☆5月1日。全国的に晴れ。今日は映画の日で混乱が予想されるので、昼間は外に出ず。夕方からのそのそ這い出して献血に行ってから、京都文化博物館に若尾文子の「」を見に行く。献血をすると体はだるくなるが、何か善行を施したような気になる。快なり。家にてスカパーで録画した「狼よ落日を斬れ」を見る。



☆5月2日。大学時代の友人から夕方に大阪にて呑まないかと誘われるが京都文化博物館にて夕方に上映される「華岡青洲の妻」を見たかったのでお断りする。昼間はWOWWOWにて「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」。スタッフ名に原惠一氏と水島努氏の名前を見つける。夕方から京都に這い出して京都文化博物館に向かうが、途中に友人から電話。京都ならどうだろうか、と。それならば、逝きましょうと了解する。あんまり仲良くないのです。が共通の友人がいるので、仕方なく顔をあわせているような感じ。河原町の前から逝きたかった「BARI」にて食事。向こうは当初から酔っ払っておったので相手せず。適当に切り上げて帰る。家では「ロード・オブ・ザ・リング」を見ておった。俺も見ればよかった。



☆5月3日。今日は南座にて歌舞伎である。花形歌舞伎「新世紀累化粧鏡」(いまようかさねけしょうのすがたみ、と読みます)の初日。こう書くと歌舞伎通に見えるが実は歌舞伎を見に行くのは初めて。厚生会のご招待である。午前中はプールでのろのろと泳いで母親と出かけた。音声ガイドを聞きながら見ていたのだが、滅法面白かった。三幕に休憩合わせて4時間近い演しものだがちっとも退屈しなかった。福助の早変わりが面白い。絵師の狩野元信がお家再興を願う若侍というぶっとんだ設定が江戸時代の鶴屋南北の考案だってんだから舌をまく。テンポもいいし、出てくるキャラクターがどれも魅力的で大層わかりやすい。「四谷怪談」の原型である、阿国御前の髪ときもなんともすさまじい。注目は宙乗りとラストの本水を使った「鯉つかみ」。水が威勢良く流れる滝の場での激しい立ち回り。それから張りぼての鯉を使った「鯉つかみ」。客席にも水しぶきが飛ぶほどの大熱演。浮世又平を演じた橋之助も楽しそうだった。値段を見ると早々には来れないが、これは贅沢な楽しみだと思う。一年に一回は来よう。



☆5月4日。朝から大雨。肌寒いし、風も強い。こんな日は外に出たくないなあと思うがこんな日こそ、人出も少なかんべえとTOHOシネマズ高槻にて「パッション」。その後、京都の御池は新風館に向かう。ここが今日の日記のメインになるんで、項を改めようか。



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