ディ・アフター・トゥモロー 8/1 東宝公楽
★★★★
→エメリッヒの映画は「インデペンデンス・ディ」を高校の頃に見て以来で見る気もなかったんだが、「復活の日」を見てなんか見たくなったので映画の日に見に行ってきた。画面の迫力だけで押すのではなくて、登場人物の色づけをしっかり行い、ドラマでも充分に見せてくれる映画になっている。本を抱きしめる、図書館司書なんかよかったな。ストーリーには何の関係も無いんだが、こういうキャラクターがドラマに深みを与える。ラストは少しあざといが、俺は案外好きだ。温暖化は確実に進んでて、あんまりぞっとしない映画だ。

機関車先生 8/8 京極弥生座2
★★★
→地味で大人しすぎる映画ですが、丁寧に時間をたっぷりかけて作られた作品。堺正章や笑福亭松之助の渋い演技がいい。それから倍賞美津子はいい婆さんになってきたなあ。

シュレック2 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン3
★★★★
→前作では化け物が化け物のまま、ヒーローになるという映画だったのだが、今作ではもっと難しいことに挑戦している。王子様と結婚するはずだったお姫様が化け物にさらわれて妻になっている。王子様は妖精の助けを借りて、お姫様を救いに行く。この単純なおとぎ話を化け物の側から描いて、おとぎ話の嫌らしさをしっかり描いている。この映画のホンを書いた奴はよっぽどおとぎ話が嫌いで小学校では先生に「なんで?」「なんで?」を繰り返していた厭なガキに違いないだろう。俺も子どもの頃からおとぎ話が大嫌いだった。「桃太郎」で一番気になったのは、そんな極悪な鬼が何故今まで民衆に縊り殺されなかったかであったし、「浦島太郎」の乙姫は本当に厭な奴だと思った。この映画を見て、そんな俺の心に残った刺はおむすびを丸呑みしたかのように、すっきり腹に収まったような気がする。誰かがやってくれると思ったよ。吹替えで見たのだが、プロの声優でもない浜田のうまさにうなった。だんだん、シュレックの顔が浜田の顔にフィオナ(豚バージョンね)が浜田のブス嫁(小川菜摘)に見えてくるから不思議だ。人間になったシュレックはマイク・マイヤーズでフィオナはキャメロン・ディアスだけどな。

ハリーポッターとアズカバンの囚人 8/12 TOHOシネマズ高槻 スクリーン5
★★
→ハリーポッターにはまず失敗はない。。。と思う。映画ファンとしてはやはり見ておかなくてはいけない作品だろうけどねえ。久しぶりにゲイリー・オールドマンを見たような気がする。まあファンでもない私にとってはその程度。

☆東京物語 8/14 シネ・ヌーヴォ
★★
→俺はどうも小津の映画が合わない。小津の最高傑作と呼ばれる「東京物語」をスクリーンで見てもその感想が変わらないことを見ても、本当にあわないのだろう。酔っ払いの東野英治郎はいいんだけど、俳優の演技で楽しませてるだけでテンポがだるだるなのでイライラしてしまう。小津の映画がわからない俺は日本映画ファンを名乗る資格などないのかとしばらく落ち込んだのだが、淀長さんも苦手だったらしい。やっぱり私の体質は東映、大映だな。松竹はどうも苦手だ。

誰も知らない 8/14 動物園前シネフェスタ4(Screen1)
★★★★
→是枝の映画に興味がある人というよりも、事件から世の中を考えたい、”心優しい人たち”と柳楽君に興味を持った人で大ヒットになった映画。(あくまでも悪意にあらず。)是枝が苦手な私も映画作品として楽しんだ。ある意味、これは現代の「鬼畜」なんだと思う。

■子猫をお願い 8/14 動物園前シネフェスタ4(Screen3)
★★★★★
→やっぱり二回見に行ってしまった。少女の成長を希望に満ちたものと撮らずに苦難の物語として切り取ってしまう。大人になるというのはしんどいことばかりで、もう厭になる。それでも、いつか「人生はいいもんだ」とほろ苦く感じられる時まで踏ん張らねばならないんだろう。俺もまだまだですけどね。

☆明日は職場の若い者の飲み会だ。大学卒業してから意識的にそうした飲み会は避けるようにしてて、実際にお呼びもかからなくなった。が、世話になった人が幹事なので今回は行く。どんな人がいるか知らないので知っておくぐらいはいいかな、と思ったが、少し不安だ。。この人たち、サークルみたいな感じで苦手なんだよな。。サッカーの話とかふられてもわからんもんなあ。。

☆「月刊つぐみ」をこっそり買ってしまったが、全編通じてエロエロな感じで返って萎えた。充分に可愛いんだから普通に見せてくれと思う。「贅沢な骨」ってのは本当にいい映画だったねえ。

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