京都映像フェスタに行って来た。
2003年11月3日☆両日とも雨が降ったりやんだりですっきりしない天気でした。でも人の量はなんかすごかった。もっとも京都は平日よりも休日よりも人が多いので、いつもすごいんですが。3日に大阪に行ってきたのだが凄い人だった。知らんかったんだが、阪神のパレードだったんですね。ずぶぬれで阪神のハッピを着てる人をやたらに見ました。この人ら、去年もファンやったんやろうか。他地方の人から見れば関西は阪神ファンばかりなんでしょうが実際は巨人ファンもかなり多いし、阪神ファンと言っても「なんとなく阪神ファン」もかなり多かった。それが今年、回りがもう100年以上阪神を応援してるファンばかりになっちゃった。まあいいんですけど。ヤクルトのファンとしては甲子園のレフトスタンドまで阪神ファンで満杯という今の状況はチト勘弁です。前から阪神ファンばっかでしたけど、今は席とれへんもん。
☆京都文化博物館のKYOTO映像フェスタを見てきました。大きく分けると映像の技術的なことと映画の歴史に分かれます。自分の姿が大魔神とツーショットになってたり、なかなか面白い。映りこみってやつですな。それから大魔神もいます。京都アニメーションのアフレココーナーとか太極拳を踊るロボットもいます。
☆ただ私がハマったのは映画の歴史の方ですな。横田永之助が映画の興行を始めたのが1897年。そこから日本映画の歴史が始まったのだ。日露戦争のニュース映画からマキノ省三が映画を作り始める。目玉の松っちゃんの大ブームから映画俳優という職業がスタート。やがて傾向映画の時代がやってくる。独立プロ、映画会社、撮影所が乱立しながら映画は戦争に飲み込まれる。映画会社は一つに統合され、国策映画の時代。山上伊太郎の憤死、山中貞雄病死。映画人は自由に映画を撮れる日を夢見ながら爪をとぐ。そして戦後、GHQによるチャンバラ規制を乗り越え、1951年黒沢明は「羅生門」を撮る。。この間、これ以降もそしてこれからも京都は映画の現場であり続けているのだ。そのことが確認できる、素敵な催しです。京都は私が思う以上にずっとすごいのだ。在野で研究を続けている学者には本当に頭がさがる。特に立命館はえらい。ほとんどの資料が立命館じゃんか。
☆残念なニュースもある。昔、映画館街と言われた新京極よりまた一つ映画館が消える。美松劇場の来年の1月での閉館が決まった。いつか来るだろうと思ったが遂に来たか。でも正直な話をすると営業努力も全然してなかったし、ある意味自業自得だと思う。
☆文化博物館では「ミュージックシアター」と題するシネマジャズライブもあって行って来た。なかなか楽しかったのだが映画好きが満足できる内容と言えば少し違うと思う。コンサートってのは基本的にファンしか来ないんだが、こういうイベントはファン以外の人も来るのでどうしても温度差ができる。ファンじゃない人にとっては映画の曲、ほとんど無いやんと思うし、ファンにとっては彼らの曲をやって欲しいのだと思う。K−106というグループが少し気の毒になった。私は彼らのことは全然知らんかったが少しファンになった。何にしてもコンサートはいいもんだ。耳がキーンとなったけど。
☆2日はMOVIX京都で「フレディVSジェイソン」と京都文化博物館で「用心棒」。3日はテアトル梅田で「10億分の1の男」とこの連休は4本ですか。まあこんなもんかもしれません。特に見たい映画もないことですし。「阿修羅のごとく」早く見たいんだけどねえ。。
☆親戚が亡くなりました。明日はお通夜です。
☆京都文化博物館のKYOTO映像フェスタを見てきました。大きく分けると映像の技術的なことと映画の歴史に分かれます。自分の姿が大魔神とツーショットになってたり、なかなか面白い。映りこみってやつですな。それから大魔神もいます。京都アニメーションのアフレココーナーとか太極拳を踊るロボットもいます。
☆ただ私がハマったのは映画の歴史の方ですな。横田永之助が映画の興行を始めたのが1897年。そこから日本映画の歴史が始まったのだ。日露戦争のニュース映画からマキノ省三が映画を作り始める。目玉の松っちゃんの大ブームから映画俳優という職業がスタート。やがて傾向映画の時代がやってくる。独立プロ、映画会社、撮影所が乱立しながら映画は戦争に飲み込まれる。映画会社は一つに統合され、国策映画の時代。山上伊太郎の憤死、山中貞雄病死。映画人は自由に映画を撮れる日を夢見ながら爪をとぐ。そして戦後、GHQによるチャンバラ規制を乗り越え、1951年黒沢明は「羅生門」を撮る。。この間、これ以降もそしてこれからも京都は映画の現場であり続けているのだ。そのことが確認できる、素敵な催しです。京都は私が思う以上にずっとすごいのだ。在野で研究を続けている学者には本当に頭がさがる。特に立命館はえらい。ほとんどの資料が立命館じゃんか。
☆残念なニュースもある。昔、映画館街と言われた新京極よりまた一つ映画館が消える。美松劇場の来年の1月での閉館が決まった。いつか来るだろうと思ったが遂に来たか。でも正直な話をすると営業努力も全然してなかったし、ある意味自業自得だと思う。
☆文化博物館では「ミュージックシアター」と題するシネマジャズライブもあって行って来た。なかなか楽しかったのだが映画好きが満足できる内容と言えば少し違うと思う。コンサートってのは基本的にファンしか来ないんだが、こういうイベントはファン以外の人も来るのでどうしても温度差ができる。ファンじゃない人にとっては映画の曲、ほとんど無いやんと思うし、ファンにとっては彼らの曲をやって欲しいのだと思う。K−106というグループが少し気の毒になった。私は彼らのことは全然知らんかったが少しファンになった。何にしてもコンサートはいいもんだ。耳がキーンとなったけど。
☆2日はMOVIX京都で「フレディVSジェイソン」と京都文化博物館で「用心棒」。3日はテアトル梅田で「10億分の1の男」とこの連休は4本ですか。まあこんなもんかもしれません。特に見たい映画もないことですし。「阿修羅のごとく」早く見たいんだけどねえ。。
☆親戚が亡くなりました。明日はお通夜です。
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