2003年度半期洋画邦画ベストテン
2003年7月1日 今日から遂に7月。この2003年も半分が終わりました。なんかもう阪神は優勝しそうだし、世界戦争は起こりそうだし、ふと気づけば有事法制も個人情報保護法案もひかれてるし、なんか世の中の流れがおっそろしく早い昨今ですが、皆様如何お過ごし。まだまだ今年はいろんなこと起こりますよ。とりあえず梅雨だけは早く終わって欲しいです。
映画業界も今年はハリポタのヒットが続く中で始まり、「指輪物語」に「戦場のピアニスト」「シカゴ」そして「マトリックス リローデッド」「チャーリーズエンジェル フルスロットル」と流れるように大作が続いております。まあここまでは予定通りでいよいよ夏戦線に突入。「T3」がどこまで行くか。「カリブの海賊」がどこまで追いすがるか。もしくはマトリックスの逃げ切りか。まあ景気のいいことでございます。一方、ミニシアターでは世相にぴったりあった感じでの公開となった「ボーリング・フォー・コロンバイン」が堅調。「酔っ払った馬の時間」などの社会物で普段ミニシアターに来ない人を呼び込みました。
一方、邦画は日本映画を担う中堅どころの阪本「ぼくんち」、黒沢「アカルイミライ」、平山「魔界転生」の出来が悪くて本当に日本映画界大丈夫か、と危惧する厭な半年でした。そんな中でも崔「刑務所の中」、三池「許されざる者」、塩田「黄泉がえり」、滝田「壬生義士伝」が気を吐きました。特に東映は期待充分だった「トライ」のミニマムヒットに「魔界転生」のコケでいよいよ赤信号点滅。7月からの「バトロワ?」がどれだけ行くか。正月までのラインナップもロクにできていないだけに夏は本当に勝負。東宝にしても篠田に大枚はたいて作らせた「スパイゾルゲ」が大コケで「黄泉がえり」の貯金を使いきりました。「踊る2」に期待。あと個人的に「ロボコン」期待。松竹は前年からの「たそがれ清兵衛」に引き続き「壬生義士伝」と堅調。いよいよ松竹も復活かもしれません。
で、さて今年半年の私のランキングでございます。今年は半年で自己最多となる92本の鑑賞。1月からバイトとは言え、フルタイムで働いておったのですが結構な本数になりました。うち今年度公開は64本。うち邦画が31本。いつも通り、キネ旬方式で洋画、邦画わけてのランキングになっています。まずは洋画から。
8Mile 6/21
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 2/26
北京ヴァイオリン 6/28
戦場のピアニスト 2/7
猟奇的な彼女 4/6
アバウト・シュミット 5/24
過去のない男 5/28
?−メン2(日本語版)5/5
マトリックス・リローデッド 6/23
ボウリング・フォー・コロンバイン 3/24
「8Mile」は正直、どうかなと思ってた作品でしたが見てみると単なるサクセスストーリーではなく、どん底に落ちた男が様々な壁に挑戦して自分の居場所を見つけていくという青春映画でした。ただ今年の前半は特にこれと言って目立った作品が少なかったような気がします。
次は邦画です。
許されざる者 4/19
刑務所の中 1/18
壬生義士伝 1/26
星に願いを。5/9
ラスト・シーン 1/24
新・仁義無き戦い/謀殺 2/15
クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード 4/20
私のグランパ 4/6
人斬り銀次 4/12
理髪店主の悲しみ 3/1
ここに来て三池がめちゃくちゃよくなってきた。2時間半もある長い映画ですが厭きさせることなくじっくり見せる力量が出てきました。あと拾いものだったのは「星に願いを。」と「新・仁義無き戦い/謀殺」。特に富樫森は俺の感性をくすぐりまくる作品を作ってくれるのでこれからも楽しみ。
あとおまけのワースト10作品(順不同)を加えときます。
恋愛寫眞、笑うイラク魂・民の声を聞け、木曜組曲、スパイゾルゲ、T.R.Y.<トライ>、火星のカノン、クリスティーナの好きなコト、007 ダイ・アザナー・ディ、ノー・グッド・シングス、タキシード、ギャング・オブ・ニューヨーク
映画業界も今年はハリポタのヒットが続く中で始まり、「指輪物語」に「戦場のピアニスト」「シカゴ」そして「マトリックス リローデッド」「チャーリーズエンジェル フルスロットル」と流れるように大作が続いております。まあここまでは予定通りでいよいよ夏戦線に突入。「T3」がどこまで行くか。「カリブの海賊」がどこまで追いすがるか。もしくはマトリックスの逃げ切りか。まあ景気のいいことでございます。一方、ミニシアターでは世相にぴったりあった感じでの公開となった「ボーリング・フォー・コロンバイン」が堅調。「酔っ払った馬の時間」などの社会物で普段ミニシアターに来ない人を呼び込みました。
一方、邦画は日本映画を担う中堅どころの阪本「ぼくんち」、黒沢「アカルイミライ」、平山「魔界転生」の出来が悪くて本当に日本映画界大丈夫か、と危惧する厭な半年でした。そんな中でも崔「刑務所の中」、三池「許されざる者」、塩田「黄泉がえり」、滝田「壬生義士伝」が気を吐きました。特に東映は期待充分だった「トライ」のミニマムヒットに「魔界転生」のコケでいよいよ赤信号点滅。7月からの「バトロワ?」がどれだけ行くか。正月までのラインナップもロクにできていないだけに夏は本当に勝負。東宝にしても篠田に大枚はたいて作らせた「スパイゾルゲ」が大コケで「黄泉がえり」の貯金を使いきりました。「踊る2」に期待。あと個人的に「ロボコン」期待。松竹は前年からの「たそがれ清兵衛」に引き続き「壬生義士伝」と堅調。いよいよ松竹も復活かもしれません。
で、さて今年半年の私のランキングでございます。今年は半年で自己最多となる92本の鑑賞。1月からバイトとは言え、フルタイムで働いておったのですが結構な本数になりました。うち今年度公開は64本。うち邦画が31本。いつも通り、キネ旬方式で洋画、邦画わけてのランキングになっています。まずは洋画から。
8Mile 6/21
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 2/26
北京ヴァイオリン 6/28
戦場のピアニスト 2/7
猟奇的な彼女 4/6
アバウト・シュミット 5/24
過去のない男 5/28
?−メン2(日本語版)5/5
マトリックス・リローデッド 6/23
ボウリング・フォー・コロンバイン 3/24
「8Mile」は正直、どうかなと思ってた作品でしたが見てみると単なるサクセスストーリーではなく、どん底に落ちた男が様々な壁に挑戦して自分の居場所を見つけていくという青春映画でした。ただ今年の前半は特にこれと言って目立った作品が少なかったような気がします。
次は邦画です。
許されざる者 4/19
刑務所の中 1/18
壬生義士伝 1/26
星に願いを。5/9
ラスト・シーン 1/24
新・仁義無き戦い/謀殺 2/15
クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード 4/20
私のグランパ 4/6
人斬り銀次 4/12
理髪店主の悲しみ 3/1
ここに来て三池がめちゃくちゃよくなってきた。2時間半もある長い映画ですが厭きさせることなくじっくり見せる力量が出てきました。あと拾いものだったのは「星に願いを。」と「新・仁義無き戦い/謀殺」。特に富樫森は俺の感性をくすぐりまくる作品を作ってくれるのでこれからも楽しみ。
あとおまけのワースト10作品(順不同)を加えときます。
恋愛寫眞、笑うイラク魂・民の声を聞け、木曜組曲、スパイゾルゲ、T.R.Y.<トライ>、火星のカノン、クリスティーナの好きなコト、007 ダイ・アザナー・ディ、ノー・グッド・シングス、タキシード、ギャング・オブ・ニューヨーク
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