☆昨日の台風は凄かった。。轟音のために一睡もできなかった。
☆京都大丸の「大水木しげる展」を見てきた。満員。水木しげるって漫画家は本当に凄い。生き様自体が尊敬に値する。前から欲しかった「劇画ヒットラー」をゲットした。
☆沓掛時次郎 7/18 みなみ会館
★★★
→毎年恒例の市川雷蔵映画祭から。主人公の時次郎は決して強い男でも正義の味方でもないが、悪いことができない男である。そうした等身大の男が義理のために戦うという設定はなかなか面白かった。宿屋の女主人をやった杉村春子もシャキシャキとした綺麗な江戸弁を披露してくれる。ただ、新珠三千代がどうも私は好きになれん。
☆江戸へ百七十里 7/18 みなみ会館
★★★★
→雷蔵主演の痛快ドタバタコメディ。瑳峨三智子を筆頭にキャストがノリノリで非常に楽しい撮影風景だったと思う。中村雁治郎演じる家老の飄々とした感じがなんとも楽しい。
スイミング・プール 7/18 みなみ会館
★★
→フランソワ・オゾンの作品は「ホームドラマ」が一番面白かったような気がする。「8人の女たち」にしてもこの作品にしても力作なんだろうけど、もう一つハマりきれなかった。「8人の女たち」の中で唯一、不倫とかレズとか近親相姦をしてなかった女優さんがこの映画では濡れ場も辞さずというか出演シーンの半分ぐらいがお乳出しての大熱演であった。が、これがあんまり興奮しなかったんだな。フランソワ・オゾンってのはホモで感性は女性なんだろう。女性を綺麗に撮るのはうまいが、男が魅力を感じるってのは少し違うんだよな。後半がいきなりミステリーになる展開は面白かったが、その時には結構しんどかったのだ。
東京原発 7/19 第七藝術劇場
★★
→ストーリーは面白いんだがテンポの悪さに正直、イライラさせられた。映画というよりも舞台劇を見せられているような感じ。芸達者な俳優さんだけでも充分楽しめるので、それなりには面白い作品にはなってます。テレビ向き。。じゃないか。題材が原発やもんね。。パンフで大真面目に田原総一朗が背景について語っているのでパンフも買おう。
スパイダーマン2 7/19 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
★★★★★+★★★
→一言で言うと、大変面白かった。そして素晴らしかった。アクションに偏ることなく、ドラマをしっかり組み立てていったサム・ライミはやはり偉大だ!1のストーリーをキチンと受け継いだ形で前作で未消化だった問題をきっちりと取り扱っている。続編というものはそもそもそういう作品である。それを踏まえた上でより上のドラマに映画を運んでいる、几帳面までの映画手法にはうっとりするほどである。すなわち、ヒーローは何故にヒーローなのか、という難しすぎる命題に取り組んでいる。そして胸がスカッと来るアクション。この夏、まずはこれを見ろ!
☆濡れ髪牡丹 7/23 みなみ会館
★★★
→雷蔵が演じるのは口八丁手八丁の流れ者。主人公が食えない奴で一筋縄で行かないのが面白い。京マチ子が好演。
☆忠直卿行状記 7/23 みなみ会館
★★
→菊池寛の原作を大映の至宝、森一生が監督。雷蔵がどうしようもない、心の穴に落ち込んでいく殿様を演じる。殿様を決して悲劇の主人公として撮るのではなく、ある種突き放した形で撮っているのが印象的だった。
箪笥 7/25 MOVIX京都シアター5
★★★★
→ホラー好きにはもう一つ不評だった作品ですが、俺はラスト近くまで結構ドキドキしながら見られた作品でした。監督は「反則王」のキム・ジウン。ホラーからドラマに転換させていく過程が楽しめた。キム・ガプスは大杉漣にクリソツだな。パンフに全ての種明かしがしてあるので映画鑑賞後に読みましょう。
マッハ!!!!! 7/25 MOVIX京都シアター5
★★★★
→「グリーン・ディスティニー」以降、聖林を含めて全世界的なワイヤーブームで「マトリックス・シリーズ」や「ツインズ・エフェクト」なんかが代表作で充分に迫力もある。この映画はあえてそうしたワイヤーに異議を唱えて肉体だけでどこまでやれるかの限界に挑戦した作品で、今後のアクションの流れを変えるかはわからんが一つの金字塔になる作品だと思う。トニー・ジャーの体技ばかりが注目されるが、それをどう見せるかに腐心した映画監督の努力も褒め称えねばならない。
ウォルター少年と夏の休日 7/25 MOVIX京都シアター6
★★★
→俺はどうもオスメントが嫌いでこの映画も相当に迷ったが、率直な感想で言うと大変にいい映画だった。ロバート・デュバルとマイケル・ケインのコンビが何とも楽しく、どっぷりハマってしまったのだ。変てこな頑固親父達なんだが、そのやりとりは微笑ましい。オスメントは演技がうますぎて、厭だったんだがラストの母親に訴えかけるシーンはやはり胸に来た。万人にお薦めできる作品でございます。
☆京都大丸の「大水木しげる展」を見てきた。満員。水木しげるって漫画家は本当に凄い。生き様自体が尊敬に値する。前から欲しかった「劇画ヒットラー」をゲットした。
☆沓掛時次郎 7/18 みなみ会館
★★★
→毎年恒例の市川雷蔵映画祭から。主人公の時次郎は決して強い男でも正義の味方でもないが、悪いことができない男である。そうした等身大の男が義理のために戦うという設定はなかなか面白かった。宿屋の女主人をやった杉村春子もシャキシャキとした綺麗な江戸弁を披露してくれる。ただ、新珠三千代がどうも私は好きになれん。
☆江戸へ百七十里 7/18 みなみ会館
★★★★
→雷蔵主演の痛快ドタバタコメディ。瑳峨三智子を筆頭にキャストがノリノリで非常に楽しい撮影風景だったと思う。中村雁治郎演じる家老の飄々とした感じがなんとも楽しい。
スイミング・プール 7/18 みなみ会館
★★
→フランソワ・オゾンの作品は「ホームドラマ」が一番面白かったような気がする。「8人の女たち」にしてもこの作品にしても力作なんだろうけど、もう一つハマりきれなかった。「8人の女たち」の中で唯一、不倫とかレズとか近親相姦をしてなかった女優さんがこの映画では濡れ場も辞さずというか出演シーンの半分ぐらいがお乳出しての大熱演であった。が、これがあんまり興奮しなかったんだな。フランソワ・オゾンってのはホモで感性は女性なんだろう。女性を綺麗に撮るのはうまいが、男が魅力を感じるってのは少し違うんだよな。後半がいきなりミステリーになる展開は面白かったが、その時には結構しんどかったのだ。
東京原発 7/19 第七藝術劇場
★★
→ストーリーは面白いんだがテンポの悪さに正直、イライラさせられた。映画というよりも舞台劇を見せられているような感じ。芸達者な俳優さんだけでも充分楽しめるので、それなりには面白い作品にはなってます。テレビ向き。。じゃないか。題材が原発やもんね。。パンフで大真面目に田原総一朗が背景について語っているのでパンフも買おう。
スパイダーマン2 7/19 TOHOシネマズ高槻 スクリーン1
★★★★★+★★★
→一言で言うと、大変面白かった。そして素晴らしかった。アクションに偏ることなく、ドラマをしっかり組み立てていったサム・ライミはやはり偉大だ!1のストーリーをキチンと受け継いだ形で前作で未消化だった問題をきっちりと取り扱っている。続編というものはそもそもそういう作品である。それを踏まえた上でより上のドラマに映画を運んでいる、几帳面までの映画手法にはうっとりするほどである。すなわち、ヒーローは何故にヒーローなのか、という難しすぎる命題に取り組んでいる。そして胸がスカッと来るアクション。この夏、まずはこれを見ろ!
☆濡れ髪牡丹 7/23 みなみ会館
★★★
→雷蔵が演じるのは口八丁手八丁の流れ者。主人公が食えない奴で一筋縄で行かないのが面白い。京マチ子が好演。
☆忠直卿行状記 7/23 みなみ会館
★★
→菊池寛の原作を大映の至宝、森一生が監督。雷蔵がどうしようもない、心の穴に落ち込んでいく殿様を演じる。殿様を決して悲劇の主人公として撮るのではなく、ある種突き放した形で撮っているのが印象的だった。
箪笥 7/25 MOVIX京都シアター5
★★★★
→ホラー好きにはもう一つ不評だった作品ですが、俺はラスト近くまで結構ドキドキしながら見られた作品でした。監督は「反則王」のキム・ジウン。ホラーからドラマに転換させていく過程が楽しめた。キム・ガプスは大杉漣にクリソツだな。パンフに全ての種明かしがしてあるので映画鑑賞後に読みましょう。
マッハ!!!!! 7/25 MOVIX京都シアター5
★★★★
→「グリーン・ディスティニー」以降、聖林を含めて全世界的なワイヤーブームで「マトリックス・シリーズ」や「ツインズ・エフェクト」なんかが代表作で充分に迫力もある。この映画はあえてそうしたワイヤーに異議を唱えて肉体だけでどこまでやれるかの限界に挑戦した作品で、今後のアクションの流れを変えるかはわからんが一つの金字塔になる作品だと思う。トニー・ジャーの体技ばかりが注目されるが、それをどう見せるかに腐心した映画監督の努力も褒め称えねばならない。
ウォルター少年と夏の休日 7/25 MOVIX京都シアター6
★★★
→俺はどうもオスメントが嫌いでこの映画も相当に迷ったが、率直な感想で言うと大変にいい映画だった。ロバート・デュバルとマイケル・ケインのコンビが何とも楽しく、どっぷりハマってしまったのだ。変てこな頑固親父達なんだが、そのやりとりは微笑ましい。オスメントは演技がうますぎて、厭だったんだがラストの母親に訴えかけるシーンはやはり胸に来た。万人にお薦めできる作品でございます。
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