ここではほとんど映画の感想以外のことは書きませんが私生活とは申しますと田舎の方でまあ楽しくやっとります。来た時には「何と忙しいとこなんだ」とへこんでおりましたが、波は越えました。多分、今月は残業ないです。

 現在の更新だけでも結構しんどいのですが、2週間か一ヶ月単位で映画コラムを書こうと考えております。少し真面目なコーナーもやりたくなってきました。

 今月も特に大当たり(ブルズアイ)な作品はありませんでしたが、気付けば12本。今年度鑑賞本数も77本に達しました。目標の150本はいけるかな。まあそんなに見たい作品ないんですけど。


魔界転生 5/1 MOVIX京都シアター7

→個々のエピソードは面白くないこともないが、全体に見たら駄作。平山監督の遊び癖が悪い方向に結びついたのと窪塚の勝手な思い込みによる独走が完全に浮き上がった。麻生久美子を始めとした女性陣もちっとも魅力的に撮れていない。全然駄目。

☆負ケラレマセン勝ツマデハ 5/4 みなみ会館
★★★
→税金を巡る軽いコメディ。社長シリーズでおなじみの森繁、小林桂樹のコンビが楽しい。乙羽信子の何となくとぼけた演技もいい。結局、「森繁映画祭」はこれしか行けなかった。

?−メン2(日本語版)5/5 京極東宝2
★★★★
→超能力の持ち主をマイノリティと定めたアイディアは前作よりもくっきりとして、ドラマを浮き出させてる。前作ではただの悪役だったマグニートは魅力あるキャラに変身し、説得力すらも出てきた。だが今作の主役は敵のウルヴァリンに恋慕を抱く、悲しすぎる少女のミスティークであろう。演じてる人はグラビアアイドルらしいが、この役では顔がわからん。役者魂を感じる。おまえーた、アンナ・パキンばっか見てんじゃねーぞ。

星に願いを。5/9 美松劇場2
★★★★
→よく考えれば、かなり穴がある作品なんだがやっぱり今思い出してもいい映画だと照れずに言おう。ヌルすぎる恋愛映画に國村準の一本筋が通った演技がアクセントになっている。もう一回見に行こうかと思うぐらい。富樫森は癖になる。WOWWOWのオリジナルドラマ「俺は鰯」も見てしもうた。

T.R.Y.<トライ> 5/17 祗園会館
(´・ω・`)ショボーン
→全然駄目。東映の社運を賭けた映画を大森一樹に撮らせるあたり、岡田ジュニアのボンクラぶりは相当なもんであることが推察される。まだ役者やってる方がいいんじゃない?星つけるほどの映画でもないので星もつけない。著しく、時間の無駄であった。いいとこ、全く無し!

☆宣戦布告 5/17 祗園会館
★★★
→今まで見る機会を探ってたのがやっと見れた、という感じ。こういう映画がある程度のリアリティが見れるような世の中になったことを感じる。対面ばかり気にする外務省に実際には何もできない防衛庁などには背筋が寒くなる。在日問題にも踏み込むなどかなり本格的な映画になっているが惜しむらくは笑うシーンが全く無く、少し肩に力が入りすぎたところか。まあそこまでを求めるのは酷か。

GUN CRAZY Episode 3: 叛逆者の狂詩曲 5/18 動物園前シネフェスタ4(SCREEN2)
★★
→仲根かすみのぼんやり加減をうまくキャラ設定につかったところは褒められるが映画自体のスケールが小さくなってしまったのが残念。まあ大谷みつほも可愛く撮れてたのでアイドル映画としては上出来とは思います。ただ、車上荒らしの捜査官は銃を持てないと思うけど。

GUN CRAZY Episode 4: 用心棒の鎮魂歌 5/18 動物園前シネフェスタ4(SCREEN2)
★★★★
→映画秘宝読者に大モテの加藤夏希が主演。結構、本格的にアクションしてるし、少し「七人の侍」へのオマージュが入っている演出が好き。70分でここまでやってくれる映画がまだ日本にあることを嬉しく思う。

めぐりあう時間たち 5/23 MOVIX京都シアター3
★★
→劇場でリピーター割引をしておったが、一回見ただけではすべてを理解でききれん映画。でもこれは結局は脚本の不首尾だと思う。何をやりたいかもわかるし、それなりに見る価値はあると思うが、他のやり方があったと思う。大体、何故ニコール・キッドマンの鼻に変なものをかぶせてまで、ヴァージニア・ウルフをやらせたかったのかよくわからん。

アバウト・シュミット 5/24 美松劇場1
★★★★★
→感想で散々書いたので詳しくは書きませんが、アメリカでもこういう映画がやはり涙が誘うのね。特に大きな事件もなく、二時間近くもある映画ですが厭きさせないのはさすが。なお、小ネタですがムーア髯の薄らハゲを演じた俳優さんは「ベズトフレンズウェディング」でキャメロン・ディアスとジュリア・ロバーツに愛されてました。役者ってなんでもやるのね。

過去のない男 5/28 みなみ会館
★★★★
→少しぬけたような演出にどっぷりハマった。主題ははっきりとわからんが、どんな状態になっても人生は進む、と言いたいんやろか。とりあえず、クレイジーケンバンドのCDはいつかゲットせねば。

ハンテッド 5/31 MOVIX京都シアター7
★★★
→若干、トミー・リー・ジョーンズがヘタってたような気がするがまあ面白かった。ベネチオ・デルトロファンにとっては充分、楽しめる映画。

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