今日はタイ発のアクション映画「マッハ!!!!!」。「一、CGは使いません 二、ワイヤーは使いません・・・」のド派手な予告編に心を動かされて行って来たんですが、これ、本当にすごいわ。
アクション映画はニガテなんで、この映画がアクション映画としてどう素晴らしいのかはよくわからない。が、アクション映画ニガテの私でもこれだけは言える。ぜひ、これはスクリーンで見て欲しい映画だ。だって、エルボーがまともに後頭部に入ってる映像なんて他じゃみられねえや。寸止めなんかじゃない、本当にボッコーンと当たってるのだ。
タイののどかな村で大事件が起こった。何者かが村の守護仏”オンパク”像の首を切り取って持ち去ってしまったのだ。村民の全てが嘆き悲しんだ。村人たちはムエタイの達人であるテイン(トニー・ジャー)に”オンパク”像の首を奪還してくれるように頼む。盗んだ男はバンコク裏社会を仕切るコム・タン(スチャオ・ボンウィライ)の部下だった。村人の期待と村人がこつこつ貯めたお金を背負い、テインはバンコクに旅立つ。
バンコクについたテインは幼馴染のジョージ(ペットターイ・ウォンカムラオ)に協力を依頼する。が、ジョージはイカサマが得意のカスみたいな男になりさがっており、隙を見てテインの金を持って逃げてしまう。怒ったテインはジョージを追いかけるが、彼の金は既にコム・タンの闇格闘技場の賭博に賭けられてしまっていた。村人から預かったお金を取り戻す為に、闇格闘技場のリングに上がるテイン。一撃でチャンピオンを制圧するテインを見たジョージは彼を利用しようと考えるが。。
主人公はスタントマン出身のトニー・ジャー。こいつが走って闘ってともう大活躍なのだ。一番びびったのは、下半身が炎に巻かれながら闘うシーン。エンドロールで撮影風景を流していたが、何回か分けて撮っているようだが本当に足を燃やしている。マジに体張ってる。格闘シーンも凄かったが序盤の町での追いかけっこにも恐れ行った。時間にして20分くらいだろうが、手に汗を握らせてくれる。俺が好きなトンファで闘うシーンもある。もうちょっと長かったら嬉しかったんだが。
それから、敵役の覚悟も相当なもんだ。ジャンピングエルボーを頭に決められたり、顔面にモロに蹴りが入ってる。ギャラをいくらもらってるか、しらんが素面ではできねえ。
演出もなかなか凝っている。「筋肉番付」みたいに決定的なシーンをカメラの角度を変えて何種類か見せてくれる。それもそんなにしつこくなく、テンポを落とすことなく、スピーディーに見せてくれるのだ。監督はミュージック・クリップ界出身で、音楽の使い方とアクションの見せ方はとにかくうまい。トニー・ジャーの体技ばかりが注目されるが、この映画監督もたいしたもんだ。
アクション部分はトニー・ジャーに担当させてドラマ部分はもっぱら、ジョージ役のペットターイ・ウォンカムラオが担当。この人はコメディアン、俳優、司会、映画監督とマルチな才能を発揮する、タイのスーパースター。顔を見ると桂枝雀か左とん平にしか見えないのだが、タイのビートたけし(パンフ参照)らしい。こいつが演じるジョージってのはとんでもないロクデナシなんだが、テインに心を動かされていく。ほとんどストーリーはないとか言われているがラストのシーンで俺は少し感動したぞ。悪役の叔父様は顔がなかなか凶悪で機械を首に当てながら(ラストは当てずに普通に喋ってたが)機会音で喋るシーンがなかなかセクシー。これで女の子がもう少し可愛かったらなあ。。タイでは美人なのかもしれんが、藪にしか見えん。
限りなく、本当のものを見せるというエクスプロイーション(見世物)的な活動屋魂が嬉しい。映画の基本ってのは誰も見たことねえ、すげえものを見せるってとこにありますしね。トニー・ジャーという逸材と監督のセンスがうまく重なった、一品と言えるでしょう。え?「マッスルヒート」と比べてどうかって?・・・忘れたれよ。。その映画。
予告編、おまけも楽しい遊び心満点の公式サイト。ここでこの映画の凄さの片鱗を知ろう。→http://www.mach-movie.jp/
アクション映画はニガテなんで、この映画がアクション映画としてどう素晴らしいのかはよくわからない。が、アクション映画ニガテの私でもこれだけは言える。ぜひ、これはスクリーンで見て欲しい映画だ。だって、エルボーがまともに後頭部に入ってる映像なんて他じゃみられねえや。寸止めなんかじゃない、本当にボッコーンと当たってるのだ。
タイののどかな村で大事件が起こった。何者かが村の守護仏”オンパク”像の首を切り取って持ち去ってしまったのだ。村民の全てが嘆き悲しんだ。村人たちはムエタイの達人であるテイン(トニー・ジャー)に”オンパク”像の首を奪還してくれるように頼む。盗んだ男はバンコク裏社会を仕切るコム・タン(スチャオ・ボンウィライ)の部下だった。村人の期待と村人がこつこつ貯めたお金を背負い、テインはバンコクに旅立つ。
バンコクについたテインは幼馴染のジョージ(ペットターイ・ウォンカムラオ)に協力を依頼する。が、ジョージはイカサマが得意のカスみたいな男になりさがっており、隙を見てテインの金を持って逃げてしまう。怒ったテインはジョージを追いかけるが、彼の金は既にコム・タンの闇格闘技場の賭博に賭けられてしまっていた。村人から預かったお金を取り戻す為に、闇格闘技場のリングに上がるテイン。一撃でチャンピオンを制圧するテインを見たジョージは彼を利用しようと考えるが。。
主人公はスタントマン出身のトニー・ジャー。こいつが走って闘ってともう大活躍なのだ。一番びびったのは、下半身が炎に巻かれながら闘うシーン。エンドロールで撮影風景を流していたが、何回か分けて撮っているようだが本当に足を燃やしている。マジに体張ってる。格闘シーンも凄かったが序盤の町での追いかけっこにも恐れ行った。時間にして20分くらいだろうが、手に汗を握らせてくれる。俺が好きなトンファで闘うシーンもある。もうちょっと長かったら嬉しかったんだが。
それから、敵役の覚悟も相当なもんだ。ジャンピングエルボーを頭に決められたり、顔面にモロに蹴りが入ってる。ギャラをいくらもらってるか、しらんが素面ではできねえ。
演出もなかなか凝っている。「筋肉番付」みたいに決定的なシーンをカメラの角度を変えて何種類か見せてくれる。それもそんなにしつこくなく、テンポを落とすことなく、スピーディーに見せてくれるのだ。監督はミュージック・クリップ界出身で、音楽の使い方とアクションの見せ方はとにかくうまい。トニー・ジャーの体技ばかりが注目されるが、この映画監督もたいしたもんだ。
アクション部分はトニー・ジャーに担当させてドラマ部分はもっぱら、ジョージ役のペットターイ・ウォンカムラオが担当。この人はコメディアン、俳優、司会、映画監督とマルチな才能を発揮する、タイのスーパースター。顔を見ると桂枝雀か左とん平にしか見えないのだが、タイのビートたけし(パンフ参照)らしい。こいつが演じるジョージってのはとんでもないロクデナシなんだが、テインに心を動かされていく。ほとんどストーリーはないとか言われているがラストのシーンで俺は少し感動したぞ。悪役の叔父様は顔がなかなか凶悪で機械を首に当てながら(ラストは当てずに普通に喋ってたが)機会音で喋るシーンがなかなかセクシー。これで女の子がもう少し可愛かったらなあ。。タイでは美人なのかもしれんが、藪にしか見えん。
限りなく、本当のものを見せるというエクスプロイーション(見世物)的な活動屋魂が嬉しい。映画の基本ってのは誰も見たことねえ、すげえものを見せるってとこにありますしね。トニー・ジャーという逸材と監督のセンスがうまく重なった、一品と言えるでしょう。え?「マッスルヒート」と比べてどうかって?・・・忘れたれよ。。その映画。
予告編、おまけも楽しい遊び心満点の公式サイト。ここでこの映画の凄さの片鱗を知ろう。→http://www.mach-movie.jp/
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