いやアハハではなくて。。もう色々ありますなあ。つうかここのページだけ見てる人にはわからないのですが。。

まあ大人の事情ということです。

厭な時代ですな。
レンタル日記サイトもすごいですな。
批判を浴びたらこちらの言い分も聞かずに削除ですか。どっちにしても解約する予定でしたが、なんかむかつきます。こっちはそんなことないとは思いますが。たいしたこと書いてないしね。

 こんな時代ですが昨日、WOWWOWで放送された「サウスパーク」は最高でした。どうでもいい、センスがねえバカ映画ばっか放送し、藤井隆なんぞをCMに起用する暴挙を犯す放送局ですが「サウスパーク」を放送しているだけの理由で私は契約しているのです。
 某国営放送にて火曜日の夜に多くの親父達に涙を流させるあの番組のパロディでした。しかもナレーションやってるのがあの田口トモロヲ!いや確信犯だわ、日本のスタッフ。最高の吹き替えでありました。
 三流大学のバカ生徒会にホームページぶっ壊されるわ、バカ学生に統一教会の手先扱いされるわ、と本当にサノバビッチな時代ですが「サウスパーク」があるなら私、何とか生きていこうと思います。

 さて今日の映画ですが「サウスパーク」ではないですが、先ほど祇園会館で見た、「陽はまた昇る」、「突入せよ!『あさま山荘』事件」の二本立てであります。某昼帯番組的に言うとこの2つは「プロジェクトX」つながりになります。別に二本ともNHKの資金が入ってるわけではありません。二つとも東映の作品で親父に向けて作られた映画です。
 「陽はまた昇る」は歴史的に有名なVHSの物語。プロジェクトXの初期の傑作です。めちゃくちゃベタな映画ですが、数回うるっと来るシーンがあります。欠点は敵役の石橋蓮司の出番が少ない。当初の予定では次長の渡辺謙が敵役だったんでしょうが、やや融通は利かないがいい奴というキャラクターになっていました。
 面白かったのはVHSが完成してから、VHSが標準になるまでの道のり。どっちかというと技術者よりも営業の方に思い入れしてしまう。ただまあ、実際にあったドラマを元にしたドラマによくあることですが思い切ったデフォルメができない。子飼いの緒方直人に逃げられたり、開発が失敗しまくったりするシーンはあるのですが苦悩のシーンが少なかったです。あと主人公が完璧すぎて、ともすれば「ええ子ちゃん映画」になってしまいます。そういう意味ではベタな映画でした。ただ、現実のドラマに振り回されまくったのは「突入せよ!『あさま山荘』事件」も同じ。いやこっちの方がひどいか(笑)
 今年の正月、「プロジェクトX」であさま山荘事件が取り上げられました。今までほとんど表舞台に立たなかった鉄球兄弟を取り上げた、今までとは一風違うあさま山荘だったのですが、これを見て激怒したのが佐々淳行先生。俺が全然取り上げられていない!「あさま山荘」の本を書いた俺が何で出ていないんだ!確かに番組中、佐々さんは警視庁からの応援部隊として名前が挙げられているだけ。それで作られたのがこの映画。
 んなアホな。。と思うあなたは「プロジェクトX」とこの映画を見比べてみればよろしい。映画の中では佐々さんは飛んだり跳ねたりの大活躍。「プロジェクトX」とは違って長野県警は足引っ張りまくりだし、鉄球兄弟はほとんど出てこない。(椎名桔平がやってたけどね)
 佐々さんがそう要求したのかどうかは知りませんが佐々さんは映画の中ではヒーローでした。映画としては主人公をしっかり立てる方が映画作りやすいからそうしたんでしょうが、ここまでやるか?
 原田監督の作品はオーケストラを見ているように多くの俳優を使いますが、今回もそれは生かされていました。遠藤憲一、矢島健一、松尾スズキ、もたいまさこはよかったなあ。コメディ役が多い荒川良々もよかった。ただ見ててしんどい。特に突入シーンは。タダでさえ他の映画で見ない役者さんばかり出るから誰が誰かわからない。
 あさま山荘に関しては犯人側から描かれた総括映画「光の雨」っていう作品もあります。3本を見比べるのも一つの趣向かも。「光の雨」は厭な映画だけどね。

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