今週末見た映画〜きょうのできごと、赤目四十八瀧心中未遂、クイール〜
2004年4月11日 封切日本映画
☆4月10日。先週は休みがなかったので、いそいそと朝早くから外に出る。うちの町内は共産党が強い為かやたらにイラクがどうとか、撤退がどうとか聞こえる。人質の問題と自衛隊の撤退は完全に別問題だろうに。問題のすり替えだな、テログループに屈するなどという判断は始めから存在しない。俺は基本的に自衛隊の派遣には反対だが、こういう姑息な手段を使うような政党には今後100年間は投票しない。
☆十三の第七藝術劇場にて「赤目四十八瀧心中未遂」。2時間40分という大変長い映画だったので、見るかどうか悩んでいたのだが逝ってきた。今が旬の寺島しのぶが主演である。昨年の湯布院映画祭で間近で見た時にはそんなに綺麗とは思わんかったがやはりスクリーンで見えると映えるねえ、この人は。俺は「ヴァイブレータ」をそんなには買わないし、この映画も大絶賛しないがこの人は確かに映画女優だと思うし、この人抜きでこの二本は考えられなかっただろう。尼崎をアンダーワールドとして童話的な映画になっており、あくまでも架空ですよという説明がついているんだろう。が、関西人にとっての尼崎という町は、こんな町だと言われてたら納得してしまうような雰囲気を持った町なのだ。多分、金髪で総髪の彫り師もアパートの一室で臓物を串に刺して生計をたてている若者もいるのだろう。ダウンタウンの松本は「尼崎には”アマー”という貨幣がある」と言っていたが、多分本当だろう。(んなわけない。)ということで文芸作品なんだが私は過分にもコメディとして楽しんでしまった。
☆十三の印度屋というカレー屋で腹を膨らませて、特急で京都にトンボ返り。六曜館で休息後、MOVIX京都で「クイール」「きょうのできごと」を連続で見る。「クイール」は私が犬を飼ったことないためか、ちっとも感激しないままおわった。犬を飼っている人はまた違う感想なんだろう。寺島しのぶがまた出ていたが彼女はいい役をもらっているなと思った。「ごめん」でデビューした櫻谷由貴花ちゃんがでていた。椎名桔平は意外に演技の幅が広い。崔監督の職人技がたっぷり楽しめる作品であった。「きょうのできごと」は繊細な映画作りが評価される行定勲が監督。この人はクソ真面目でやや抹香くさいところがあるんだが、演出に軽さが出てきてテンポで見せてくれる作品になっていた。群像劇にしては登場人物の描き方に濃紺がありすぎで、雑な脚本なんだが、カットを丁寧に割って心地よいテンポで見せてくれる。何より、登場人物の関西弁が自然でちっとも引っかからない。うまい。脇役では津田寛治がいい。派谷恵美はもっと映画に出て欲しい。かなり可愛いんだし。本日、見た三本ではこれが一番よかった。
☆4月11日。一夜明ければあっさりと開放。当たり前だが、政府はそれなりの金を山賊を通じてこの山賊に送っておる。中東のテロリストを純粋だと思いすぎ。梅田にてミスチルの「シフクノオト」をゲット。友人と造幣局の桜を見に行く。あまりの人の多さに辟易してもうどうでもよくなる。桜なんて覚えちゃいねえ。高槻でカラオケして帰る。明日は声が出ない。
☆十三の第七藝術劇場にて「赤目四十八瀧心中未遂」。2時間40分という大変長い映画だったので、見るかどうか悩んでいたのだが逝ってきた。今が旬の寺島しのぶが主演である。昨年の湯布院映画祭で間近で見た時にはそんなに綺麗とは思わんかったがやはりスクリーンで見えると映えるねえ、この人は。俺は「ヴァイブレータ」をそんなには買わないし、この映画も大絶賛しないがこの人は確かに映画女優だと思うし、この人抜きでこの二本は考えられなかっただろう。尼崎をアンダーワールドとして童話的な映画になっており、あくまでも架空ですよという説明がついているんだろう。が、関西人にとっての尼崎という町は、こんな町だと言われてたら納得してしまうような雰囲気を持った町なのだ。多分、金髪で総髪の彫り師もアパートの一室で臓物を串に刺して生計をたてている若者もいるのだろう。ダウンタウンの松本は「尼崎には”アマー”という貨幣がある」と言っていたが、多分本当だろう。(んなわけない。)ということで文芸作品なんだが私は過分にもコメディとして楽しんでしまった。
☆十三の印度屋というカレー屋で腹を膨らませて、特急で京都にトンボ返り。六曜館で休息後、MOVIX京都で「クイール」「きょうのできごと」を連続で見る。「クイール」は私が犬を飼ったことないためか、ちっとも感激しないままおわった。犬を飼っている人はまた違う感想なんだろう。寺島しのぶがまた出ていたが彼女はいい役をもらっているなと思った。「ごめん」でデビューした櫻谷由貴花ちゃんがでていた。椎名桔平は意外に演技の幅が広い。崔監督の職人技がたっぷり楽しめる作品であった。「きょうのできごと」は繊細な映画作りが評価される行定勲が監督。この人はクソ真面目でやや抹香くさいところがあるんだが、演出に軽さが出てきてテンポで見せてくれる作品になっていた。群像劇にしては登場人物の描き方に濃紺がありすぎで、雑な脚本なんだが、カットを丁寧に割って心地よいテンポで見せてくれる。何より、登場人物の関西弁が自然でちっとも引っかからない。うまい。脇役では津田寛治がいい。派谷恵美はもっと映画に出て欲しい。かなり可愛いんだし。本日、見た三本ではこれが一番よかった。
☆4月11日。一夜明ければあっさりと開放。当たり前だが、政府はそれなりの金を山賊を通じてこの山賊に送っておる。中東のテロリストを純粋だと思いすぎ。梅田にてミスチルの「シフクノオト」をゲット。友人と造幣局の桜を見に行く。あまりの人の多さに辟易してもうどうでもよくなる。桜なんて覚えちゃいねえ。高槻でカラオケして帰る。明日は声が出ない。
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