必殺仕掛人・春雪仕掛針 12/1 高槻松竹セントラル
★★★★★
→緒方拳主演の必殺仕掛人シリーズ。ドキドキさせる展開にテンポのよさで気持ちよく見ることができた。林与一が演じた浪人が印象的。

修羅雪姫 12/1 高槻松竹セントラル
★★★★
→「キルビル」の元ネタになった梶芽衣子主演の映画。ものすごく暗い話で梶芽衣子がずっとテンパったような顔で人を殺すだけの映画なんだがぶっとびまくってて面白い。ただ黒沢年男が恋人なのは如何なものか。

キル・ビルVol. 1 12/4 MOVIX京都シアター4
★★★
→二回目を見てきたんだが、なんか欠点ばかり目に付いてしまった。まず何と言っても千葉ちゃんの扱われ方は可哀想だ。それからこの人、一対一の決闘シーンは下手ね。GOGOとの決闘はもっと面白くなったと思うんだけど。でも青葉屋の大乱闘は相当にお金がかかってて、これは目のご馳走でスクリーンでの一見の価値あり。

東京ゴッドファーザーズ 12/4 みなみ会館
★★★★★
→久々に肩肘張らない楽しい映画を見せてもらったような気がする。映画というのはもっと楽しくていいんだと思った。

シャンハイ・ナイト 12/5 MOVIX京都シアター7
★★★
→ジャッキーの映画は邪心なく楽しめる。前作を見て無くても楽しめます。

えびボクサー 12/5 MOVIX京都シアター6

→ストーリー云々よりもえびがキモイ。ラメ服のオヤジもなんだかなー。

月曜日に乾杯! 12/9 みなみ会館
★★
→「過去の無い男」のような映画を期待してたんだが少しオフビートすぎてのりきれなかった。

座頭市物語 12/13 シネ・ヌーヴォ
★★★★
→座頭市シリーズの一本目になった作品。あんまなれど博打好きで滅法、腕がきれるヤクザ者というアンチヒーローを勝新が演じている。この映画では座頭市よりも敵役の天知茂の方が目立っている。最後の一喝が印象的で初期の座頭市はまだ任侠的な精神を持っていたのだ。

続・座頭市物語 12/13 シネ・ヌーヴォ
★★★
→勝新の兄貴、若山富三郎が市の兄貴役で出演しているという凄い作品。市はこの兄貴に女を取られるなどトラウマまみれの主人公になっている。ラストの共同戦線は面白いがそれまでがやや退屈。

悪名 12/13 シネ・ヌーヴォ
★★★★★
→監督の田中徳三を迎えての上映会。この人はもっと評価されていい。勝新、田宮次郎とも生き生きしてて非常に面白い。脚本をしっかり練れてるし、展開もスピーディーでいい。このシリーズを現在進行形で見れた人が羨ましいよ、本当に。

小早川家の秋 12/14 みなみ会館
★★
→俺は小津の映画のよさがよくわからんのだが、やっぱりこの映画もあわなかった。テンポが遅くてイライラしてしまった。俺の好きな遠藤辰雄と内田朝雄がなんであんなにいい人なんだ。ちごうとる、ちごうとる。

ファインディング・ニモ(日本語吹替版) 12/18 MOVIX京都シアター1
★★★
→ピクサスの映画にハズレなし。子どもだけでなく大人も目頭をあつくできる映画作りには感心します。今回は吹替えが失敗。木梨と室井の顔がちらつきすぎ。

ラストサムライ 12/18 MOVIX京都シアター3
★★★★
→細かいところでは注文が多いのですが、聖林でしかできない豪腕映画だと思います。日本じゃこんなの作れんのだから、やはり楽しまないと。

やくざ絶唱 12/20 シネ・ヌーヴォ
★★★★
→若い頃の大谷直子が息がのむほど可愛いのだが太地喜和子と勝新の喧嘩がすさまじすぎる。田村正和はそういや大映だったのね。

座頭市逆手斬り 12/20 シネ・ヌーヴォ
★★★
→偽座頭市役に藤山寛美が出演。セコイ小悪党を好演しています。

酔いどれ博士 12/20 シネ・ヌーヴォ
★★★
→正体不明なれど医術の腕を持つ男がスラム街の医者になるという話はやや型はまりなれど、楽しめた。小林幸子(少女時代)、江波杏子、東野英治郎、藤岡琢也、ミヤコ蝶々と豪華キャスト。三隅研二流のテンポも心地よい。

兵隊やくざ★強奪 12/20 シネ・ヌーヴォ
★★★★
→兵隊やくざシリーズの一応の完結編。監督は「悪名」の田中徳三。ラストの夏八木勲と勝新太郎との決闘は息を飲むほど美しい。

兵隊やくざ 12/20 シネ・ヌーヴォ
★★★★★
→喧嘩っぱやい勝新太郎と冷静な上等兵、田村高廣のコンビが最高に面白い。勝の天衣無縫な魅力もさることながら、田村の真面目くさった演技もいい。

まらそん侍 12/25 シネ・ヌーヴォ
★★
→勝新デビューしたての頃の映画。題材は面白いが、あんまり面白くなかった。瑳峨三智子がかわいい。

続・兵隊やくざ 12/25 シネ・ヌーヴォ
★★★★
→前作のヒットを受けて監督も増村保造から田中徳三に。森一生、増村保造、田中徳三、三隅研二と勝新は大映の一流の監督に恵まれてますな。今作では脱走に失敗して二人は全く未知の部隊に配属されています。敵役の芦屋兄弟も面白いし、小山明子が可愛い。

とむらい師たち 12/25 シネ・ヌーヴォ
★★★★★
→野坂昭如原作を三隅研二が映画化。勝新演じるデスマスク屋が始める、革命的な葬儀屋の話。前半はすごくバカらしいのだが後半になるにつれて、社会派に転じていく不思議な映画。悪ふざけギリギリの危ない世界なんだが、芸達者な俳優が力いっぱいに演じてくれて楽しめる。伊藤雄之助、藤村有弘、藤岡琢也、財津一郎、遠藤辰雄とよくもまあ、こんな曲者ばかり集めたもんだ。舞台は大阪だからか、脚本は藤本義一。

座頭市血煙り街道 12/25 シネ・ヌーヴォ
★★★★★
→ちゃんばら界を代表する両スターの激突を見るだけでも、もう十分にお金を払う価値がある。ラストの勝新vs近衛十四郎の決闘は映画界に残る名シーン。脚本もよくこなれてて、ラストまで展開が読めなかった。監督は三隅研二で脚本は社長シリーズの笠原良三。これで勝新映画祭は終わり。スクリーンで見る勝新はめちゃくちゃかっこいい。現在進行形で見れた人が羨ましい。

ジョゼと虎と魚たち 12/29 みなみ会館
★★★★★
→池脇千鶴の真骨頂とも言える作品でおそらく代表作になるやろうね。

壬生義士伝 12/31 祇園会館
★★★★
→2003年はこの映画で打ち止め。佐藤浩市がとにかくいい。

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