「キネマの星座」2003年映画祭最終夜〜今年、私をむかつかせた映画〜
2004年1月7日 さてワーストランキングですが。。これも選ぶのに苦労したよ。10個選ぼうと思いましたが、数が多くて困ったので思い切って15ずつ選んでしまいました。去年はひでえ映画が多かった。。。
1位:「スパイ・ゾルゲ」・・まあ当然でしょ。
2位:「火星のカノン」・・レズの願望ムービーなんて興味ねえや
3位:「オード・ヴィ」・・純粋につまんなかった
4位:「T.R.Y.<トライ>」・・上に同じ
5位:「笑うイラク魂・民の声を聞け」・・テレビと何も変わらん。銭払って見に行く価値なし
6位:「アカルイミライ」・・黒沢清はもういいよ
7位:「福耳」・・つまんない
8位:「木曜組曲」・・大丈夫でつか?篠原さんとマジに思った。
9位:「ドラゴンヘッド」・・SAYAKAの起用がすべての問題だ。
10位:「ドッペルゲンガー」・・題材が陳腐。つまらん
11位:「恋愛寫眞」 ・・堤はどこまで行っても堤だ
12位:「ぷりてぃ・ウーマン」・・つまらん
13位:「魔界転生」・・窪塚よ、少し休め
14位:「ぼくんち」・・阪本の悪い癖が出た
15位:「バトル・ロワイアル? 鎮魂歌」・・ストーリーがなあ。。
1位:「クリスティーナの好きなコト」・・下品な映画というのはその分面白くなかったらいかんのだがちっとも面白くない。なんだ、こりゃ
2位:「藍色夏恋〈あいいろなつこい〉」・・この手の映画はもう飽きた。脚本がぬるすぎる。
3位:「テープ」・・俳優に専念しろ、イサーン・ホーク
4位:「007 ダイアザナーディ」・・寝た。思いっきり寝た
5位:「ギャング・オブ・ニューヨーク」・・前半はともかく、後半は何だ。悪役の方が魅力ありすぎて暴走して映画がめちゃくちゃになった。
6位:「名もなきアフリカの地で」・・つまらん
7位:「えびボクサー」・・えびが気色悪い。
8位:「スコルピオンの恋まじない」・・飽きた。
9位:「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」・・ほめる人多いが、全然でした。キャメロンディアスも仕事選べよ。
10位:「めぐりあう時間たち」・・金払って何で厭な思いになって帰らんとあかんのだ。ニコールキッドマンをブスにするんじゃねえ
11位:「アダプテーション」 ・・だるい。
12位:「タキシード」・・つまらん。
13位:「酔っ払った馬の時間」・・つまらん。
14位:「リーグ・オブ・レジェント/時空を越えた戦い〈吹替え版〉」・・つまらん
15位:「少女の髪どめ」・・つまらん!お前の映画はつまらん。
さて次は【今年映画界に貢献しなかったビッチへ】。。怒るなよ。
【今年映画界に貢献しなかったビッチへ】
篠田正浩閣下
・・長年、映画を撮っていながらくだらない作品を垂れ流して若手映画監督に「あれぐらいの映画撮れれば業界に残れるんや」と思わせた罪。映画界から永久追放が望ましい。
戸田奈津子皇后様
・・翻訳界の女王。「ロード・オブ・ザ・リング」の際に誤訳を垂れ流し、ピータージャクソンにさえ、「あの人に僕の映画を訳させたくない」と言わしめた女王。が、配給会社に「バカこくな!」と圧力かけて(「こいてません。」)「二つの塔」ではあっさりと66回の堕胎を乗り越えて「女王の帰還」を果たす。聖林俳優の記者会見を見ると、その傍らに宦官のように侍っているおばさんがいるので非常に不愉快な気分になる。もはやまともな映画ファンは彼女が訳者の際にはビデオ待ちで吹替え版を楽しむような風潮も出てきているかもだ。百叩きにせにゃ。おったてろ!
黒沢清大監督
・・間違いなく非凡な才能をもった監督だが徐々に劣化していってる気がしてならない。年々、映画がくだらなくなってきている。その分、言うことはでかくなってきてこれから映画を撮ろうとする人を間違いなく萎えさせている。映画はインテリの謎解きじゃねえぞ。
「正義を貫く」朝日新聞様
・・試写会も多くおやりになって、何より社会正義に邁進されている朝日新聞様にたてつくつもりは到底ござりませぬが、文化がどうこう謳っていながら映画後進地域・京都における数少ないミニシアター京都朝日シネマを自社ビルの都合から強制的に締め出すとは如何なものか?
映画評論家・井筒和幸様
・・映画評論家が撮る映画にはロクな作品がないというのは「シベリア超特急」でも実証済みだったがこの映画監督という職業を前歴に持ち、「のど自慢」「岸和田少年愚連隊」「ガキ帝国」という非凡な映画を撮ったこの評論家に多少、期待するものがあった。が、映画の出来とその後の彼の行動、言動から考えて、与える言葉はただ一つ。「どぶにはまって氏ね」
さて最後ぐらいは爽やかに終わろうと言うことで。。来年から活躍して欲しい映画人の発表。本当に頑張って欲しいよ。この人達には。
【敢闘賞】
宮藤官九郎・・苦節云々、日本映画ファンのみ知る存在でしたが今年一年で一気にメジャーにのぼりつめました。時代がやっと官九郎に追いついてきたという感じですね。今年は「ドラッグストアガールズ」「ゼブラーマン」と注目作が目白押しで勝負の年でしょう。
宮迫博之・・演技の上手いお笑い芸人ぐらいにしか思ってなかったが「13階段」「蛇イチゴ」で見せた演技には正直驚いた。この人は本当に演技が上手い。これは天性の才能だ。お笑いの才能は知らないが充分、俳優でメシ食えるで。
三池崇史・・今まで職人として受けた仕事を黙々とこなしていた三池が昨年、初めて自分が作りたい映画を作った。「極道恐怖大劇場 牛頭」がそうだ。プロデュースもほとんど自分が担当して映画の宣伝も全部自分でやったらしい。その経験が今後にどう生きるか、楽しみ。今年は「着信アリ」「ゼブラーマン」がスタート。「ゼブラーマン」は哀川翔が自分の百本目は三池監督に、と指名。今年も三池監督からは目が離せねえ。
山下敦弘・・監督作「ばかのハコ船」はどの映画にも似てない、なんとも不思議な映画だった。笑いのツボを外してるようでキチンと抑えている。ダラダラとしているようでちっとも飽きない。なんとも癖になる。この人の映画をもっと見てみたいと思った。今年は「リアリズムの宿」が公開。今度はどういう映画で楽しませてくれるんだろう
今敏・・「パーフェクトブルー」「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」と確実にファンを獲得していっている。少しずつ、手法を変えていくなどの工夫も忘れていない。既存のアニメと一線を画しています。今年の二月からWOWWOWで始まる「妄想代理人」は必見ですな。
それからもう一つ。
【特別賞】
故・深作欣二
・・70歳を過ぎてからも世の中と戦うような映画を撮れるというのは大変なパワーだったと思う。そのパワーがこれからどこに向かうのか、と私のように「遅れてきた深作ファン」は期待していたのだがその矢先にあなたは逝ってしまった。今年一年、あなたが何を考えて映画を撮ってきたのかを知りたくてずっとあなたの映画ばかり追ってきた。その結果、より映画を見るのが楽しくなった。
明日からは平常更新に戻ります。
1位:「スパイ・ゾルゲ」・・まあ当然でしょ。
2位:「火星のカノン」・・レズの願望ムービーなんて興味ねえや
3位:「オード・ヴィ」・・純粋につまんなかった
4位:「T.R.Y.<トライ>」・・上に同じ
5位:「笑うイラク魂・民の声を聞け」・・テレビと何も変わらん。銭払って見に行く価値なし
6位:「アカルイミライ」・・黒沢清はもういいよ
7位:「福耳」・・つまんない
8位:「木曜組曲」・・大丈夫でつか?篠原さんとマジに思った。
9位:「ドラゴンヘッド」・・SAYAKAの起用がすべての問題だ。
10位:「ドッペルゲンガー」・・題材が陳腐。つまらん
11位:「恋愛寫眞」 ・・堤はどこまで行っても堤だ
12位:「ぷりてぃ・ウーマン」・・つまらん
13位:「魔界転生」・・窪塚よ、少し休め
14位:「ぼくんち」・・阪本の悪い癖が出た
15位:「バトル・ロワイアル? 鎮魂歌」・・ストーリーがなあ。。
1位:「クリスティーナの好きなコト」・・下品な映画というのはその分面白くなかったらいかんのだがちっとも面白くない。なんだ、こりゃ
2位:「藍色夏恋〈あいいろなつこい〉」・・この手の映画はもう飽きた。脚本がぬるすぎる。
3位:「テープ」・・俳優に専念しろ、イサーン・ホーク
4位:「007 ダイアザナーディ」・・寝た。思いっきり寝た
5位:「ギャング・オブ・ニューヨーク」・・前半はともかく、後半は何だ。悪役の方が魅力ありすぎて暴走して映画がめちゃくちゃになった。
6位:「名もなきアフリカの地で」・・つまらん
7位:「えびボクサー」・・えびが気色悪い。
8位:「スコルピオンの恋まじない」・・飽きた。
9位:「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」・・ほめる人多いが、全然でした。キャメロンディアスも仕事選べよ。
10位:「めぐりあう時間たち」・・金払って何で厭な思いになって帰らんとあかんのだ。ニコールキッドマンをブスにするんじゃねえ
11位:「アダプテーション」 ・・だるい。
12位:「タキシード」・・つまらん。
13位:「酔っ払った馬の時間」・・つまらん。
14位:「リーグ・オブ・レジェント/時空を越えた戦い〈吹替え版〉」・・つまらん
15位:「少女の髪どめ」・・つまらん!お前の映画はつまらん。
さて次は【今年映画界に貢献しなかったビッチへ】。。怒るなよ。
【今年映画界に貢献しなかったビッチへ】
篠田正浩閣下
・・長年、映画を撮っていながらくだらない作品を垂れ流して若手映画監督に「あれぐらいの映画撮れれば業界に残れるんや」と思わせた罪。映画界から永久追放が望ましい。
戸田奈津子皇后様
・・翻訳界の女王。「ロード・オブ・ザ・リング」の際に誤訳を垂れ流し、ピータージャクソンにさえ、「あの人に僕の映画を訳させたくない」と言わしめた女王。が、配給会社に「バカこくな!」と圧力かけて(「こいてません。」)「二つの塔」ではあっさりと66回の堕胎を乗り越えて「女王の帰還」を果たす。聖林俳優の記者会見を見ると、その傍らに宦官のように侍っているおばさんがいるので非常に不愉快な気分になる。もはやまともな映画ファンは彼女が訳者の際にはビデオ待ちで吹替え版を楽しむような風潮も出てきているかもだ。百叩きにせにゃ。おったてろ!
黒沢清大監督
・・間違いなく非凡な才能をもった監督だが徐々に劣化していってる気がしてならない。年々、映画がくだらなくなってきている。その分、言うことはでかくなってきてこれから映画を撮ろうとする人を間違いなく萎えさせている。映画はインテリの謎解きじゃねえぞ。
「正義を貫く」朝日新聞様
・・試写会も多くおやりになって、何より社会正義に邁進されている朝日新聞様にたてつくつもりは到底ござりませぬが、文化がどうこう謳っていながら映画後進地域・京都における数少ないミニシアター京都朝日シネマを自社ビルの都合から強制的に締め出すとは如何なものか?
映画評論家・井筒和幸様
・・映画評論家が撮る映画にはロクな作品がないというのは「シベリア超特急」でも実証済みだったがこの映画監督という職業を前歴に持ち、「のど自慢」「岸和田少年愚連隊」「ガキ帝国」という非凡な映画を撮ったこの評論家に多少、期待するものがあった。が、映画の出来とその後の彼の行動、言動から考えて、与える言葉はただ一つ。「どぶにはまって氏ね」
さて最後ぐらいは爽やかに終わろうと言うことで。。来年から活躍して欲しい映画人の発表。本当に頑張って欲しいよ。この人達には。
【敢闘賞】
宮藤官九郎・・苦節云々、日本映画ファンのみ知る存在でしたが今年一年で一気にメジャーにのぼりつめました。時代がやっと官九郎に追いついてきたという感じですね。今年は「ドラッグストアガールズ」「ゼブラーマン」と注目作が目白押しで勝負の年でしょう。
宮迫博之・・演技の上手いお笑い芸人ぐらいにしか思ってなかったが「13階段」「蛇イチゴ」で見せた演技には正直驚いた。この人は本当に演技が上手い。これは天性の才能だ。お笑いの才能は知らないが充分、俳優でメシ食えるで。
三池崇史・・今まで職人として受けた仕事を黙々とこなしていた三池が昨年、初めて自分が作りたい映画を作った。「極道恐怖大劇場 牛頭」がそうだ。プロデュースもほとんど自分が担当して映画の宣伝も全部自分でやったらしい。その経験が今後にどう生きるか、楽しみ。今年は「着信アリ」「ゼブラーマン」がスタート。「ゼブラーマン」は哀川翔が自分の百本目は三池監督に、と指名。今年も三池監督からは目が離せねえ。
山下敦弘・・監督作「ばかのハコ船」はどの映画にも似てない、なんとも不思議な映画だった。笑いのツボを外してるようでキチンと抑えている。ダラダラとしているようでちっとも飽きない。なんとも癖になる。この人の映画をもっと見てみたいと思った。今年は「リアリズムの宿」が公開。今度はどういう映画で楽しませてくれるんだろう
今敏・・「パーフェクトブルー」「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」と確実にファンを獲得していっている。少しずつ、手法を変えていくなどの工夫も忘れていない。既存のアニメと一線を画しています。今年の二月からWOWWOWで始まる「妄想代理人」は必見ですな。
それからもう一つ。
【特別賞】
故・深作欣二
・・70歳を過ぎてからも世の中と戦うような映画を撮れるというのは大変なパワーだったと思う。そのパワーがこれからどこに向かうのか、と私のように「遅れてきた深作ファン」は期待していたのだがその矢先にあなたは逝ってしまった。今年一年、あなたが何を考えて映画を撮ってきたのかを知りたくてずっとあなたの映画ばかり追ってきた。その結果、より映画を見るのが楽しくなった。
明日からは平常更新に戻ります。
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