がやってたような感じで松田優作が生きてたら、嬉々として演じただろう。松田優作の死は本当に惜しかった。監督は崔洋一、脚本は鄭義信、原作は梁石日と「月はどっちにでている」以来の組み合わせで金俊平という男の生涯を描くだけでなく、彼を通しての昭和史をきっちりと築いている、稀に見る硬派な作品である。つまらぬ茶々を入れることなく、腹くくって見るべき作品。「オールド・ボーイ」はカンヌでグランプリを取った韓国映画。今年の韓国映画って本当に凄い。韓流なる韓国ドラマのブームに乗ろうとは思わんが映画のレベルは年々上がってる。今年はベストテンに韓国映画が何個かランクインすると思う。本作もその作品の一つ。後半の謎解きは見るのがつらいが前半の前のめりに突っ込んでいくようなテンポのよさは非凡。
☆11月7日。MOVIX京都にてティム・バートンの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を見る。いいねえ、こういった楽しいミュージカルは。こういう映画は久しぶり。夕方にTOHOシネマズ高槻にて「笑の大学」。三谷幸喜の傑作舞台劇を映画化。私はこれの舞台版をテレビで見てて、感激した口なので映画化は半分楽しみで半分不安であったが、大変よく仕上がっていた。監督は三谷幸喜脚本のドラマを撮っていた星護。「僕が生きる道」は結構よかった。舞台劇の雰囲気をうまく映画化したと思う。役所広司と稲垣吾郎が出ずっぱりで稲垣の演技が心配だったがこれが案外、ナチュラルでよかったのだ。役所広司の緩急つけた演技は相変わらず見事。久しぶりに見たような感じがする。「ドッペルゲンガー」以来か。2時間は少し長すぎたと思うが最後まで飽きることなく引っ張る演出のテンポは見事。
☆明日は中島貞夫の映画を見に行きます。全然見に行けへんかった。
☆アラファト死亡。晩年はハマスに鼻面引きずりまわされていいところなかったけど、影響は大きいだろう。日本ではシャロンとの比較でこの人はいいイメージがあるが、この男の指導力のなさが混乱を招いてるという側面もあり、事情通によるとシャロンは右派の中でも穏健派で閣僚の中にはアラブ全体をイスラエルにしようぜと発言する奴とかもいるらしい。アラブ全体がイスラエルになれば、それはそれで凄いことで一度試してみたいような気もするが本当にやったら一億人は死ぬな。何にせよ、アラブ問題はアラブ=善、ユダヤ=ビッチのような簡単な構図ではないのだ。
☆11月3日。イベンツの搬入の手伝いで休日出勤。めちゃくちゃいい天気でこの天気が先週の土曜日だったらなあ、と思う。だらだらと続いたが4時ごろ、やっと終わってシネ・ヌーヴォに中島貞夫の映画を見に行く。休日のシネヌ-ヴォは満員なことが多かったが6時50分からの「くの一忍法」は大入り満員である。この前が「にっぽん69’セックス猟奇地帯」で大阪の皆様は本当にスケベですな。「くの一忍法」は中島貞夫のデビュー作で脚本は盟友の倉本聰。デビュー作とは思えないほどのテンポよい演出とユーモアでうならせてくれる。小沢昭一、山城新伍、待田京介と曲者を使いながらも悪乗りすることなく、エロを交えながら笑いどころもふんだんにつかって(忍法、露がらし!)飽きさせることなく見せてくれる。脱ぎはなかったが野川由美子が大変に美しい。原作は山田風太郎。変な小説ばっか書いてるな。続けてレイトショー。ATGで撮った「鉄砲玉の美学」。ヤクザ映画で使い捨てにされている鉄砲玉の生き様を描いた作品で渡瀬恒彦が威勢良く若いヤクザを演じている。若者のうっぷんをうまく描いている。やたらにものを食うシーンが出てくるのが印象的だった。人間ってそんなにあっさりしたもんじゃなくて、もっとややこしくて、しぶといもんだ。中島貞夫の哲学が押し込められたような作品。
☆11月6日。私のTOHOシネマズ高槻にて「血と骨」「オールド・ボーイ」の連続鑑賞。激しく疲れるが見応えのある作品であった。「血と骨」はやっぱたけしの存在感が大きい。もっと若い役者を使うべきだったという意見もあるが、この底がしれない主人公はたけしじゃないと体現できないと思うし、また40歳過ぎの役者で演じきれる人がいるとは思えない。昔なら三国連太郎、緒形拳、菅原文太がやってたような感じで松田優作が生きてたら、嬉々として演じただろう。松田優作の死は本当に惜しかった。監督は崔洋一、脚本は鄭義信、原作は梁石日と「月はどっちにでている」以来の組み合わせで金俊平という男の生涯を描くだけでなく、彼を通しての昭和史をきっちりと築いている、稀に見る硬派な作品である。つまらぬ茶々を入れることなく、腹くくって見るべき作品。「オールド・ボーイ」はカンヌでグランプリを取った韓国映画。今年の韓国映画って本当に凄い。韓流なる韓国ドラマのブームに乗ろうとは思わんが映画のレベルは年々上がってる。今年はベストテンに韓国映画が何個かランクインすると思う。本作もその作品の一つ。後半の謎解きは見るのがつらいが前半の前のめりに突っ込んでいくようなテンポのよさは非凡。
☆11月7日。MOVIX京都にてティム・バートンの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を見る。いいねえ、こういった楽しいミュージカルは。こういう映画は久しぶり。夕方にTOHOシネマズ高槻にて「笑の大学」。三谷幸喜の傑作舞台劇を映画化。私はこれの舞台版をテレビで見てて、感激した口なので映画化は半分楽しみで半分不安であったが、大変よく仕上がっていた。監督は三谷幸喜脚本のドラマを撮っていた星護。「僕が生きる道」は結構よかった。舞台劇の雰囲気をうまく映画化したと思う。役所広司と稲垣吾郎が出ずっぱりで稲垣の演技が心配だったがこれが案外、ナチュラルでよかったのだ。役所広司の緩急つけた演技は相変わらず見事。久しぶりに見たような感じがする。「ドッペルゲンガー」以来か。2時間は少し長すぎたと思うが最後まで飽きることなく引っ張る演出のテンポは見事。
☆明日は中島貞夫の映画を見に行きます。全然見に行けへんかった。
コメントをみる |

☆土曜日のイベンツ(しつこく、福本調)は結局、悪天候でございましたが盛況のうちに終わりました。降ったりやんだりで本降りになったのは終わってからということで私も完全に運に見放されたわけではありませんな。お客は晴天だった去年に比べると少なくはなりましたが、私にすれば上出来です。これもスタッフの皆様とステージ出演者のおかげさまでございます。皆様、よく働いてくださいました。口には出しませんが少し泣きますた。
☆日曜日はフラリと高槻で映画。「SAW」と「隠し剣 鬼の爪」という何の関連性もない組み合わせだ。「SAW」は金はないけど、アイディアだけはあるで、という心意気で作られたホラーでカンヌで話題になった作品。
まりゅう氏が書かれているように
↓ ↓ ↓
http://diarynote.jp/d/13602/20041020.html
感想を書くとネタバレになりそうなんで多くは語らずですが、まあ見て損な作品ではないです。画面が暗いからビデオで見たら寝てしまう危険があるのでスクリーンで見るべきです。ファンタスティック映画祭で流されたバージョンはオリジナルバージョンで私が見たのはヤヴァイシーンがカットしてあるそうです。どこがカットになっているのか。充分に厭な作品なんだが。パンフにはストーリーがしっかり書いてあるので絶対に終わったあとに読むこと。まあパンフは見終わってから買うことを判断するものであると思いますが。2ちゃんねるのスレはネタバレしてるので見てはいけません。興味ある人は今から
車飛ばしてオールナイトででも見に行け、と。それぐらいに事前情報を仕入れずに見に行くと面白いです。
☆「隠し剣 鬼の爪」は今や日本の芸術映画を背負ってたった山田洋次監督の作品。彼の本領は喜劇映画にあって、ヒューマニズム映画は言わば余技であったのだがその余技に求めるものが深ければ氏もこんな映画撮らねばならないのだろう。80歳を過ぎてもなお、実験作に嬉々と取り組んでいる市川昆監督や死ぬまでゴンタ(不良)な清順のじい様に比べるとやや気の毒な感じもする。山田監督の初期の、舌がしびれるようなコメディが好きだった私は少し残念である。映画は「たそがれ清兵衛」に似た雰囲気で年寄りからヤング(死語)まで楽しめる作品になっていて、ヒットはするだろうと思う。「ザッツ日本映画」という感じでよく出来ている。ただ映画の内容を語りすぎるのは悪い癖だぜ。パンフのインタビューなんかみってもなくてねえ。映画見りゃわかることをわざわざ説明しすぎるなんてどうも粋じゃねえや。
☆ふと気が付けば心斎橋のシネマ・ドゥが閉館に。最後に見たのは今年の3月7日に見た油断大敵か。ここも一年に一回も二回行く映画館だったねえ。ここでしかやらない作品なら見に行ってたけど他で見れる映画なら、行かなかったしね。二人がけの椅子しかない小さな劇場で一人の私には行きにくかったし、客席に鏡がついてたのもなあ。。私は夏目漱石が鏡を嫌いな理由と同じで鏡があるところは苦手なのだ。難波の千日会館もポルノ映画館になったし、ここも無くなったし、ますます心斎橋・難波に行く予定がなくなるねえ。
☆風邪を引き込んだようで多分、明日は休むと思います。
☆日曜日はフラリと高槻で映画。「SAW」と「隠し剣 鬼の爪」という何の関連性もない組み合わせだ。「SAW」は金はないけど、アイディアだけはあるで、という心意気で作られたホラーでカンヌで話題になった作品。
まりゅう氏が書かれているように
↓ ↓ ↓
http://diarynote.jp/d/13602/20041020.html
感想を書くとネタバレになりそうなんで多くは語らずですが、まあ見て損な作品ではないです。画面が暗いからビデオで見たら寝てしまう危険があるのでスクリーンで見るべきです。ファンタスティック映画祭で流されたバージョンはオリジナルバージョンで私が見たのはヤヴァイシーンがカットしてあるそうです。どこがカットになっているのか。充分に厭な作品なんだが。パンフにはストーリーがしっかり書いてあるので絶対に終わったあとに読むこと。まあパンフは見終わってから買うことを判断するものであると思いますが。2ちゃんねるのスレはネタバレしてるので見てはいけません。興味ある人は今から
車飛ばしてオールナイトででも見に行け、と。それぐらいに事前情報を仕入れずに見に行くと面白いです。
☆「隠し剣 鬼の爪」は今や日本の芸術映画を背負ってたった山田洋次監督の作品。彼の本領は喜劇映画にあって、ヒューマニズム映画は言わば余技であったのだがその余技に求めるものが深ければ氏もこんな映画撮らねばならないのだろう。80歳を過ぎてもなお、実験作に嬉々と取り組んでいる市川昆監督や死ぬまでゴンタ(不良)な清順のじい様に比べるとやや気の毒な感じもする。山田監督の初期の、舌がしびれるようなコメディが好きだった私は少し残念である。映画は「たそがれ清兵衛」に似た雰囲気で年寄りからヤング(死語)まで楽しめる作品になっていて、ヒットはするだろうと思う。「ザッツ日本映画」という感じでよく出来ている。ただ映画の内容を語りすぎるのは悪い癖だぜ。パンフのインタビューなんかみってもなくてねえ。映画見りゃわかることをわざわざ説明しすぎるなんてどうも粋じゃねえや。
☆ふと気が付けば心斎橋のシネマ・ドゥが閉館に。最後に見たのは今年の3月7日に見た油断大敵か。ここも一年に一回も二回行く映画館だったねえ。ここでしかやらない作品なら見に行ってたけど他で見れる映画なら、行かなかったしね。二人がけの椅子しかない小さな劇場で一人の私には行きにくかったし、客席に鏡がついてたのもなあ。。私は夏目漱石が鏡を嫌いな理由と同じで鏡があるところは苦手なのだ。難波の千日会館もポルノ映画館になったし、ここも無くなったし、ますます心斎橋・難波に行く予定がなくなるねえ。
☆風邪を引き込んだようで多分、明日は休むと思います。
☆まずはやはり新潟の地震。新潟に知り合いはいないので、生な情報を得ることはできないが、その怖さの想像は容易だ。わずかな時間に震度6が三回である。想像するだに恐怖だ。気が狂いそうになる。私の住む京都も常に地震が来ると言われている地域である。人事ではない。しばらくは大変だと思うが、強く生き延びてほしいと思う。行政職員も復旧に向けてフル活動であろう。ご苦労なことである。恐怖のために室内で暮らすことができずに屋外で衰弱して亡くなる方が多いと聞く。すさまじく、胸が痛む。台風での死者も80名以上になったんでしょ?やっぱり自然には誰も勝てねえな。
☆「できちゃった結婚」であるが最近は「おめでた婚」と呼ぶらしい。呼び方を変えたところでどうってこともないと思うが。昔の「どれあい」に比べたらいいとは思うが。冠婚業についてなくてよかった。なんか肩凝りそうやしな、その商売。
☆結局、西武の優勝。終わってみると西武の隙を中日がついて3勝した感じで実力ははっきり決まってたような気がする。中日は日本シリーズに勝てないな。とうとう一回も日本一になれなかった近鉄の二の舞か?50年前って最も遠ざかってるとちゃうか?
☆先週末は映画を見ることができなかったので、なんか休んだ感じがせん。
☆スカパーで「スーパージャアンツ」シリーズ(新東宝製作の宇津井健主演のヒーロー物。宇津井健はその作品について語ろうとしない。監督はナウなヤングにモテモテで今一番ウェーブに乗ってる石井輝男)を見て勝手にクリストファー・リーブを追悼する。。やる気ねえな、おまえ。
☆スカパーで西川美和監督の「蛇イチゴ」を見る。監督の顔(かんばせ)の美しさに息を呑む。2ちゃんで美人だ、美人だと騒がれてたが本当に美人だわ。。大塚寧々を少しふっくらした感じで非常にいい。あ、映画も面白いですよ。。付け加えみたいに言うな。
☆明日で本サイト「キネマの星座」(http://homepage3.nifty.com/tetorapot/)が二周年です。このブログの二周年はもう少し先です。
☆「できちゃった結婚」であるが最近は「おめでた婚」と呼ぶらしい。呼び方を変えたところでどうってこともないと思うが。昔の「どれあい」に比べたらいいとは思うが。冠婚業についてなくてよかった。なんか肩凝りそうやしな、その商売。
☆結局、西武の優勝。終わってみると西武の隙を中日がついて3勝した感じで実力ははっきり決まってたような気がする。中日は日本シリーズに勝てないな。とうとう一回も日本一になれなかった近鉄の二の舞か?50年前って最も遠ざかってるとちゃうか?
☆先週末は映画を見ることができなかったので、なんか休んだ感じがせん。
☆スカパーで「スーパージャアンツ」シリーズ(新東宝製作の宇津井健主演のヒーロー物。宇津井健はその作品について語ろうとしない。監督はナウなヤングにモテモテで今一番ウェーブに乗ってる石井輝男)を見て勝手にクリストファー・リーブを追悼する。。やる気ねえな、おまえ。
☆スカパーで西川美和監督の「蛇イチゴ」を見る。監督の顔(かんばせ)の美しさに息を呑む。2ちゃんで美人だ、美人だと騒がれてたが本当に美人だわ。。大塚寧々を少しふっくらした感じで非常にいい。あ、映画も面白いですよ。。付け加えみたいに言うな。
☆明日で本サイト「キネマの星座」(http://homepage3.nifty.com/tetorapot/)が二周年です。このブログの二周年はもう少し先です。
コメントをみる |

1 2